NHK兵庫県のニュース　神戸放送局

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警察官２人書類送検

兵庫県警察本部は、路上にあった自転車に勝手に乗ったり、猟銃所持の許可に必要な書類を１年以上放置し、その後、決裁を受けず勝手に作成したりしたとして、２人の警察官を検察庁に書類送検するとともに、９日付けで停職や減給の懲戒処分にしました。
警察によりますと、尼崎北警察署の４２歳の男性巡査部長が、ことし７月、酒を飲んだ帰り道に路上にあった自転車に勝手に乗って帰宅しようとしたとして、占有離脱物横領の疑いで書類送検されました。
巡査部長は「タクシーに乗るまでなら大丈夫だと思った」と話していますが、警察は、９日付けで巡査部長を停職６か月の懲戒処分にしました。
また、尼崎南警察署の３８歳の男性巡査部長が、ことし２月、神戸市の男性から申請された猟銃所持の許可に必要な書類を１年５か月間放置し、その後、男性からの問い合わせがあったことで上司の決裁を受けず勝手に書類を作って交付したとして、有印公文書偽造などの疑いで書類送検されました。巡査部長は「処理を放置していたのを知られるのがこわかった」と話していて、警察は６か月間減給とする懲戒処分にしました。
巡査部長は９日付けで依願退職しました。
兵庫県警察本部の松元美智久　監察官室長は、「指導と管理を徹底し、信頼回復に努めたい」とコメントしています。　

09月11日　11時43分

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