たばこの値段700円は妥当?高すぎ?
小宮山洋子厚生労働相が記者会見で、たばこ1箱当たりの値段を“毎年100円ずつ、最低でも700円程度まで引き上げるべき”との、たばこ増税の考えを明らかにした。
【データは2011年9月9日12時50分現在】
しかしたばこ税は昨年の10月に、1本あたり3.5円引き上げられたばかり。
愛煙家のブロガーたちは、
・またもや値上げ~?それも700円ってあんた……といった、怒り&落胆の声を上げている。
・今でも苦しいのに、どうやって暮らすんじゃい!
・もう、みんなやめなさいってことだね。すねる意外に方法なし
中には【たばこの税金で助かってるはずなので、ひどい!】とのコメントもあるが、小宮山厚労相は「700円台くらいまでなら税収は減らない」と強調。また「税収を上げるためではなく、健康を守るため。たばこ事業法で財源として財務省が持つのはおかしい。厚労省が持てるようになればいい」という持論を展開した。
また、この小宮山厚労相の意思表示に賛同する嫌煙家のブロガーたちは、
・大賛成!それでたばこが日本から消えればいいなど、増税というよりも、たばこ及び愛煙家に対する意見をUP。コメントの数もかなりの割合を占めている。
・700円でもいいんじゃない~。タバコやめればいいじゃない~
・税金を多く払ってるってカッコつけてるやつ、大嫌い!
そんな両方の意見を見ていて興味深かったのが、かつてJR東日本が首都圏のホームから喫煙所を撤退させた時に起きたような、攻撃的な姿勢がお互いから消えつつあること。
当時は、禁煙ブームの勢いに乗った嫌煙家たちが強い口調で愛煙家を非難し、愛煙家も感情のままに反論するといった、強烈なコメントの投げあいが続いた。
しかし、最近の風潮は、
・駅でも、道でも、店でもNOって。もう売らないでくださいと愛煙家による意気消沈のコメントが目立ち、ネット上での討論がそれほどヒートアップすることもなくなっている様子。
・嫌煙派の完全勝利なんだから、もう苛めなくてもいいじゃん
・突如700円になったらやめられるな。その線でよろしく~
良し悪しではなく、日本で約400年間続いた文化の終焉はこんなものかと考えると、少々物憂げ。
(山葉のぶゆき/effect)
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