マエケン病院直行、打撃で右手負傷
 6回の打席で手を痛めベンチで顔をゆがめる前田健(撮影・持木克友)
広島・前田健太投手(23)にアクシデントが発生した。六回、第3打席でファウルを打った際、右手を痛めたもよう。その裏は続投したが、ここで降板。病院へ直行した。大事を取っての措置だが、診断次第では次戦登板を回避する可能性もある。試合は10安打を打ちながら14残塁の拙攻で0‐1完封負け。赤ヘルにとって踏んだり蹴ったりの夜となった。
赤ヘルにとって悪夢の日となった。五回まで快投を続けていた前田健がアクシデントにより途中降板し、病院へ直行した。0‐1六回2死走者なし、西村の2球目、内角シュートをファウルし、最後は三ゴロに倒れた。この打席で右手をしびれさせた。
六回裏、ベンチで治療を終えると、大野投手チーフコーチが見守る中、マウンドで投球練習。何とかGOサインを得て続投となった。痛みの影響を感じさせず、気合で3人をピシャリと抑えたが、同コーチはこの回限りでストップをかけた。
同コーチは試合後に「手がしびれた。この試合だけじゃないし、無理はさせられない。状態を見て1回は投げさせたけど、『あまり良くない』ということで判断して代えた」と説明した。
6回3安打1失点。球数はわずか80球と、完投ペースだった。それでも、今後も続くCS進出争いを見据えればやむを得ない決断だった。
同コーチは相手投手の西村に苦言を呈した。「お互いの暗黙の了解というのがある。西村がそういう球ばかり投げてきた。シュートに詰まった」。この日、前田健は何とか自らのバットで走者をかえそうと必死だった。
二回2死二、三塁では、直球をとらえた打球はあとわずかで抜けるかという一直。四回の1死一、三塁でも、粘って粘って右前へうまく打ったが、惜しくも右飛に倒れていた。前田健の高い打撃センスが警戒され、あだになってしまった。
試合も10安打6四球で攻めながら14残塁。二回に前田健がラミレスに食らった一発が決勝点となり、0‐1で完封負けに終わった。
野村監督は「マエケンは病院に行った。もったいないピッチングだった」と苦渋の表情。前田健はこれで9敗目(8勝)と黒星が再び先行した。
病院は大事を取っての措置だが、次戦登板も診断次第。奇跡の逆転CS進出を狙う赤ヘル。エースが軽症であることを願うしかない。
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