立川6億円強盗:容疑者グループ 間取りのメモを所持

2011年9月10日 2時30分 更新:9月10日 3時14分

 東京都立川市の警備会社「日月警備保障」立川営業所から約6億円が奪われた事件で、容疑者グループが営業所内の間取りを記したメモを所持していたとみられることが捜査関係者への取材で分かった。警視庁立川署捜査本部はグループのリーダーとみられる元指定暴力団山口組系組員、小沢秀人容疑者(42)=強盗傷害容疑などで逮捕=が入手した内部情報を基にメモを作成したとみている。

 捜査関係者によると、実行役とされる渡辺豊被告(41)=強盗傷害罪などで起訴=が「金庫やドア、窓などの位置が分かるメモを持っていた」と供述したという。「メモは捨てた」とも供述し、発見されていない。

 また、小沢容疑者がリーダー格の一人とされる藤沢千秋被告(41)=同=に対し▽営業所の腰高窓が壊れている▽夜間は警備員が1人▽多額の現金がある--との情報を伝えていたことも新たに判明。捜査本部は小沢容疑者の情報の入手方法を追及している。【山本太一、内橋寿明】

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