この程度ですが、何か問題でも?

各メーカー・ソフトウェア・音声データの公式とは一切関係ありません。不快になられた方はすみやかに画面を切り替えてください。

今年もマイペース

2011-01-01 21:42:27 | 近況
陸沈を旨としております(あ、滅亡の意味じゃない方ね)。
自分から「俺の席ねーから!」と言っちゃう勢いで。

例えるならRPG序盤で小さいイベントがある街なんだけどその後は全く立ち寄らなくても困らない的な立ち位置で認識していただければ。

追伸:あけましておめでとうございます。
このブログをご覧になられた皆さまに良い一年でありますように。
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UTAUキャラ妄想小説:そんなポーカーで大丈夫か?(ルーク×ルコ)

2011-01-01 21:41:13 | 妄想領域
注意:「UTAUキャラクター」「二次創作」「BLらしき何か」「ルーク×ルコ」「ルークが微妙イケメン」「ルコが微妙ツンデレ」が含まれます。
これらの組み合わせが苦手な方・ルークとルコのイメージを崩されたくない方は、
すみやかに画面をきりかえてください。










 ルコが何回チャンネルを変えても特番ばかりの正月番組は退屈で、だから軽い気持ちで言い出したことだった。
「なあなあルーク、ポーカーやろうぜ」

30分後。
「スリーカード」
「ストレート」
 テーブルの上で示された結果に、ルコは愕然としルークはニヤリと笑った。
「はいまたまた俺の勝ち〜♪」
 ルークはチップ代わりの角砂糖をルコの目の前から取り上げて自分の方のティーソーサーへ積み上げた。
 向かいの角砂糖ピラミッドを恨めしげに見るルコの目の前には最後の1個を失った真っ白なコーヒーソーサー。
「もう1回! もう1回!」
「えー、どうしようかなー」
 長い手足をじたばさせて訴えるルコに対し、余裕たっぷりなルークの態度はさらにルコを焦らせる。
「負けたら何でも言うこと聞くし!」
 ゲームを続けたいがためだけの言葉に、ルークの目がスッと据わった。
「何でも……か?」
 雰囲気の変わったルークにルコは一瞬ビクリとしたが、取り消すのもシャクなので「あ、ああそうだぜ、ゲームするのか?」と虚勢を張って答えた。
 ルークは答えず、集めたトランプの束を黙ってシャッフルしはじめた。大きな手の中でカードが何度も二分され上下に位置を変える。
「ルー……」「負けたらほっぺにチューな」
 いつの間にかルコとルークの目の前にはそれぞれ5枚のカードが伏せて配られていた。
「俺はチェンジなし。ルコは?」
 ルークにうながされ、ルコはあわててカードを手に取ると絵柄を確認する。
 5枚全てがスペード。数字は2・3・4・5・6。
(ストレートフラッシュ!)
 ルコは思わず声を上げそうになるのを抑えて「俺もチェンジなし」と宣言した。
「いいのか?」
「ああ……勝負だ」
「いいぜ。オープン」
 ルークの手札はスペードを除いた6がそろったスリーカードだった。
「やった! 俺の勝ち!」
 キャッキャとはしゃぐルコとは対照的に、ルークは「ああ俺の負けだな」と言って椅子から立ち上がり、座っているルコの右横に移動した。
 そしてルークは少し身をかがめて、ルコの右頬に顔を寄せる。

   ちう。

「?」
「ん……コーヒーの匂いがする」
「!?……!!!! あ、ああありえねー!」
 椅子から転げ落ちそうになりながら叫んだルコに、ルークはしれっと「”負けたらほっぺにチュー”って言ったろ。負けたのは俺だ」と言い返す。
「ばっばかばかばか! バカ犬! えっち!」
 右頬をおさえたルコの顔は真っ赤なままだ。
 ルークはククッと笑うと「それじゃおやすみ。ルコも寝ろよ」と言ってリビングを出て行った。
「う〜〜〜〜」
 ルコは恥ずかしさと不満を抱えながら、片付けようとテーブルの上のトランプを手に取る。
(ハート、スペード、クラブ、ダイヤ、1、2、3……あれ?)
「あんのペテン師ぃぃぃ!」
 カードにイカサマが仕込まれていたことに気付いたルコの叫びがルークに聞こえていたかどうかは不明としておこう。

(おしまい)
はいはい自己満足×2。
私の中の二次創作ルークは、動画作りの時に出てくる妄想世界ルークとはまた違うキャラなのですよ。
当然ルコも別キャラで、ぶっちゃけルークお兄ちゃんのことが好き好き大好きなツンデレちゃんです。
全国のルークファンとルコファンに何を言われたって平気さ!?
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