制作日:2008/10/30
編集日:2009/02/24

Winampの導入について

ここでは私のサイトにあるスキンをプレビュー通りに表示させる為に必要なプラグイン等を解説も含めて紹介します。
もし、プレビュー通りに表示できないという方はこちらの解説にまず目を通してみてください。

■必須プラグイン
サイト名
ツール 備考
Winamp本体 スキンを適応させる本体。
当たり前ですが、コレがないとはじまりません。
Winamp日本語化キット 現在は本家が日本語対応になっていますが、微妙な日本語訳の修正をBBSにて公開しています。
tmsVU VU計、スペアナ計、ファイル情報、歌詞などを表示することができるプラグインです。
YunaSoft SexyFont
Plug-in
曲名の日本語化、フォントの設定などができます。また『伺か』に歌を歌わせる時にも必要です。
YunaSoft SexyFont
Plug-in(Winamp5 仮対応版)
Winamp5を使われる場合は本家を導入した上からインストールして下さい。
MARON メインのスペアナ部分を透過させるプラグインです。
M2soft plugin library ASP,SXP,G-Frameなど様々な拡張プラグインがセットで入っています。ASP対応スキンには必須。
Enhancer 音質補正やリバーブレーションの付加ができるプラグインです。
Gucchi's Lyrics Displayer 歌詞表示ウィンドウが追加されます。また、カラオケ風ディスプレイ表示にできたり、タイムタグ打ち支援機能などがあります。
ReginaCape_mix スキン情報やReadme等のテキストファイル独自のプロパティのような画面で見ることができます

■その他のプラグイン
サイト名
ツール 備考
in_!mpg123.dll MP3の音質がかなり良くなるとされているプラグインです。
Vizualisation MUX Vizualisation(視覚エフェクト)系のプラグインを複数起動することができます。DLは公式のPlug-inから。
GlamorousPad プレイリスト背景への画像描画ができるようになるようです。(私作のスキンは非対応)

■導入方法
Winamp本体
WINAMP.COM』から、本体をDLします。
場所はトップにあるFREE DOWNLOADをクリックし、

1.Choose langage:Japanese(プルダウンメニューで選択)
2.Choose version: Full(recommended)

として、Email Addressは空欄のままで下のチェックボックスのチェックを外し、"Download Winamp-Free"をクリックで問題なくDLできると思います。
言語を変えたい人やPro版を使いたい人(有料)、最新情報(おそらく英語)をメール配信して欲しい人はそれぞれ設定を変えてください。

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インストールについてですが、現在はインストーラーも多少怪しいながら日本語に対応しているので解説は要らないとは思いますが、初めてWinampを導入するからよくわからないという人のために、簡単に書いておきます。
6番目の項目、『これらの追加機能を利用して最高の Winamp 体験をしましょう。』のチェックは全部外した方がいいです。

Winampを普通に使う上では不要です。
その他はデフォルトのままでOKです。

インストール後の初回起動では、初期設定画面が表示されますが、ここも関連づけに特にこだわりがなければそのまま終了ボタンで設定を終わらせてください。
すると、Winampがセットアップされ起動します。

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初期設定のままスキンをを使うと、可変ビットレート(VBR)の曲を再生した際に、SexyFontでビットレート部分の非表示するよう設定してもビットレート部分が表示されてしまうという不具合があります。
この不具合を解消させるには、Winamp設定から"プラグイン→入力"とたどり"in_mp3.dll"を選択して設定をクリックします。

設定ダイアログがでてくるのでタブをデコーダにあわせます。
すると下図の画面になるので、"VBR ファイルの平均ビットレートを表示"というのがあるので、チェックをいれてください。

これで、可変ビットレートの曲を再生させても、プレビュー通りに表示されるようになります。

日本語化パッチ
WinampはVer.5.54辺りから公式サイトでの公式日本語版が公開されたため、『Win32工作小屋』での日本語化キットの開発はすでに終了していますが、日本語訳の不備などのメンテナンス作業は引き続き行っているようなので、BBSで日本語修正版をDLすることをお奨めします。

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DL場所はトップからBBSへ進み、タイトルが公式日本語言語パックの改良版となっているモノの一番上にあります。
適用方法はDLしたZIPファイルを解凍し、中の"winamp-ja-jp.wlz"をwinampをインストールしたフォルダ(デフォルトはC:\Program Files\Winamp)にあるLangに入れる。この際、公式の日本語言語パックを先にリネームしてバックアップしておくことをおすすめします。
言語を変更したい場合は、Winamp設定にある"ローカリゼーション"もしくは"言語設定"から言語パックを設定し直してください。


MARON
underscore.jp』からProductsへ進むとDownloadがあります。
インストールは特に設定せずにそのままインストールすればOKです。

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設定ですが、特に何もせずともインストールさえすれば問題なく動くはずです。
ただ、他のプラグインと競合して機能していない場合もありますので、その場合は、
Winamp設定から"プラグイン→視覚エフェクト"とたどり、"vis_avs.dll"を停止させ"maron.dll"を開始させれば正常に作動します。

視覚エフェクトは複数起動はできないようなので、FreeFormしか使わない人は"vis_avs.dll"または"vis_milk2.dll"を作動させることをお奨めします。
(私のre-laiveスキンなどで使用できます)

YunaSoft
SexyFont
YunaSoft Home Page』から、SexyFontVer.7.89aをDLしインストールします。
"伺か"に歌を歌わせたい場合はVer.7.9b22もインストールしてください。(インストール推奨)
Winampのバージョンが2.xx系の人は以上で導入完了です。
ほどんどの人が5.xx系だと思いますが、その方は上記の後、『SexyFont Winamp5 仮対応』から"yunasexy79b21_wa5r1.zip"をDLし、zip内のテキスト文に従って設定してください。
以上で、インストールは完了です。

なお、通常は起動時に"Use skinned font のチェックを有効にしてください"という警告文が出ます。
私の今の環境ではなぜか表示されませんが(ぉ
どちらにせよ、次の設定をしてください。
Winamp設定から"スキン→クラシック スキン"とたどり"多言語タイトルのサポートなし"と書いてある項目にチェックを入れてください。

こうすると、スキンが指定するフォントが正確に適応されるようです。
ただ、SexyFont以外のプラグイン(日本語非対応のプラグイン)では文字化けがおこると思われますので、そのときは、またチェックを外してください。

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WinampVer.5.5xの人について
2曲目以降曲名が変わらない、またタイトルがスクロールしないという症状がおこり、まともに機能しなくなります。(Classicのみ)
これはWinamp本体の仕様が5.5xでUnicode完全対応に変更になった為、使えなくなったようです。
ただ、SexyFontがないと、多くのClassicスキンは表示がおかしくなってしまいます。
なので、SexyFontを安全に使いたい方はWinampのバージョンを5.35以前に戻してください。

旧バージョンのあるサイト:Latest Versions - Winampheaven.net
※注:アクセスは自己責任でお願いします。
    また、海外サイトなのでしっかりとウィルス対策はしておいてください。


また、5.5x系であっても英語の言語であれば、とりあえず動くみたいです。(Unicode云々との互換性は不明)
5.5x系の日本語版でどうしても使いたいという方は私のブログにある、SexyFont仮対応にある、"SexyFont仮対応日本語パック"を使ってみてください。 詳しくはページに書いてあるので省略しますが、一応SexyFontが使えます。当然、こちらも自己責任です。
(曲名変更、タイトルスクロール、伺かに歌わせるのは動作確認済み。こちらもUnicode云々との互換性は不明)

tmsVU
Win32工作小屋』のトップページにtmsVUのページリンクがありますので、そこからDLしてください。
インストール時の設定は特にありません。

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インストール時にデフォルトプラグインにしなかったり、したのに適応されなかった人は、 Winamp設定から"プラグイン→視覚エフェクト"とたどり"vis_tmsVU.dll"を選択して開始クリックしてください。
これで、tmsVUは起動できます。
しかし、コレだとMARONが使えなくなってしまいます。
この問題は、tmsVUを設定することにより解決します。

設定ですが、MARONと併用させるには以下のように設定してください。
上の図の開始の部分で設定をクリックしてください。 以下の設定ダイアログが出ますので、"「MARON (C)Sakurai Miyuri」を併用する "にチェックを入れてください。 これで、MARONとtmsVUを同時に使用することができます。

また、このときに"Skin選択"のラジオボタンを"外部BMP"に選択してください。
コレをしないと、tmsVUのスキンが適用されません。
その他の設定は好みに合わせて変えていけばいいと思います。

M2soft plugin
現在は『M2soft Software Archive』(本家)で5.xx系対応のモノがUPされています(Winampのバージョンは5.32まで動作確認されています)。
DLはサイト左側にある"Software Archive"の"M2soft plugin library"からDLできます。
この新しいバージョンはレジストが廃止されています。

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インストール時の注意としては、Advanced Skin pluginは必須です。G-Frameはインストールし、有効にすると従来のプレイリストが正常に作動しなくなります。私作成のスキンはG-Frameは一切使っていないので、インストール時にチェックを外しておいた方が設定が楽です。
Skin Explorerはお好みでインストールしてください。

ただし、他のスキン作家様の作品にはG-Frameを使用されているモノも当然ありますのでその場合はインストールした上で、以下のようにしてください。
右クリックのポップアップメニュー一番下の"M2soft Advanced Skin plugin→Preferences...(S)"を選択。
以下のダイアログが表示されるので(されなかったらタブをG-Frame Plug-Inにあわせてください) チェックを全て外してください。

これで、G-Frame が無効化され従来通りのプレイリストが使えるようになります。
特に、FreeForm スキンに切り替える場合はG-Frame不要なため、設定には気をつけてください。

Enhancer
Ady's page』の上、Enhancerを選択し、Version 0.17をDLしてください。
インストール時は特に設定の必要はありません。

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Enhancerを起動させるには、Winamp設定から"プラグイン→DSP/エフェクト"とたどり"dsp_enh.dll"を選択して設定をクリックしてください。

設定をクリックすると小さなダイアログが出ますが、キャンセルしてください。OKするとAdy's pageにとびます。

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スキンの適応には少々ややこしい手順があります。
まず、DLしたスキンからEnhancer用のスキンを解凍します。
解凍したファイルは"C:\Program Files\Winamp\Plugins\Enhancer\017(デフォルト時)"に入れておくとスキンの変更がしやすくなります。
次に、Enhancer上で右クリックしポップアップメニューの"Skin Browser"を選択する。
後は、使用したいスキンを選択するとスキンが適用されます。

Gucchi's Lyrics Displayer
Media Station』の上、Skinsを選択し、ページ下部"< 使用可能なプラグイン >"に"Gucchi's Lyrics"という項目があるのでクリック。ダウンロードが開始されます。
インストーラーはないので、Pluginフォルダに直接"gen_gslyrics.dll"と"gen_gslyrics.chm"を入れてください。

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Gucchi's Lyrics Displayerはインストールすると自動的にポップアップメニューに項目が表示されるので、起動する場合はWinamp上で右クリックし、"Gucchi's Lyrics > Displayer..."と選択すると表示されます。


項目は上から
・通常表示
・フルスクリーンでのカラオケ表示
・タグエディター
・設定
・ヘルプ
となっています。

ReginaCape_mix
Media Station』の上、Skinsを選択し、ページ下部に"ReginaCape mix Plug-In(RCmix) (Ver 1.003)"という項目があるのでクリック。ダウンロードが開始されます。
インストールは自己解凍形式の書庫ファイルなので、解凍先を指定して解凍してください。

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インストール後はまずはじめにレジストしなければ一部機能が制限されています。

レジスト方法はヘルプに書かれているので、探してみてください。

また、初期設定ではポップアップメニューの"Media Library"が"ReginaCape_mix Plug-In"という項目に変わっています。
Media Libraryを表示させたい場合は、"設定のMinibrowserを使用可能にする"にチェックを入れてください。

ミニブラウザが使用可能なバージョンではわかりませんが、WinampのVer. 5.541でなら以下のようにMedia Libraryが復活し、下の方に"ReginaCape_mix Plug-In"という項目が新たに追加されるようになります。

以上で、本体と必須プラグインの導入が完了します。
私の作成したスキンを使うだけなら以上で十分なのですが、以下のプラグインを導入するとより快適にWinampが使用できる……かもしれません。

in_!mpg123.dll
おたちゃんのMIDI/Audioソフト』へ行き、4.WINAMP5用プラグインから"in_!mpg123.dll"を選択しDLする。
書庫を解凍し、00kaiaku.txtを見ながらインストールする。

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設定ですが、初期状態では"in_mp3.dll"と競合してしまうのでまずは"in_mp3.dll"で"mp1,mp2,mp3"が再生されないように設定変更します。
Winamp設定から"プラグイン→入力"とたどり"in_mp3.dll"を選択して設定をクリックしてください。

すると下図のようなダイアログが表示されますので、拡張しリストから"MP3;MP2;MP1"を削除します。


これで、MP3の再生に関しては正常に再生されます。

次に、可変ビットレートの曲を再生するとSexyFontでビットレート部分の非表示するよう設定してもビットレート部分が表示されてしまうという不具合があります。
この不具合を解消させるには、Winamp設定から"プラグイン→入力"とたどり"in_!mpg123.dll"を選択して設定をクリックします。

下図の設定ダイアログが出るので"平均ビットレートを表示する"にチェックを入れてください。
また、有効にチェックが入っていない場合はこちらもチェックを入れてください。

以上で可変ビットレートの曲でもスキンが正常に使えます。

Vizualisation MUX
WINAMP.COM』へ行き、"Vizualisation MUX"で検索するとDLページが出てきます。
インストールは自己解凍形式の書庫ファイルなので下図のように解凍先を指定して"Unzip"で解凍してください。

以上でインストールは完了です。

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設定ですが、まずはWinamp設定から"プラグイン→視覚エフェクト"とたどり"Vis_max.dll"を選択して設定をクリックしてください。

下図の設定ダイアログが表示されますので、"Add DLL"をクリックし、視覚エフェクトのプラグインを選んでください。(基本はvis_***.dllというファイルです。例外はmaron.dll)

選択するとVisualization Plug-insに選択したプラグインが表示されます。
また、削除する場合は削除したいプラグインを選択した状態でRemove DLLをクリックしてください。

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注意ですが、Infomationには"OpenGL, 3dFX, およびフルスクリーンプラグイン"は使用が推奨されないとなっています。(すべてのプラグインが使えるわけではない)
また、プラグインは原則8つまで同時起動ができるとなっています。
このプラグインを起動中にそれぞれの設定を変えたい場合は、Visualization Plug-insから設定を変えたいプラグインを右クリックし、でてきたポップアップメニューの"Configure"を選択するとそれぞれの設定ダイアログがでてきます。
個人的な注意としては、視覚エフェクト系は結構動作にマシンパワーを使うので同時起動は2つ3つが目安かと思われます。


■Winamp 5.5x系の注意点
導入にもちらほら書いていますが、WinampのVer.5.35以前と5.54xでは中の仕様がかなり変わっているらしく正常に作動しないプラグインが結構あるようです。
動くプラグインであっても、例えば視覚エフェクト系はWinamp起動後にプラグインを起動し直すと不具合(ほとんどの場合がフリーズ)がおこります。
tms_VUの場合であれば、"ウインドウクラスを登録できませんでした"というエラーが起こります。(下図)

唯一、FreeFormスキンでかつプラグインがMilkDrop2の時は不具合が起こらないようです。(スキンがClassicだと不具合発生)
まぁ、プラグインは結構Winamp2.xx系の頃に作られたモノが多く、どうしてもエラーはイヤだという人は旧バージョンを使うというのも一つの手だと思います。
その場合は、私のサイトにあるFreeFormスキンがほとんど使えなくなりますけどね(ぁ

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