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2011年9月9日(金) 19:16 |
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3大学合同で就職説明会
円高、株安など、企業の不安は尽きないことから、今年も厳しい大学生の就職環境です。 そんな中、岡山市の大学では、3年生を対象にした就職セミナーが開かれました。
大学3年生が緊張しながら初めて挑んだ模擬面接です。 この就職セミナーは、岡山商科大学が四国学院大学、鳥取環境大学と合同で開いたもので、19人の3年生が参加しました。 これから始まる就職活動への意欲を高めようというもので、面接の心構えやマナーを学び、自分の考えをまとめて話す練習にも取り組みました。 今年は震災や円高などが響き、4年生の求人確保に苦戦しているという大学側ですが、さらに3年生の支援にも力を入れるのには、理由があります。 これまで3年生は、10月から就職サイトのエントリーなどを始め、選考にのぞむというスケジュールでした。 ところが、景気悪化による不安などから、学生の活動は加熱する一方。 そのため日本経団連は、採用活動を12月からに遅らせるよう企業に通達しました。 今年の3年生は準備期間が2か月短くなったのです。 セミナーでは、企業訪問も行われました。 就職活動の期間が短くなれば、企業が学生にアピールできる期間も短くなります。 この企業では、学生には事前の企業研究を十分してほしいと望みつつ、熱意と意欲ある人材を厳選したいと考えています。 依然厳しい就職戦線に、参加者からは不安の声も多く聞こえてきました。
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