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【芸能・社会】

新国立劇場合同製作発表 篠井英介「最後のお姫さま見て」

2011年9月10日 紙面から

 新国立劇場2011/2012シーズン演劇公演「シリーズ【美×劇】」合同製作発表会が9日、東京・初台の同劇場で開かれ、出演する俳優の國村隼(55)、篠井英介(52)、平岡祐太(27)らが出席した。

 同シリーズは“滅びていくものに託した美意識”をテーマに、20日初日の「朱雀家の滅亡」から「イロアセル」「天守物語」の3作品を連続公演する。

 三島由紀夫原作の「朱雀家の滅亡」に主演する國村は、自身の役について「自分の信じるものについて“ブレ”がなく、滅ぶことも受け入れていくところが美しいと思う」と話した。

 泉鏡花原作の「天守物語」で妖怪・富姫を演じる篠井は「(自分にとって)最後のお姫さま役だからと言ってキップを売ってる。でも妖怪。怖いもの見たさの人は来て!」とユーモアたっぷりにアピールした。

 

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