「出ばなくじかれイメージダウン」、鉢呂経産相辞任で県内民主党国会議員/神奈川

2011年9月11日

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　県内の民主党国会議員は「イメージダウンは免れない」と今後の政権運営への影響を懸念。野党からは、「首相の任命責任を追及していく」との声が上がった。

　水戸将史参院議員（神奈川選挙区）は「発言がどういう影響を与えるのか分かっていない。こういう結果を招いて非常に残念」。野田内閣が想定以上の高い支持率で船出をした直後でもあり、「出ばなをくじかれた。イメージダウンは免れない」と先行きを案じた。

　自身の選挙で鉢呂氏の応援を受けたことのある金子洋一参院議員（同）は「大変まじめでフットワークのいい方だった。期待をしていただけに、こういうやめ方になり残念だ」と語った。

　野党側は鉢呂氏にとどまらず、野田首相の責任もただしていく構えだ。

　自民党の菅義偉元総務相（衆院２区）は「新しく発足した内閣で首相が所信表明をする前に大臣が辞任するなんて前代未聞だ」と指弾。「そんな人間を閣僚に任命した首相の責任を、厳しく追及していく。（鉢呂氏は）本来は国会で説明してやめるべきだ。閣僚の責任は、それだけ重いものだ」と話した。