北大西洋条約機構(NATO)軍を中心とする国際治安支援部隊(ISAF)は8日、アフガニスタンで7月にあった旧支配勢力タリバンとの戦闘で、英BBCのアフガン人記者を自爆攻撃をしようとした武装勢力と誤って射殺したとの調査結果を発表した。BBCが8日報じた。
殺されたのはアフマド・オメド・クプルワク記者(25)。中部ウルズガン州の州都で7月下旬、米兵が建物内に避難していた記者を銃撃した。記者は武装していなかったが、ISAFは「交戦規則に違反していない」と正当化している。記者は結婚したばかりで、生後3カ月の娘がいる。【岩佐淳士】
毎日新聞 2011年9月9日 11時15分(最終更新 9月9日 12時38分)