子育て

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東日本大震災:「子ども煩わしい」7割 母親対象に影響調査(1/2ページ)

 ◇「甘え増えた」3~4割 ストレスで親に余裕なく

 東日本大震災後、乳幼児を持つ母親で「子どもが煩わしくてイライラしてしまうこと」が「よくある」「時々ある」と答えた人は7割に達することが、ベネッセ次世代育成研究所のインターネット調査で分かった。同社が昨年行った郵送調査では、同じ回答は54%で、震災は子育てにも大きなストレスを与えているようだ。【田村佳子】

 「子どもが煩わしい」と答えたのは、首都圏の母親で71%。首都圏・東北以外の母親でも70%と変わらず、直接震災を経験したかどうかを問わずイライラを感じている。同じ質問は4回目で、「煩わしい」が70%を超えたのは初めてだ。

 子どもの言動の変化について首都圏の母親に尋ねると、震災後2週間に母親に甘えることが増えたのは0~2歳児の32%、3~5歳児の41%。震災2カ月後でも0~2歳児の31%、3~5歳児の26%は甘えが続いていた。年齢の高い子の方が震災直後の影響は大きく、年齢の低い子は回復に時間がかかっている。

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毎日新聞 2011年9月11日 東京朝刊

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