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大阪市交通局地下鉄運転士2人が薬物陽性反応
神戸・スナック無許可営業県警前の店でばれる
「土砂崩れダム」決壊の情報 結局は“誤報”
「雨の予報」 十津川村・不安な一夜
大阪の土産物店 出迎えたのは・・・
那智勝浦町 断水と連日の避難に困る住民
台風被害を受けた和歌山県を野田首相が視察 ライフラインの復旧は進まず
台風で遅れていたベニズワイガニ初セリ
近畿南部に強い雨の予報 警戒続く
紀伊半島水害 奈良・十津川村では
和歌山県新宮市に国からの支援物資到着
「不正軽油」製造で会社社長ら7人逮捕
水資源投資を騙る詐欺続報
守山工場火災
最終更新日時:2011年9月10日 00:37
 

大阪市交通局地下鉄運転士2人が薬物陽性反応

会見する大阪市交通局
先月、市バスの運転手が覚醒剤を使ったとして逮捕された大阪市交通局は、さらに地下鉄の運転士2人から薬物の陽性反応が出たと発表しました。
先月、大阪市営バスの運転手が覚醒剤を使ったとして逮捕・起訴された事件を受け、大阪市交通局では、バスと地下鉄の全ての乗務員2800人余りを対象に薬物検査を行いました。
その結果、地下鉄御堂筋線の運転士1人(40)から覚醒剤の、別の運転士(38)からは大麻やマリファナの陽性反応がそれぞれ出たということです。
2人は交通局の調査に対し、薬物の使用を否定しているということですが、交通局は検査の結果を重視して2人を乗務から外し、処分する方針です。
交通局は、今後も抜き打ち検査を行うなどして再発防止に努めるとしています。
( 2011/09/10 0:37: 更新)
神戸・スナック無許可営業県警前の店でばれる

中国人の女が無許可で営業していたスナック
神戸市内でスナックを無許可で営業していたとして、中国人の女ら2人が逮捕されました。
兵庫県警本部の近くでも中華料理店を経営していたことから事件が発覚しました。
風俗営業法違反の疑いで逮捕されたのは、中国籍の郭秋菊容疑者(27)ら2人です。
調べによりますと、郭容疑者らは神戸・三宮のスナックで、兵庫県公安委員会の許可を得ずに接客した疑いが持たれています。
郭容疑者は、今年の春、兵庫県警本部の庁舎の西隣に中華料理店を開店し、昼間はこの店で働いていました。
しかし、この店に食事に来た警察官が郭容疑者と雑談する中で不審な点に気付き、内偵捜査をしたところ、容疑が浮上したということです。
調べに対し、郭容疑者は「許可があると思っていた」と話し、容疑を否認しています。
( 2011/09/10 0:37: 更新)
「土砂崩れダム」決壊の情報 結局は“誤報”

確認作業に追われる役場の職員
決壊の危険と隣り合わせの土砂崩れダム。
9日午後、奈良県十津川村で「ダムが決壊した」との情報が飛び交い、一時、騒然としましたが、結局は誤報でした。

【国交省職員】「ちょっとまだ確認中です!」
【別の職員】「情報が今、混乱してまして」
張りつめた空気に包まれた奈良県十津川村役場。
9日午後2時頃、「土砂崩れダムの一つが決壊した」との情報が駆け巡ったのです。
【記者リポート】「自然のダム、土砂ダムが決壊したという情報が入りました。職員が対応に追われています」
情報があったのは、長殿地区にある土砂崩れダム。
午後2時頃、現地に監視カメラを設置しに行った国土交通省の職員から「決壊の恐れがある」との情報がもたらされました。
決壊すれば、下流の地域に大きな被害が出ることが予想されているだけに職員は確認に追われます。
結局、水位計や上空から確認したところ、変化は見られず、誤報だったことが分かりました。
【職員】「誤報だったということです。特に変化なしということでした」
しかし下流の住民たちは、この情報を受けて、不安な面持ちで避難所に集まりました。
【避難した住民】「みんな慌てました。びっくりしましたわ。ちゃんと確かめて言ってもらった方がよかった。逃げる人は年寄りだから」
【記者】「誤報と聞いて?」
【住民】「いったん帰ろうか、って」

土砂崩れによって川がせき止められ、ダム湖が形成された土砂崩れダム。
奈良県と和歌山県の4つの土砂崩れダムは決壊の恐れがあり、下流の地域に住む人たちに緊張を強いているのです。
4つの中でも危険度が高いとされる、五條市大塔町赤谷地区の土砂崩れダムの下流では8日夕方、決壊の恐れがあるなどとして、五條市と十津川村の8地域・305世帯575人に避難指示が出されました。
また、水位を確認するためのブイが投げ入れられ、国土交通省が24時間監視しています。
( 2011/09/09 19:21 更新)
「雨の予報」 十津川村・不安な一夜

”ダム崩壊”への不安の中での生活が続く
【8日の村内放送】「地滑りの恐れがあるため避難指示を発令します。雨が降り出す前に速やかに避難して下さい」
天気予報は・・・「雨」。
雨が降っていないうちから、明るいうちに避難しようとする住民が、続々と避難所にやって来ています。
【住民】「いつまでもこんなの嫌。私らここで4日目ですから」
午後8時、ほとんどの民家の灯りは消え、避難所だけ電気が点いていました。
【住民】「明るいうちにということで早めに避難してきた」
【記者】「以前でも同じ行動した?」
【住民】「災害が起こってから敏感になっている」

朝・・・雨は降りませんでした。
避難所での不安な夜は明け、家路につく人の姿が見られました。
【住民】「自宅に行って横になる。避難所へは夕方戻ってきます」

一方で、8日に開通したばかりの国道168号線迂回路には、段差などの地滑りの兆候がみられるとのことで、わずか1日で通行止めになりました。
【村へ行く人】「もうちょっと待ってみる」
【別の車の人】「送電線の作業で来た。しょうがないです」
村は再び孤立していますが、9日午後9時からは、下北山村から国道425号線で十津川村へ入るルートが開通する見込みで、緊急車両と、許可を受けた救援物資の車両が通行できます。

土砂崩れダムの午後6時現在の深さは約10.6m、前日と比べ水面は約60cm低くなっています(9日午後6時現在)。
雨はほとんど降らなかったものの、近畿南部では9日夜〜11日に、局地的に強い雨が降る恐れがあり、村民の不安は続きます。
( 2011/09/09 19:20 更新)
大阪の土産物店 出迎えたのは・・・

イラッシャイマセ
動画を見る
大阪市内の土産物店では、ちょっと変わった店員が客を出迎えています。

【ロボット】
「きょうは、いちびり庵へようこそ。お買い物を楽しんでいますか」

9日、大阪市内に開店した土産物店。客を出迎えるのはロボットです。この店は、最新のロボット技術を使うと、どんな集客効果があるかを調べるため、大阪の企業がオープンさせました。
店内では特殊なセンサーで客の動きを記録しどの時間帯にどんな商品が売れるのかを分析しています。
さらに店内では、スマートフォン専用のアプリを使うとそれぞれの商品に関するクイズを楽しむことができるコーナーなど、ゲーム感覚で遊びながら買い物を楽しめる様々な工夫がされています。

【客】「こんなお店ができているなんてびっくりです。子連れにはすごく面白い店だと思います」

この「ロボラボ・いちびり庵」は、来年2月末まで開かれています。
( 2011/09/09 19:20 更新)
那智勝浦町 断水と連日の避難に困る住民

「いつまでこの生活が続くのか」と住民
那智勝浦町の山間部では、依然として断水が続いていて、土砂やガレキの撤去を手作業で進めている住民は、砂ボコリの激しさもあって本当に困っています。
加えて、雨の予報が出るたびに避難を求められて、疲労の色も濃くなっています。

きのう、西畑康(やす)さん(93)は孤立した井関地区西山集落から、娘の住む市野々地区に避難しました。
しかし、大雨の予報が出ていた8日の夜は、さらに遠くへ避難する準備をしていたということです。
連日、避難を求められる住民は、自宅の泥かきやガレキの撤去などの復旧作業に手がつかず困っているということです。

水道は、那智勝浦町でも中心部から回復し始めていますが、多くの地域では今も断水が続いています。
ある住民は「こうした生活がいつまで続くのか」と話していました。
( 2011/09/09 19:15 更新)
台風被害を受けた和歌山県を野田首相が視察 ライフラインの復旧は進まず

”政府一丸となって支える”と野田首相
和歌山県では野田首相が視察に訪れ、政府として最大限の支援を行うと話しました。
ライフラインの復旧は進んでおらず、住民は不自由な生活を強いられています。

9日午後、和歌山県に入り孤立集落が生じた田辺市などを、上空から視察した野田総理。
和歌山県では9日午後6時の時点で40人の死亡が確認され、22人が行方不明となっています。
また今後、少しの雨でも土砂災害が発生する恐れがあり、1万2735世帯に避難指示が出されています。
野田総理は那智勝浦町も訪れ、自らも長女を亡くし妻が行方不明となっている寺本町長や、和歌山県の仁坂知事らから、被害の状況などについて聞きました。

「本日の視察を踏まえて、今後の指導や協力をよろしくお願いします」(那智勝浦町・寺本眞一町長)
「深い悲しみを抱きながら、町民のために陣頭指揮をふるっている姿は心中お察しを申し上げるとともに、大変深い感銘を覚えています。政府一丸となってお支えをしていきたいと思います」(野田佳彦首相)

被害が大きかった新宮市や那智勝浦町では、生活を取り戻すための復旧作業が続いています。
高齢者が住む濁流に浸かった住宅では、中学生や高校生がボランティアとして片付けを手伝いました。

「自分の家が大丈夫だったので、他の人のために動かなきゃと思ってボランティア活動をしている。ここは水も出ないので」(中学生ボランティア)

新宮市内では、ほとんどの地域で断水が続いていましたが、ようやく断水の原因となっていた取水ポンプに詰まった砂を取り除く作業が始まっています。
作業は順調に進み、一部の地域では水道が復旧しました。
新宮市によりますと、順調にいけば9日のうちにも、市内のおよそ90%で水道が復旧するということです。
また和歌山県内では9日6時現在、およそ4700回線の電話が繋がらなくなっています。
土砂によって切断した地下ケーブルの工事が進められていますが、全域での復旧のメドはまだたっていません。

「土砂崩れ等があって、回線がどれくらい救済できるか不明。1日でも早く全て回復できるように頑張っている」(工事の作業員)

不自由な生活を強いられながら、片付けに追われる住民たちの疲労はピークに達していて、ライフラインの1日も早い復旧が望まれます。
( 2011/09/09 19:14 更新)
台風で遅れていたベニズワイガニ初セリ

日本海の秋の味覚ベニズワイガニの初せりが9日、兵庫県の香住漁港で行われました。
香美町の香住漁港では漁に出ていた船が戻り、ベニズワイガニが水揚げされました。ベニズワイガニ漁は今月1日に解禁になりましたが、台風12号の影響で船を出せず、初せりは去年より4日遅れました。
【漁業者】「台風だから焦ったって仕方ないですよ。初めてだったので(漁獲量は)まずまず」
9日の水揚げは昨年より10トン多い46トンとまずまずの滑り出しで、値段も一杯最高で4500円と去年より一割ほど安いということです。近畿では唯一、香住漁港で水揚げされるベニズワイガニは、地元では「香住ガニ」として親しまれています。
今年も今月17日には「香住ガニまつり」が行われ、焼きガニやカニ汁が無料で振る舞われるということです。
( 2011/09/09 15:10 更新)
近畿南部に強い雨の予報 警戒続く

警戒続く土砂崩れダム
紀伊半島を襲った豪雨災害で大きな被害が出た奈良県南部や和歌山県南部では、この後、強い雨が降ることが予想されていて、警戒が続いています。
十津川村に続く国道の迂回路が通行止めとなり、再び、孤立化しています。

斜面が崩れた国道168号は通行止めが続いています。
この迂回路は8日に開通したばかりですが、9日朝、道路の一部に大きな段差が見つかったため、再び通行止めとなりました。
このため、この付近では復旧作業に向かう車など30台以上が足止めされています。

【ドライバー】
「もうちょっと待ってみる」
「送電線の作業で・・・(Q待ちますか?)しょうがないです」

ただ、修復作業が完了しても、五條市大塔町の土砂崩れダムが決壊する危険があり十津川村を中心に避難指示が出されていて通行止め解除の時期は未定です。
この土砂崩れダムには、8日、国土交通省が水深測定用のブイを投げ入れて、24時間監視していて、午前11時現在の水深はおよそ11メートルと徐々に水位は下がっているということです。
しかし、この後、近畿南部には強い雨が降ることが予想されているため、五條市大塔町宇井や下流の十津川村の一部地域などには、引き続き避難指示が出されたままです。

今のところ、川の水位に大きな変化は見られませんが、警戒が続いています。
( 2011/09/09 12:26 更新)
紀伊半島水害 奈良・十津川村では

自衛隊による捜索が続く
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奈良県十津川村への道路は9日朝から通行止めとなり、村は再び孤立化しています。雨が降るとの予報で、一部の地域には9日正午現在、避難指示が出ています。

国道の迂回路が通行止めとなり再び孤立状態となった十津川村では、8日夜から雨の予報が出ています。避難所で不安な夜を過ごした住民たちは、雨が降っていないことから、自宅に帰って行きました。現在も一部の地区では避難指示が出ています。住民は「ずっと携帯電話も通じないしテレビも映らないから、天気予報を全然知らなかった。きのうやっと携帯電話が通じて、“夜から雨なんや”と分かった」と話しています。住民の疲労と不安は極限状態に達しようとしています。十津川村では今もなお8人が行方不明で、自衛隊はこれまで渡れなかった川の対岸の地区にもボートで向かって、懸命の捜索を続けています。
( 2011/09/09 12:26 更新)
和歌山県新宮市に国からの支援物資到着

和歌山・新宮港
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和歌山県でも一部の地域で避難指示が継続されています。9日朝は、国からの支援物資が新宮港に届きました。

新宮港には午前9時前に、国と神戸市が備蓄している飲料水およそ2300リットルと食料およそ1700食分を載せた船が到着しました。支援物資は今後、新宮市が各地の避難所に配布する予定です。また、新宮市や那智勝浦町では、8日夜から9日朝にかけて雨が降り、住民は不安な一夜を過ごしました。この雨による大きな被害は出ていません。和歌山県では9日11日現在田辺市、新宮市、那智勝浦町の一部の地域で河川の氾濫や土砂災害などに備え避難指示が継続されていて、1万3870世帯が避難生活を送っています。
( 2011/09/09 12:25 更新)
「不正軽油」製造で会社社長ら7人逮捕

武末洋一容疑者
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大阪府の承認を受けずに軽油に灯油などを混ぜたいわゆる「不正軽油」を製造していた疑いで、東大阪市の会社社長ら7人が逮捕されました。

地方税法違反の疑いで逮捕されたのは「YABUSHO」(東大阪市)社長の武末洋一容疑者(40)、「双栄」(堺市中区)社長の飛彈栄一容疑者(40)ら7人です。武末容疑者らは「双栄」で、大阪府の承認を受けずに軽油に灯油・重油などを混ぜたいわゆる「不正軽油」を、100キロリットル製造した疑いがもたれています。

この不正軽油は大阪や兵庫などの運送業者に、普通の軽油より1リットルあたり1〜5円安く売られていたということです。調べに対して武末容疑者は容疑を認め、飛彈容疑者は否認しています。製造された不正軽油は2008年からの1年間に約1570万リットル販売されていて、警察は、武末容疑者らが5億円以上脱税した疑いでも捜査する方針です。
( 2011/09/09 12:24 更新)
水資源投資を騙る詐欺続報

投資話を持ちかけたパンフレット
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北海道の水源地への投資話をもちかけて高齢者から金を騙し取ったとして大阪の会社役員らが逮捕された事件で、その土地には開発された形跡がまったく無かったことがわかりました。

詐欺の疑いで逮捕された大阪市福島区の会社役員粟田和弥容疑者(40)らは9日、身柄を大阪地方検察庁に送られました。粟田容疑者らはことし3月から8月にかけて北海道などの水源地の権利を「買ってほしい」と持ちかけ、徳島県の女性ら2人から合わせておよそ200万円を騙し取った疑いが持たれています。粟田容疑者らが作成したパンフレットには北海道東神楽町に水源地があるとされていましたが町の職員が確認したところ、小さな井戸があるだけで、開発された形跡がまったくなかったことがわかりました。調べによりますと被害金額は数億円にものぼるということですが、粟田容疑者は容疑を否認しています。
( 2011/09/09 12:24 更新)
守山工場火災

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9日未明、滋賀県守山市のクリーニング工場で火事があり、およそ1900平方メートルが焼けました。けが人はいませんでした。
午前1時前、滋賀県守山市古高町の「かめやクリーニング本社工場」で「黒い煙と炎が見える」と付近住民から消防に通報がありました。消防車18台が駆けつけ、火はおよそ3時間後に消し止められましたが、この火事でクリーニング工場が全焼したほか、隣接する工場にも燃え移り、およそ1900平方メートルが焼けました。けが人はいませんでした。現場周辺は工場地帯で、クリーニング工場にはドライクリーニングの時に使う可燃性の液体などが置かれていた可能性もあり、何度か爆発を起こしていたということです。警察と消防は9日、現場検証を行い、出火原因などを詳しく調べる方針です。
( 2011/09/09 9:53: 更新)


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