昨日というか金曜日は光速プロレスの撮影でインディアナポリスに行った。
インディアナポリスというと私の頭にポップアップするのが
昔の仲間であるスコット・ローマー。30年来の友達である。

ゴングの通信員もやっていたローマーは私がこの人生の中で知りあった中で
最もユニークなキャラクターを持った男の一人。
その意味で言えば東の横綱がウォーリー山口で西の横綱がスコット・ローマー。

大関クラスに元ゴングの原君かな?

そしてローマーは私の唯一のユダヤ人の友達。

10年ぐらい前、ローマーの車の助手席に乗っていた時、こんなことがあった。
マクドナルドのドライブスルーでローマーはハンバーガーのセットを注文。
セットにはフレンチフライと飲み物が付いているわけだが、
運転席のローマーは窓越しの店員に「フレンチフライは沢山ね」と言い出す。

店員は言われた通りフレンチフライをてんこ盛りにしてくれた。
追加料金などもちろんナシで。

食べ物はバーガー、フレンチフライともに紙袋に入っているが、
フレンチフライは独自の紙の入れ物に入った上でそれが紙袋に入っている。

ローマーはてんこ盛りのフレンチフライの半分ほどをそのまま紙袋に入れて
少なくなったというか半分ぐらいしか入っていない紙の入れ物を店員に差し出す。
そして次の瞬間、店員に対して「もっともらえますか?」と言い出した。
店員は恐らくとんでもなく呆れただろうが彼の言うとおり
再びその紙の入れ物をてんこ盛り状態にした。

さすがユダヤ人というか…私の目が点になった忘れえぬ想い出だ。

今回ローマーに会って助手席に座りながらその時の話をしたら
「俺はいま健康に気をつかっているから、フレンチフライは食べないんだよ」とのこと。
聞くところによると数ヶ月前脳内出血で倒れて入院していたという。
彼は私と同じ1959年生まれ。人生、恐ろしいものだ。

今回は一緒に光速プロレスに行き、試合後、彼の奥方も含めて三人で食事したあと
ホテルまでおくってもらった。食事を一緒にした場合、払うのは絶対に私のほう。
ローマーに金を出させるなんて御釈迦様でも無理だろう。

とにかく面白い男。
翌朝、ホテルでフェイスブックを見ると彼はこんな写真をアップしていた。
1989年のアメリカでの1シーン。
馬場さん鶴田さん、そして三沢選手に帽子を被ったケイジ中山さん…みんな若い。

懐かしい写真を見せてくれたローマーに感謝である。


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