本日、二日間に渡る劇場盤握手会を終えました。
元々は劇場の中で行っていたこの「劇場盤」の握手会もいまや、幕張メッセの3つのホールをぶち抜きで、一日約10万人を集める一大イベントに変化しました。
昔は僕も含めた、劇場盤スタッフやマネージャーのみで劇場盤の運営を行っていたことが信じられません。
今回も二日間に渡り、支配人部屋を行いました。多かったご質問については、既にブログとTwitter @tgsk48にて共有させて頂いております。
また、宿題としてお預かりした、各セクションとの調整や確認が必要な事案につきましては、分かり次第、ブログにて発表させて頂きますので、今しばらくお待ちください。
握手会イベントとしては色々な問題点が浮上して参りましたが、まずは、本日の握手会においてメンバーが体調不良で不参加になったり、途中で終了してしまったりしてしまい、今日、メンバーと握手をすることを心の底から楽しみにしていたファンの皆様をやりきれない思いにさせてしまいましたこと、心よりお詫び申し上げます。
本日の運営の問題点
①レーンの受け付け終了の告知がわかりづらかった
②剥がしが乱暴だった
③トレーディングエリアで金銭授受をしていた
などにつきましては、次回の握手会にて改善するよう伝えます。
本日色々な話を聞いて改めて実感しましたが、今のAKB48は、本当に幅広い層の方がAKBを支えてくださっています。
ただ、その反面、大きく成長したAKBを利用して私服を肥やそうとファンではない人間がAKBに近寄って来ていることも事実です。
そして、その事実をファンの皆様には理解して頂きたいのです。
パッと見は普通のファンかもしれませんが、そうした人達は
お金儲けの為に、身分証明書を貸したりします。
目を離した隙に財布を抜き取ったり
します。
イベント会場の近くでメンバーの盗撮写真を使用した非公式グッズを販売しています。
AKBを純粋に応援したいというファンの気持ちを利用したこうした事実を見聞きすると、本当に腹が立ちます。
転売撲滅の最も有効な対抗手段は「買わないこと」です。
おそらく転売で手に入れる人は本当に軽い気持ちで
「どうしても握手をしたいから」
「転売で買った方が楽だから」という理由が大半だと思います。
「AKB48を悪くしたいから」と思って転売で購入している人はいないと思います。
でも、その行為はAKB48の首を締めます。
このままの状況が続くようであれば、今後は、顔写真付きの身分証明書のみしか受付をしないという体制に変更しなければなりません。
どんどんルールを厳しくして、警備員の数を増やして、柵を増やして・・屈強なガードマンが目を光らせる。
そんな握手会に参加して果たして、メンバーもファンの皆様も楽しめるのでしょうか?
さらに、最近は、今までにないトラブルとしてイベントに参加した人がメンバーに酷いことを言ったり、馬鹿にしたり、おもちゃのゴキブリを持って脅かしたりするという事を聞きます。
皆様にお願いです。
メンバーはAKB48として自分の夢を叶える為に、毎日頑張っています。そして、その夢を応援して下さるファンの皆様に御礼をさせて頂く為に握手会を行っております。
決して、酷いことを言われても、泣くのを耐えて笑顔を作ったりする為に握手会を行っているわけではありません。
AKB48である前に、応援して下さる皆様と同じ、人間です。
そして、大半のメンバーは、殆ど社会経験のない中・高生です。
大人は冗談だと思って言ったことも、どう解釈して良いのか?わからないことも多いと思います。
時には疲れていることもあると思います。
それでも、皆様に「応援してます!」「頑張ってください!」と言われると元気になれるから握手会を楽しみに出来るのです。
昔、ファンの皆様に「応援することはメンバーの笑顔を守ること」だとお伝えしたことがあると思います。
握手会で大切なのは、どうしたらメンバーから認知を貰えるか?ではありません。
何を伝えたらメンバーが笑顔になってくれるか?
が一番大切なのです。
ファンの皆様の笑顔を見て、メンバーが笑顔になる。メンバーの笑顔を見て、ファンの皆様が笑顔になる。
こうして、人と人との「絆」を深めるのが握手会です。
そして、ファンの皆様とメンバーと運営が三位一体になって「絆」を深めて来たからこそ、今のAKBがあります。
その「絆」を大切にこれかも握手会を行いたいです。
その為には、ファンの皆様からのご協力が必要不可欠です。
10万人になっても、劇場で行っていた時のようなアットホームさのある握手会にする為に・・・
これからもAKB48プロジェクトの応援宜しくお願い致します。