民主党の前原誠司政調会長は10日午前、BS朝日の番組収録で、武器輸出三原則の見直しや海外に派遣された自衛隊の武器使用基準について、政調の防衛部門会議で見直しを議論するよう指示したことを明らかにした。
また集団的自衛権の行使が今の憲法解釈で認められていないことについても、「個人的には疑問がある」と述べた。自民党の石破茂政調会長は同じ番組で「(前原氏の主張は)正しい」と同調。前原氏は「自民、公明、民主党も方向性は同じだからしっかり議論したい」と応じ、3党で議論を進めたい考えも示した。
毎日新聞 2011年9月10日 11時37分(最終更新 9月10日 16時38分)