サイエンス

文字サイズ変更

放射性物質:国有林を汚染土壌の仮置き場に 細野環境相

福島訪問を終え会見する細野豪志環境相(手前右)と平野復興相=福島県庁で2011年9月8日午後9時2分、小林努撮影
福島訪問を終え会見する細野豪志環境相(手前右)と平野復興相=福島県庁で2011年9月8日午後9時2分、小林努撮影

 細野豪志環境相は9日、福島県内で放射性物質の除染作業で出た汚染された土壌などについて、国有林を仮置き場として利用する検討を始めたことを明らかにした。

 細野環境相は8日に福島県を訪れ、市町村長と意見交換をした。その中で国有林の話が出てきたという。

 ただ、仮置き場として利用する場合、木を伐採して森林内に場所を確保したり、汚染された土壌などを運び込むルートも考慮する必要がある。そのため、各市町村の国有林の所在地や仮置き場として利用可能かどうかの調査を進める。市町村が希望すれば、技術や予算の面で国がサポートする方針という。【藤野基文】

毎日新聞 2011年9月9日 11時53分(最終更新 9月9日 20時44分)

PR情報

スポンサーサイト検索

サイエンス アーカイブ一覧

 

おすすめ情報

特集企画

東海大学を知る「東海イズム」とは?

東海大学の最先端研究や学内の取り組みを紹介