東京・立川市の6億円強奪事件で、首謀者として逮捕された男が、事件前、「強盗をやる者はいないか」と人集めを指示していたことが分かりました。
元暴力団組員の小沢秀人容疑者(42)は5月、立川市の警備会社から現金6億円を奪った疑いが持たれています。その後の警視庁への取材で、小沢容疑者は事件前、すでに逮捕・起訴されている亀治中博之被告(41)に「誰か強盗をやる者はいないか」と実行犯などを集めるよう指示していたことが新たに分かりました。実行犯とされる渡辺豊被告(41)は、「亀治中被告に現場事務所の見取り図などが書かれたメモを見せてもらった」と供述していて、亀冶中被告から犯行を持ちかけられたとみられています。警視庁は、小沢容疑者が犯行を指揮し、メモを作成するなどしたとして調べています。