ライツ開発局

主な仕事

「ライツ」と言われて、「?」と思ったそこのあなた!ライツ開発局は番組をはじめ様々なコンテンツを利用して「放送以外」で利益を生み出す、今最も注目されている部署の一つなんです!一言でいうと「フジテレビのコンテンツを2次利用して、お金に変える!」 なーんだ、それだけかと思ったあなた!甘い!ライツの世界はとっても奥が深~いんですよ~。
というのも、一口にライツ開発局といっても、映像企画部、ライツ開発部、コンテンツ事業部、CG事業部、メディアバンク推進部、ライツ業務部の6つの部署に分かれる総勢200人を超える大所帯。そしてそれぞれ仕事は多岐に渡り、その多様っぷりはフジテレビのなんでも屋と言ってもいいほど。そんなめくるめくライツワールドをご案内します!


映像企画部 ~番組を商品に!特典映像から番組制作まで「映像のなんでも屋」~


名前からは分かりにくいですが、やってることは明快。
我がフジテレビのあらゆる番組をDVD化!です。
ただし、番組をそのままDVDにしちゃうわけではもちろんありません。DVD化のために編集したり、特典映像を作ったりするのです!(よくディレクターズカットって聞きますよね?)。
特典映像は“こんな映像が入ってたら欲しくなる”という視点で考えていきます。
時には、インタビューなどを新しく撮りおろすことも!

しかし、それだけではありません。DVDのジャケットや特典のグッズ、DVDに関係する全てのことはこの映像企画部で行われているのです。番組に密接に関わらないと良いDVDは出来ないのです。
さらに、映像企画部では番組も作っています。『なべあちっ!』(毎週月曜日深夜放送)って皆さん聞いたことありませんか?世界のナベアツさんと優木まおみちゃんによるDVDやグッズの紹介、スペシャルゲストとの爆笑トークなどが詰まった濃ゆ~い30分番組です。他にも映像企画部発のオリジナルDVDを作ったり、やる気さえあれば何でも出来ちゃう。それが映像企画部なのです


ライツ開発部 ~グッズ開発から店舗プロデュースまで、「あったらいいな」をかたちにする!~


一番分かりやすい仕事は「番組オリジナルグッズの作成」。
フジテレビのお土産ものはライツ開発部が全て作っています。最近はお土産ものに留まらず、コンビニやファミレスなどとタイアップした全国展開での商品化のお仕事も沢山しています。

だけどそれだけじゃあ、ありません。時には物を売る空間=店舗もプロデュース!夏のイベント「お台場合衆国」の店舗はもちろんですが、2009年にはアクアシティにキッズカフェ「ママトコ」をオープンさせました。

ママトコはライツ開発部の企画によりスタートし、内装、フードメニューなど細かいところにまで関わっています。その他、意外なところでは、東京テレポートの改札を出てすぐの大きなモニターを皆さん観たことありますよね?実は、これも「デジタルサイネージ」というナウい技術を駆使してライツ開発部が運営しているのです。
また、アナウンサーを目指す人たちを熱くサポートする「アナトレ」では、講師に現役フジテレビアナウンサーを招いて様々な講義しています。


さらに、この秋から本格稼働したテレビ局職業体験プログラム「フジテレビのお仕事」もライツのお仕事。これは『めざましテレビ』の番組制作を疑似体験できる修学旅行生向けプログラムです。このようにライツ開発部の「商品」は物に留まりません!
「こんなのあったら世の中の人が喜ぶかも!」というアイディアをかたちに変えていくのがライツ開発部のお仕事です。


コンテンツ事業部 ~新たな金脈を追い求め世界を飛び回るトレジャーハンター!!~


「コンテンツ事業部」というざっくりしたネーミングですが、コンテンツ事業部員を言葉で表すと・・・
“新たなる放送外収入を日夜追い求める命知らずのトレジャーハンター”!!!
それもそのはず、アニメ番組の企画制作、番組関連書籍の出版から、海外事業開発まで、フジテレビの更なる世界進出を目指し、日々宝探しをしています。


多岐に渡るコンテンツ事業部のお仕事ですが、主だったお仕事を紹介しましょう
まずはアニメ。コンテンツ事業部「アニメ班」では、主に深夜アニメ枠『ノイタミナ』で放送されるアニメのライツビジネス拡大に日々奔走中です。
企画の立ち上げから契約業務、制作、放送にむけたプロモーション、放送後のDVD、グッズ、近年ニーズが急速に高まる配信や携帯コンテンツ、そして海外への販売という二次利用まで『ノイタミナ』に関わるお仕事は全てに携わっています。
他のテレビ局とは一線を画した『ノイタミナ』のブランディングと同時に、“儲かる”アニメという使命のもと、局内だけでなく、編成、映画、デジタルコンテンツなど社内各所の連携がなくてはならないお仕事なのです。

次に、「出版班」はフジテレビの番組等に関わる書籍の企画を出版社から受け取り、担当者へつなぎ、出版社との契約を結ぶ業務をしています。
番組関連本も大ヒット!例えば、SMAPの中居さんの本“中居正広 増刊号”は58万部を突破!!(2009年10月15日現在)、“あいのり”関連本も(写真参照) 16タイトル、227万部を売り上げています!是非フジテレビ関連本もチェックしてみてください!

最後に、コンテンツ事業部のトレジャーハンターの代表でもある海外事業開発をしている、その名も「プロジェクトGO班」!
何か怪しげな名前ですが…この“GO”とは、グローバルオペレーションという意味です。とにかく、フジテレビ世界進出を目指し日夜仕事しています!フジテレビの番組の海外版を共同制作?!自分の企画が世界進出?!そんな日もあるかもしれない!!そんなチームです。
フジテレビの既存の番組から新規番組・企画を世界に広げるべく様々な国のメディアと向かいあっています!


CG事業部 ~番組CGだけじゃない!何でもこなすCGのプロフェッショナル集団~


最近のテレビ番組にはCGというものが必要不可欠です。そんなフジテレビ番組のCGを一手に引き受けるのがこのCG事業部です。皆さんが御覧になっている番組のCGはほとんどこの部署が作っているといっても過言ではありません。
CG事業部が作るのは番組CGだけじゃありません。映像企画部のDVDパッケージをデザインしたり、ライツ開発部のグッズのデザインをしたり。

さらには、その技術力とアイディアを駆使して、科学未来館でのイベント「お化け屋敷を科学する!」や、あの箱根園の人気あざらし「ビリー君」等をプロデュースしたのもCG事業部なんですよ!
まさにフジテレビの誇るCGのプロフェッショナル集団なのです。


メディアバンク推進部 ~テレビ局の「財産」の番人~


「あ~あの番組のこのシーンを、もう一度番組で使いたい!」そんな迷えるスタッフを助けてくれるのがメディアバンク推進部。

テレビ局の財産である、開局以来50年間、テープ30万本分に及ぶ莫大な数の「番組」を保存、管理しています。アーカイブセンターに一歩足を踏み入れると、あたかもレンタルビデオ屋さんにいるかのよう!
さらに番組映像や番組取材等で集めた「実景映像」等を利用してビジネス展開するなど、ライツ開発局だけではなくすべての部署を支える重要なお仕事をしています。


ライツ業務部 ~ライツの縁の下の力持ち~


主なお仕事は契約書、特許、商標等々の管理。ライツ=権利ってくらいですからその量は相当なもの。また月に1回発行する「ライツわくわくニュース」を編集しているのもライツ業務部。
これは、「なんでも屋」故に外からはちょっとわかりづらいライツのお仕事を他部署にひろめ、新たなお仕事を開拓しちゃおう!という趣旨のもと作られた社内報です。
ライツ業務部は権利管理や広報などでライツ開発局全体を陰で支える縁の下の力持ちなのです。

わが室のイチオシ社員

コンテンツ事業部 部長 立川善久 (ニックネーム:タッちぃ)


学生時代にはバンドをしたり、スポンサーをつけてのスキーツアーを主催したり、学習塾を経営するなど、持ち前の企画力と行動力で学生の域を超えた活動をしていたタッちぃ。
「俺のやりたい事が全部出来るのはテレビ局しかない!」と1986年に入社。当時としては珍しい事業部を志望し、志望通り配属。
以後、編成部⇒映画部⇒総合開発室開発企画部(ライツ開発局の前身)⇒ローカル営業部⇒ネット営業部と経歴を重ねる中で、『ちびまるこちゃん』初代プロデューサーを任されたり、早すぎた映画『七人のおたく』、『意味なしほーいち~世界で一番くだらない番組~』というカルト的なバラエティ番組を手がけたり、フジテレビ初のデジタルゲームを開拓したり(しかも内容はアイドルもの!)多岐に渡って“面白いこと“をやり続けてきた。

武道を愛するタッちぃ。なんと、日本の格闘技ブームにもタッちぃが深~く関わっている。自身もフジテレビ屈指の空手使いであるタッちぃは格闘技委員会を結成して「K-1」を盛り上げるために奔走し、日本に異種格闘技戦大ブームを巻き起こしたのだ。2007年「お台場冒険王」では、団長であった前田ライツ開発局長のもと、中国少林寺武術団を招き入れ、日中友好35周年事業として連日の少林武術ショーを実現させた。


そんなこんなで現在のライツ開発局の雄、我らがコンテンツ事業部部長タッちぃに至るのである。現在も、Yahoo!と組んだフジテレビオークション「フジオク」など新しいことに日々取り組んでいく彼に敵はない。

そんなタッちぃにはいくつかの顔がある。1つは、2004年冒険王でデビューした兄弟バンド立川商店で、何と!今でもライブ活動中。さらにもう一つは、日夜怪しげな物を作り続ける発明家。「こんな物あったらいいのになぁ…」なんて思った物を自分で作ってしまうのだ。

「ねぇねぇ、お財布ケータイって便利だよね~」と携帯を取り出すタッちぃ。一見普通の携帯だが・・・、突然液晶の部分がパカっと開き、中には小銭が!“お財布携帯”ってそういうことかよっと一同総突っ込み。
実はこのお財布ケータイ、ヤフオクでサンプルケータイを幾つも買い、2日間をまるまる費やして改良を重ねて作り上げたという苦心の一作。タッちぃはエンターテイメントの為には手間を惜しまないのだ!
他にも、お会計の時に「ごめん、今日大きいのしかないんだ・・・」と申し訳なさそうにお財布に手を伸ばすと、出てきたのは大きい一万円札・・・独自のユーモアセンスでいつも周囲を笑顔にしているのだ。
ちなみに、これらのグッズはライツでは売っていません。(笑)
ほしい人は、是非コンテンツ事業部に!!!


※マジック用ですのでご安心下さい!

この部署で働くとこんな役得がある!

『仕事が形として残る。』

自分が手がけた商品が店頭に並んでいる時は感動!お客様が手にとっている時は感動倍増!!


『社内の様々な部署の人と仕事ができ、視野が広まる。』

様々な部署と密接に関わり仕事をするライツ開発部。番組プロデューサーと打ち合わせをしたり、第一線で活躍されている方々と接する事が出来るので、とても刺激になります。


『いろいろもらえる!』

うふふ・・・だってお仕事ですから♪映像企画部はDVDを作っている側ですから、サンプルという形で発売前にDVDをゲットすることができます。ライツ開発部は商品開発の過程でグッズやお菓子のサンプルがバンバン届いたり・・・。
これも大切なお仕事です☆

うちの部署のここが好き!

『個性的な人が沢山!』

どう個性的かはライツに来てからのお楽しみ!とても和気藹々とした部署で、飲み会なども一団となって盛り上がります!


『自分のアイディアが大きな企画になる可能性がある。』

新入社員のうちから責任のある仕事を任せられるのがライツの特徴。もちろん大変なことは沢山ありますが、自分の考えが即仕事に反映されるのだからやりがいは一塩です。


『流行を生み出せます!』

超大ヒットを記録更新中の怪物ソフトである「朱蒙」。
この番組を発信したのは我がライツ開発局の映像企画部なのです。
現在も「MADMEN」や「チャギントン」といった大流行必至のソフトを発信しています。