亀渕昭信のいくつになってもロケンロール!
(2011.08.17)
 NHKラジオで今年の春まで放送されていた『亀渕昭信のいくつになってもロケンロール!』ですが、震災の影響で最終回(3月29日放送予定)がオクラ入りしていたんですね。ちーとも知りませんでした。今回はミナサン、それぞれに、いろいろ、ありましたネ。

 ナント幻のその放送が8月20日(土)にオンエアーされるとのことです!(ラジオ第1 午後4:05〜午後4:55)(NHK告知ページ

 最終回には私の“フェアウエル・リクエスト”がかかると思いますが、第一回目(2009年4月7日)にも“お祝いリクエスト”を送っておりました。曲はリトル・エヴァの『(ガヤガヤ・ノロノロ・ヨチヨチ・ウーウー)ターキー・ダンス』(1963)。


Let's Turkey Trot (Shindig 1965)

 (このV、初めて見ました。後の中央にD・ラブ姐御!!!レコードではなく、ライブ・バージョンですね!)

 この曲の符牒であるところの“ガブ・ガブ・ディルリップ”を私の『恋の汽車ぽっぽ 第二部』で使ったのですが、リトル・エヴァの第一弾の『ロコモーション』の上に第三弾の『ターキー・トロット』を“載せた”というココロであったワケです。

 このシングルも中三(63年)の時に購入したものですが、この長い(意味のない(笑))サブ・タイトルがとても気に入っていたので、“どうしてこんなタイトルをつけたのか?”と質問したのです。その経緯は放送で亀渕さんが披露しておられましたが。

 この曲の“下敷き”はポップス・ファンには有名なクレフトーンズの『Little Girl of Mine』(1956)です。


The Cleftones 78 rpm!

 “まるっきり”、でしたが。

 更に、この曲にも下敷きがあり、前年にヒットしたレイ・チャールスの『This Little Girl Of Mine』(1955)からタイトルをイタダイタものです。


Ray Charles - This Little Girl Of Mine

 お分かりの通り、イタダイタのはタイトルだけでなく、“This Little Girl Of Mine”のメロディーを“ディルリル・リルリル・リルリップ”としています。

 更にクレフトーンズの“ディルリル・リルリップ”のリフに“Pretty Little Angel Eyes”という言葉を乗せたのがカーティス・リーの『Pretty Little Angel Eyes』(1961)です。


Curtis Lee & The Halos

 また、この・・・(あーー、キリがないのでこのへんで)。

 “流れて行く”のが《流・行》。流れて“動いている”ので《流・動》。この《推移》がまたポップスの楽しいところです。


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