ゲストさんログイン /ブログを作る

統合検索

最新ニュース! クリックするほどよく分かる

[PR]全員にサンプルプレゼント!

9・11崩壊ビルからの生還者、10年前の恐怖なお色あせず

9・11崩壊ビルからの生還者、10年前の恐怖なお色あせず
 9月9日、米同時多発攻撃から10年を迎える中、崩壊した世界貿易センターからの生還者にとっては今も当時の恐怖が色あせることはない。写真はセンター跡地(2011年 ロイター/Jim Young)

 [ニューヨーク 9日 ロイター] 米同時多発攻撃から11日で10年。ユナイテッド航空175便が突っ込んだ世界貿易センター(WTC)のサウスタワー81階にいたスタンレー・プライムナスさんは、エンジンのごう音、燃料の悪臭、雷が落ちたような衝撃を今でも鮮明に記憶している。

 「この10年間、毎日少なくとも1回は事件の記憶がよみがえる」というプライムナスさん。2001年9月11日、炎と黒煙に包まれたタワーからの脱出に成功したが、当時味わった恐怖が色あせることはない。

 プライムナスさんの脳裏には、大惨事で命を落とした人々が死んでいく「音」が焼き付いている。毎晩、就寝する前、床に倒れた男性が「お願いだ。妻と赤ん坊に愛していると伝えてくれ。結婚したばかりなんだ」などと叫ぶ声が聞こえてくるのだという。

 「彼は頭部に重傷を負っていた。倒れ込んでしまった彼のそばに警備員がいたが、2人とも亡くなってしまった。彼の叫び声は、いまだに頭の中から離れない」。

 <精神的苦痛>

 WTCのノースとサウスのツインタワーはハイジャックされた航空機2機がそれぞれ激突して崩壊。ダイアン・デフォンテスさんは、ノースタワーの89階で働いていた。

 デフォンテスさんも九死に一生を得た1人だが、9・11で受けた肉体的・精神的苦痛が原因で、2003年から仕事に就くことができなくなった。

 10年が経過しようとしているものの、デフォンテスさんは「あの日を思い出さない日が来ることはない」と語る。階段にいた時のことや、危険に立ち向かっていった消防士の顔や目を今も思い出し、「崩壊したビル内にその消防士らが取り残されてしまった」と考えるという。

 また、デフォンテスさんは「私は9・11を計画した人たちが、活動をやめるとは思えない。今は地下鉄に乗るのも嫌い。また起こるかもしれないと恐怖におびえている」と現在の心境を吐露。最後に「これは、死ぬまで付き合っていかなければならないもの」と話した。

関連ワード:
米同時テロ  消防  ユナイテッド航空  ロイター  ダイアン  

海外トピックス

おすすめ商品

関連ニュース:米同時テロ

海外アクセスランキング

おすすめ情報

写真ニュース

歌手キム・ヒョンジョン、女神のような美貌取り戻した写真を公開 マイク・ハーが初オールヌードに挑戦!28歳の「最高の自分」記念に―台湾 <ビックリ中国事情>「野獣」のお見合い相手は白衣の天使!! 「もっと争いは増えるんじゃないか」中東の平和を悲観視するサウジアラビア人
9.11の思い出を語る米国人「これまでの世界は幕を閉じ、新しい世界が始まったんだ」 <在日中国人のブログ>戦後日本で大量生産された首相たち でっかいスイカに乗る日本のネコ動画が海外で人気 愛娘が誘拐&惨殺のバイ・ピンピン、人工授精に15回失敗の過去告白―台湾
衝撃的発言! 手塚治虫氏の元マネージャー「アトムの親は中国です」 9・11前にNY厳戒態勢 市内各地で検問、荷物検査 インド首都、爆弾テロ11人死亡 イスラム過激派が犯行声明 「ジハードはそんな意味じゃない」困惑するイスラム教徒の英国人
ニュースをスマホで見よう
スマートフォン版
アプリ版ニュースリーダーをダウンロード(無料)
ケータイ版
QRコード
携帯サイトのQRコードはこちら
http://m.livedoor.com/

特集

livedoor ニュース livedoornews
公式アカウント

おすすめサービス
livedoor サービス: