松山市発注の公共工事入札をめぐる情報漏えい容疑事件を内偵していた県警捜査2課と松山東、西署は10日、地方公務員法違反の疑いで、同市勝山町1丁目、同市総務部技術管理課主幹山田守(51)、同市河野中須賀、土木建設会社「北条建設」社長中野真由美(43)、同市山越4丁目、同社取締役白方克典(48)の3容疑者を逮捕、松山市役所や同社事務所など10数カ所を家宅捜査した。
山田容疑者の容疑は、5月ごろ、同社事務所で、職務上知り得た松山市の公共工事の情報を中野、白方両容疑者に教えた疑い。中野、白方両容疑者は4月ごろ、山田容疑者に同秘密を漏らすよう唆した疑い。
県警捜査2課によると、3容疑者とも容疑を認めているという。