9・11同時テロは歴史の必然
当然の歴史認識を示しただけで、批判されるいわれはない。
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同時テロ「歴史の必然」
自民党の石原伸晃幹事長は10日、青森県弘前市で開かれた同党衆院議員主催の会合で講演し、2001年9月の米同時テロに触れ、「キリスト教支配に対するイスラム圏の反逆、歴史の必然として起こった出来事ではないか、と(当時)思ったことを覚えている」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110910-00000059-jij-pol
石原慎太郎東京都知事と比べてですが、さっぱりつまらない面白味のない子息だと思ってきた。だが、今回の発言を機に一皮剥けて欲しいものです。あっさりと謝罪してしまうようなみっともないことはやるべきではない。今回の発言を貫き通すことが出来れば、大政治家として頭角を現すことになるのではないか。
この発言を批判している人達に言いたいことがあります。奇麗事ばかり言っていたって何も変わらないということです。
>「キリスト教支配に対するイスラム圏の反逆、歴史の必然として起こった出来事ではないか、と(当時)思ったことを覚えている」と述べた。
正直で良いではないか、私などもそう思った一人です。テロ行為の全面的否定は歴史を語る上では間違いです。そのような視点に立って歴史を見る目を養うことも必要です。
この問題に関して私は2ちゃんねるなどでもリベラル派や左翼を相手に活発に論争してきました。
懐かしの2ちゃんねる論争
文明の衝突 その1
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/50220837.html
文明の衝突 その2
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/50233583.html
文明の衝突 その3
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/50266774.html
文明の衝突 その4
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/50282975.html
文明の衝突 その5
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/50338604.html
また2007年9月10日には次のように書いています。
現在、アフガニスタンでは多くの国が軍隊を派遣して、イスラム原理主義のタリバンそして国際テロ組織アルカイダとの戦争状態にあります。この戦いは主に欧米諸国が中心となっています。
では何故、欧米諸国はこのアフガニスタンという辺境の地に軍隊を送って戦っているのでしょうか?先ずそのことから語り始めなければなりません。
冷戦の崩壊後、衝撃的な本が発表されました。ハーバード大学のハンチントン教授が書いた『文明の衝突』です。この著の中でハンチントン教授は冷戦崩壊後の世界を「イスラム・儒教文明」VS「西欧キリスト文明」の戦いになると予言しました。
この予言の著の不気味さは、その後の世界情勢が書かれた如く両文明の衝突が確かに現実のものとなりつつある点です。ロシアは「西欧キリスト教文明」に与するとも思われましたが、ここに来て大きく方向転換を見せ始めています。この点は後日触れることにします。
イスラム教とキリスト教は元々は混在しており、それほど厳しい対立の中にあったわけではありませんでした。互いに一神教であり相容れない要素はあるものの、歴史的には互いを認め合ってきたとも言えます。しかし、冷戦の崩壊後にこの両文明は激しい対立の方向に舵を取り始めました。ハンチントン教授は「イスラムは西欧に対して闘争を挑むようになる」と予言しました。
なぜ、そのような予言(予測)が為されたかと言えば、イスラムは産業革命以後は大きくキリスト教文明から差をつけられ、遅れをとってしまったと考えている。特に西欧社会とは隣接しており、その感情は目にしての感覚からのもので、受け容れざるを得なかった。そして、そこから自分たちが何を為すべきかを迷いながらも一つの結論に至った。
それがイスラム原理主義の誕生である。産業革命への成功で発展した西欧社会。それを眼前に眺め自分たちの敗北感を埋めるものは、それへの追従ではなく、7世紀のコーランの世界に回帰したのです。女性が表の社会に出ることを厳しく禁じて、タリバンは女性が教育を受けることさえも認めようとしなかった。コーランの戒律に忠実であらねばならないとする教えに価値を見出し、それを以って西欧と対峙しようとしたのです。
そして、あの運命的な9・11事件が起きた。欧米文明の価値観からすれば、その文明破壊と挑戦こそは、絶対に容認できるものではなかった。だからこそ欧米諸国は遠くアフガンに軍隊を送り、そこを平定しようと必死なのです。
※私は西欧文明が全て正しいとは思いません。環境破壊の元凶こそ、この産業革命の科学万能主義に他ならないからです。しかし、この議論は後日行ないます。
以上
石原氏とは考え方の違いはあるが、歴史というものは突然にして大事件が引き起こされるように見えるが、そこには様々な現象が複雑に絡み合い、全てに因果関係があると思う。いきなり結果だけが強調されるが、それを歴史的に紐解くことは大切です。
<キリスト教文明の支配に対するイスラムの反撃!>
9・11の起因を探ることや歴史認識を吐露することは政治家としては当然であり、むしろそのようなことを避けて話をしない政治家が多過ぎる。被害者への配慮が足りないなどと言っているマスコミがありますが、それこそナンセンスと言うべきでしょう。
特に今回辞任に追い込まれた鉢呂大臣の発言と同レベルで取り上げるマスコミに至ってはもう論評外といえます。ワザとバランスを取る意味でやっているのだろうが、次元が違い過ぎて話になりません。
テロを肯定する発言との批判ですが、結果としてはそうであっても、西欧社会に対するイスラムの挑戦という本質的な面を考察すべきです。テロを肯定しているとか、遺族の感情を無視しているなどとの批判がありますが、何故そこに問題点を集中させるのか?
事件の因果関係を探り、長い歴史的事実関係において、そのような事件が起きたのは歴史の必然だと思ったという言葉に、何の問題も感じません。むしろその意見を捻じ曲げ問題にしようとするその魂胆のほうが厭らしさに満ちているだけ不気味です。
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