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25回中国大会(その7)

 前回の続きですが、「学べるニュース」で辛坊治郎が電力会社の10社体制について説明していました。気づいていませんでしたが、日本の電力会社はこの前までの高校生クイズと同じブロック分けになっているんですね(個別の地域は新潟が東北電力とか細かい違いがあるが)。ということは電力自由化になると、全国で28ぐらいの電力会社ができるのだろうか。

 それでは25回中国大会です。

−−−−(ここから当時の引用)−−−−

 29日の夜に、高校生クイズ宣伝のための、鈴木アナによるネットラジオが放送されました。今年で3年目ということですが、昨年までは勤務の都合で一度も聴いたことがありませんでした。この中で、高校生クイズOBに電話をかけたら、20回の近畿大会に出て雷雨に遭ったと語っていました。私も現場にいましたが、覚えていません。

 中国大会の決勝です。呉市の大和ミュージアムの裏の、海に面したエリアです。もともと港だと思われ、それが公園のような感じになっています。海の方向にむかって、戦艦大和の甲板をイメージした床がのびています。
 各チームはモップを持っていて、問題が出ると自分の前にバケツの水をまいてから(雨が降っているので関係ないが)、3カ所のスイッチがあるところをモップでこすります。久々の、スイッチにカウンターを使ったクイズです。モップで前後に一定回数こするとスイッチが入ってランプがつきます。するとその先のスイッチのところに行って、さらに3カ所目のスイッチが入ると、大和の主砲の形をしたところからドライアイスが吹き出して解答権が得られます。解答権を取ったときの音が「ポーン」でないのは22回北陸の「へい、お待ち」以来です(実際は今回は音も鳴っていたらしいがドライアイスでまったく聞こえなかった)。このドライアイスの設備は、九州の決勝でセットの後ろに設置されていたものと同じです。主砲の先が司会者の方を向いているので、鈴木アナが「小野寺さん、大丈夫ですか」と美術スタッフに盛んに聞いていました。1人ずつ答えて抜けていって、3人とも勝ち抜けたチームが全国大会進出です。
 島根の対戦、女子チームが派手に転んでスカートの中が見えそうになって、鈴木アナが「今のは放送できるかどうか」(予選番組でのスポットでこの映像が使われていた)。そして次の問題でも同じ人が転びました。この対戦は芸能問題ばかり出ます。男子チームは解答権をとっても不正解ばかり。最終的に女子チームが勝ちました。勝者インタビューは森アナが別の場所でやって、ライオンのぬいぐるみも出ています。
 次は鳥取です。同時に2チームが転んでもう1チームが逆転で解答権をとりました。最終的に全チームが2ポイントという状態までいきました。
 山口は残っているのが全部女子です。2問続けて「…に共通する言葉は」という問題が出て、同じチームがとります。2ポイントのチームを阻止するためだけに、次の問題で解答権をとって堂々と「わかりません」と答えるチームがいます。勘でも答えられる問題なのに。最終的に別のチームが逆転勝利しました。炭酸ガスのボンベを交換している間に鈴木アナはかわいい方の敗者にインタビューしています。
 最後は広島です。混成チームが2ポイント先取しますが、三次が追いついて、最後は転んだのに解答権をとって逆転勝利します。終わったのは18時過ぎ。
 2日後の四国・岡山大会まで3連休をとっているので、本日は尾道に泊まることにしています。夜9時前の尾道駅前はとても寂しい。このときは、これから数日後に同じ時間帯の尾道駅にものすごい数の報道陣が押し寄せることになるとは想像もつきませんでした。
−−−−(ここまで)−−−−

 尾道駅に報道陣が押し寄せるというのは、このほど収監が決定した人がこの選挙区から刺客として立候補したからです。当選して与党の国会議員になっていたら、このたびの実刑で収監ということになっていたでしょうか。

25回中国大会(その6)

 甲子園でのタイガース戦の中継権を、水曜日は朝日放送が持っています。このため夏の間は、「ナニコレ珍百景」と「そうだったのか!学べるニュース」は多くの週で関西では土曜午後に回されます。このため、おとといは学べるニュースの辛坊治郎が「増刊!たかじんのそこまで言って委員会」の完全に真裏になっていました。ABCも、ナニコレと放送順を入れ替えるとか配慮してやればいいのに。

 それでは25回中国大会です。

−−−−(ここから当時の引用)−−−−

 8月10日は全国的に晴れでしたが、新潟と広島でのみ大雨が降って、広島では死者も出たそうです。

 その雨の中の中国大会です。我々が移動を始めた途端、またすごい雨と雷です。最寄りの市電停留所へ歩くだけで大変です。決勝会場の大和ミュージアムに行くには、広島駅まで出て呉線に乗って呉駅から歩くのが素直でしょう。なに! なんで突然、決勝会場の名前が出るんだ。実は、手がかりがまったくつかめないというのは、この会場ではつかめないという意味であって、今回はいくら会場で情報を隠されても、沖縄大会の決勝よりも早く中国大会の決勝会場を知っていました。
 それはなぜか。21回のとき、日本テレビが司会者が代わるとも何とも言っていないうちから、広島テレビのホームページには「司会はラルフ鈴木」と載ってしまいました。そして今回もまた広島テレビのホームページに、中国大会の決勝は大和ミュージアムということが載ったのです。さすがにすぐに削除されたそうですが、我々の仲間の、予選を見に行く人たちは、一瞬の間にきっちりチェックしています。会場での情報漏れは完璧に防いでもネットで情報が漏れる広島テレビ。
 大和ミュージアムといえば、今年できた施設ですね。戦艦大和の10分の1模型が目玉です。これができたから、呉で決勝をやることができたわけです。ちなみに、私が沖縄大会に行っている日に、私の両親は大和ミュージアムに行っていたそうです。
 それにしても、バスで直行できる勝者・スタッフと違って、我々は相当遠回りです。接続もそれほどよくない。呉線に乗ったら、なかなか進みません。大雨のため徐行運転しているのです。しかも単線で列車交換に影響するため、ますます遅れが増幅されます。呉駅には15分以上遅れました。駅から大和ミュージアムまですぐだと思ったら意外に歩きます。決勝会場は建物の中なのか外なのかわかりません。とりあえず、建物の裏の海に面したところに向かってみます。
 そしたらセットが見えました。ここに着いたのが16時25分ごろですから、移動に2時間かかったことになります。島根県のインタビューをやっているところです。車で早く着いた人によると、これからクイズが始まるところだそうです。大和ミュージアムに着いた挑戦者一行は、まずは館内を見て回っていたそうです。このおかげで我々もクイズに間に合うことができました。どうでもいいことですが、大和の模型は「波動砲」の穴が開いていないとかえって不自然に思ってしまう(ちなみに大和ミュージアムには「宇宙戦艦ヤマト」のコーナーもある)。
 戦艦大和にちなんだ決勝のルールですが、それは次回。

−−−−(ここまで)−−−−

 過去、運大王のあった回を除いてすべて、決勝会場への移動がある広島での予選。昨年もこの地区だけ移動がありました。今回も、大半の地区が単県になって2〜3時間ぐらいで予選を済ませそうな状況の中でも移動はあるでしょうか。

25回中国大会(その5)

 先週の日曜日の朝日新聞に、ナナマルサンバツの書評が載っているといううわさがあったのですが、ようやく確認できました。書評の内容は一般人にクイズのことを教えるもので、クイズマニア的には情報はありません。むしろこの漫画の書評が朝日新聞に載ること自体が重要だと思います。クイズへの理解が多少広まるかもしれません。

 それでは25回中国大会です。

−−−−(ここから当時の引用)−−−−

 28日の毎日新聞の国際面に、非常におもしろい記事が載っています。AP共同ですから、他の新聞に載っているのかどうか知りませんが、タイのタクシン首相が記者会見で、「ピンポン」とか「ブー」と鳴る○×の札(東急ハンズのパーティーグッズコーナーとかで売ってるやつ)を使ったそうです。好ましい質問には○を出す一方、気に入らない質問には×を出して回答を拒否します。息子が日本で買ってきたそうです。

 それでは中国大会です。抽選会にLeadが出てきます。賞品のTシャツをLeadの4人の体にこすりつけて、最後に鈴木アナが自分でTシャツで顔をふきます。しかし、みんなでいくら引いても、当たった番号の該当者がいません。最後にはADにまで引かせます。結局、ジャンケン大会に変わりました。13時50分前に終わって、以降の抽選会は別の場所に移るそうです。
 ここで、会場の後ろの方に観光バスが現れました。呉市交通局のものです。つまり決勝会場は呉だということですね。私は回数が1桁のころから、いつになったら中国大会の決勝を呉でやるんだと思っていました。今までは収録に適当な場所がなかったわけですが、今年は何かできたのだろうか。
 後ろの方でやっている抽選会に大急ぎで鈴木アナがやってきて、サイン入りスタッフTシャツのジャンケン大会をやります。
 14時5分過ぎから準決勝です。と思ったらいきなり、○×クイズの第1問を読み上げます。POWERの文字が見えなかったから、問題文を差し替えたわけです。そして「以上、テレビの裏側でした」。
 敗者復活で残っていたのは鳥取のチームでした。まずは鳥取と島根の対戦です。1問目で鳥取が一気に決定して、島根は2チーム抜けました。2問目は1チーム不正解。ここで急に雲がかかって、夜みたいに暗くなります。3問目の地図記号は両方不正解で、4問目のかなり難しい漢字の書き取りで1チームが決まりました。
 鈴木アナが「天気との戦いです」と言いながら急いでいます。後方では抽選会が続いていて、この準決勝を見ているのは、各地から高校生クイズを見るために集まった人たちだけです。
 次は山口と広島です。鈴木アナは三次高校や下松高校を読めません。1問目を出しているときにまた雷が聞こえます。広島は一発で決定。山口は正解が2チーム。呉のチームは負けました。せっかくこれから行くから帰宅するのが簡単なのに。でも三次が残っていて期待できます。過去、広島県の代表に、中国山地のチームがなったことはありません(吉田高がやや近いか)。そういえば前回の九州の指宿高校も惜しかった。こういう、極めて交通の便が悪いところから勝ち残ってほしかった。スタッフの1人の出身校でもあったそうですが。
 2問目の正解は、さっきの対戦の2問目で誤答だったチームが書いた答えです。これで2チームになりました。どちらかが決勝進出です。3問目から雨が激しくなってきます。両方正解と両方不正解が続きます。雨で解答する字が読めなくなってきました。鈴木アナが、テーブルの下で字を書くように言います。
 8問目でついに決定しました。14時半ごろです。さあ、即座に決勝会場へ移動しなければなりません。
 観光バスのところには「広島→呉」と書かれた荷物があって、ますます決勝は呉であることは確実ですが、具体的な場所がわかりません。

−−−−(ここまで)−−−−

 準決勝のルールは、サドンデスの書きクイズで5チームから3チームが残るというものです。
 広島に限らず、県庁所在地のチームが代表になることが圧倒的に多い。ちなみに、県庁所在地以外にある学校が初めて優勝したのは実に第14回です(その後、4回続けて県庁所在地以外が優勝しているが)。

25回中国大会(その4)

 今日は日本テレビで「知Qまるカジリッ!ムシくぃ〜ず」というのをやっていました。それにしても、テレビ朝日の日曜夕方の実験枠は非常に完成度の高いクイズをやるのに対して、日本テレビはコーナーごとにバラバラなことをやって、どれか企画が当たるかもしれないといったつくりです。今回も学校で習うような知識から雑学系、推理系もあれば、どうでもいい芸能人情報のクイズもあります。逆に自信のなさが感じられます。

 それでは25回中国大会です。

−−−−(ここから当時の引用)−−−−

 中国大会の続きです。12時30分前から雷で中断になっています。今回の会場は都市の中にあるので、周囲の道路から舞台裏がそのままのぞけます。ディレクターが○×クイズの勝者に対して裏で準々決勝のルール説明をするのを完全に見ることができました。また、主要スタッフはステージの下に避難していることがわかりました。
 12時45分ごろ、急速に雨が小降りになって、どこからともなく敗者が自主的に戻ってきます。ディレクターが13時に判断すると言って、結局12時52分に再開宣言が出されました。
 青空が見えてきましたが雷は鳴っています。雷が鳴っているのに太陽の照り方がすごくて異常に暑い。ついさっきまで空全体が雨雲に覆われていたんだぞ。頭上に雲の境界線があります。
 準々決勝の1問目。非常に難しい問題で、私はまったくわかりません。敗者復活側は圧倒的に少ない答えが正解でした。ここで鈴木アナが「ここで情報が入りました。準々決勝の後まだLeadの皆さんが残っているということで」。2問目は勝者側も敗者側も全チーム正解でした。「今のは練習問題です。多分、放送には乗っていませんので」。
 3問目は、この100年で地球の気温は何度上昇したかという問題です。こういうのは去年なら出ないでしょう。すでに敗者復活は数チームしか残っていません。勝者側の方が多いくらいです。5問目が終わって勝者側はあと2チーム、敗者復活は5チーム。次は料理の問題なのですが、敗者復活で正解したのは全員男子で間違えたのは全員女子です。勝者側はここで決定しました。
 残りの敗者復活は3チーム。7問目は全員不正解でしたが、8問目は3つの答えに1チームずつになって、鈴木アナが「テレビ的にどうもありがとうございます」。勝ったのは覆面のチームでした。13時半前に終了しました。
 次の抽選会はステージ上であります。ディレクターが、予選通知を出せとうるさく言っています。Lead目当てに来る人を排除するためか。ところで、次の会場に関する情報はいまだに見られません。この先わかるのでしょうか。それは次回。
−−−−(ここまで)−−−−

 準々決勝のルールは、勝者が1対1の対戦で三択クイズをする一方、同じ問題でサドンデスの敗者復活戦をするというものです。

25回中国大会(その3)

 先日、ツイッターで伊集院光がこのようなことを書いていました。

−−−−(ここから)−−−−

HikaruIjuin 恐れ多くてご挨拶だけでした。エピソードとしては、文字数無いや。 RT @norizard: @HikaruIjuin 今日、古畑任三郎を見ていたら伊集院さんが出てましたが、田村正和さんとお話をされたりしたのでしょうか? 古畑任三郎のファンとしてぜひ知りたいです!

−−−−(ここまで)−−−−

 確かクイズ王唐沢寿明に殺される被害者の役でしたね。

 それでは25回中国大会です。

−−−−(ここから当時の引用)−−−−

 それでは中国大会です。○×クイズの2問目で鳥取と島根の決定チームが出ました。3問目は昔「クイズ日本人の質問」で見たことがあります。次から走りクイズです。4問目は、問題の前提となる知識を高校生が知っているのか? 第1回の近畿で「赤穂四十七士に大石という名字は3人いる」という問題が出ましたが、これは大石内蔵助と大石主税の他に誰も知らない大石がいるという意味で、前記の2人を知っていないとおもしろくも何ともありません。やはり今回はできるチームを残そうとしているのだろうか。正解は圧倒的少数でした。ここで山口・広島にも決定チームが出ました。
 5問目は非常にいい問題です。ここで正午を示す音楽が鳴ります。6問目は数学の問題。この時点で残りの枠は広島の2チームと島根の1チームだけです。
 そのとき、雨、そしてまたもや雷の音が! 今年はどうなってるんだ。残り数チームしかいないので続行します。8問目で、あとは広島の1チームのみです。鈴木アナが、○×クイズの終了後に避難すると繰り返しています。
 9問目、仮名手本忠臣蔵の問題です。だから今の高校生が仮名手本忠臣蔵を知ってるか? 四十七士のエピソードを知らないと問題のおもしろさがわからないと思うのだが。10問目、三択を○×にした問題です。このパターンは高校生クイズではほとんど出ませんし、出してはいけませんが、今回を含め過去3例(だと思う)はすべて同じ答えです。これで最後の1チームが決定しました。
 12時15分過ぎに終了して、結局、中断しないという決定になりましたが、それから10分ほどたって、ディレクターが避難宣言を出しました。25回の歴史で初めて雷で避難したら、その6日後に史上2回目の雷で避難があって、その4日後に史上3回目の雷で避難です。直後に雨がものすごい降り方になりました。これがさっきまでPOCARI SWEATと書いていたのと同じ空か? 最初からこういう天気なら絶対に第1問はできませんでした。
 ○×クイズを通過したチームはまたトラックに入ります。目の前にはかつての広島大学の校舎があるのですが、壁が崩落するおそれがあるため立ち入り禁止です。敗者は隠れるところがありません。
 このどさくさに、次の会場の手がかりをと思いましたが、今回の広島テレビは情報管理が完璧で、一切何もわかりません。それにしても、いつになったら再開できるのでしょうか。それは次回。

−−−−(ここまで)−−−−

 この年の近畿大会で、雷のために1時間ぐらい中断して、私も参加者と一緒に大阪万博のパビリオンだった建物に避難したのでした。その後、九州大会でも雷で中断しました。なお、「25回の歴史で初めて雷で避難」は間違いで、15回関東で雷で避難したことを自分で書いていたのでした。

25回中国大会(その2)

 HTMLを書いているとequivというつづりが出てきますが、これを何回打とうとしても間違えます。間違えたと思って削除して打ちなおしてもまた間違えるのです。「qui」と打った時点で、左手の小指が完全に無意識に「z」のキーをたたいているのです。いかに私がquizのことばかり書いているかがわかります。

 それでは25回中国大会です。

・・・・(ここから当時の引用)・・・・

 それでは中国大会です。さんざん引っ張ったあげく、いきなり第1問が出ます。空にPOWERと書いてあるというのですが、私にはわかりません。雲がかかっていますが、鈴木アナは「少なくともOの文字は完全に見えています」と言っています。高校生はわかっているのかわかっていないのか。この文字の大きさと広島市民球場を比べる問題です。甲子園でさえ第1問に出たことがないのに、広島市民球場が出るとは思いませんでした。
 その後、空の別の場所に「POCARI SWEAT」という文字が現れました。今度は完全にわかります。そうか! 「ビッグコミックスピリッツ」の「気まぐれコンセプト」で読みました。当番組のスポンサーである大塚製薬は、この夏のポカリスエットの広告キャンペーンとして、飛行機雲で全国の空にPOCARI SWEATの文字を出しているのです。この何日か後には、甲子園球場でこの文字を見たというのをスポーツ新聞で読みました。これを利用して、POWERという文字を出してもらったんですね。POWERというつづりは POCARI SWEATにすべて含まれているから、実現は困難ではなかったわけです。
 今度は完全にわかるので、改めて高校生が○×に移動することになりました。この後、何回かPOCARI SWEATの文字が出ましたが、POWERは出ません。番組の契約上、1回しかやってくれなかったんですね。そのため、後で、「POWERの文字は」というのを「あの1文字は」と言い換えて問題を録音し直していました。
 スーツを着て一般人にインタビューしている人がいます。また、携帯電話で雲の状況を話している人も。広告会社の人が効果を測っているのか。
 正解発表は、○×どちらかの側から炎が上がるというものです。しかしこの炎の設備はもともとセットに備わっていて、いつも出しているものですから、この正解発表に関してコストはかかっていません。○と×からそれぞれ1チームを舞台に上げてパワーと叫ばせます。
 
 ここで森アナが出てきて敗者復活を要求します。勝者側に「敗者復活していいよね」と言うとみんな「いい」というので、鈴木アナが、それはテレビ的にはよくないと言って、「だめ」と言い直させます。復活をやる条件は、中国ブロック出身の首相を5人答えるというものですが、敗者が一生懸命「竹下登」と叫んでいるのに、その名前を絶対に森アナが言わないのが不思議です。まるで竹下登自体を知らないかのようでした。
 不正解側の鳥取・島根は残れとディレクターが言っていますが、どうやら両県とも正解が10チームを超えていたようです。
 
 2問目は過去問のはずです。しかも中国大会で出ていたと思いますが。知らないとかなり難しい問題です。鈴木アナが、自分で解いたら間違っていたと言っていました。司会者がそのようなことを発言するのは史上初です。
 この後、○×クイズの途中に、信じられないことが起こります。今年は異常です。それについては次回。
 
 ・・・・(ここまで)・・・・

 ビッグコミックスピリッツでクイズのネタといえば、フランスからお台場に自由の女神を持ってくるとき、日本側が掃除のおばさんも含めて自由の女神の情報に異常にくわしくて、それはウルトラクイズがあるからだというのがありました。

25回中国大会(その1)

 「週刊女性」の表紙に、児玉清のアタックのポーズに秘話とか大きく書いてあるのですが、アタックチャンスのときのポーズを鏡の前で自分で考えたというだけです。記事の他の部分は、クイズ的にはよく知られている話ばかりでした。ただ、児玉が配る飴で好きなのはコーヒー味というのは初耳でしたが。

 さて、昔の予選リポート、今回は25回中国大会にしました。番組で過去の名場面が取り上げられるとき、必ずこの決勝が放送されるからです。

−−−−(ここから当時の引用)−−−−

 それでは8月10日の中国大会です。中国大会が時期にしろ順番にしろこんなに遅いのは初めてです。そもそも8月10日に予選をまだやっているということ自体があまりありません。前回、広島で予選をやった22回、島根県が8チームしか参加しませんでしたが、これは教育委員会が高校生クイズを妨害するためにその日に全県模試をやったという話があります。私は直接確認していませんが、相当いろいろなところで言われているので事実でしょう。だから今回はできるだけ中国大会を遅くしたのでしょうか。
 今回の会場は東千田公園というところです。聞いたことがない場所です。今まで一度も使っていません。広島港の方へ向かう市電の途中にあるのでした。周囲はビルが並んでいます。もともと広島大学があったところらしい。会場がかなり狭い感じがします。第1会場がこんなに狭く見えるのは、16回の四国の高松中央公園以来です。参加者が減った今だからこそこういうところでできるのでしょう。
 北海道以降、どの予選も開始が10時半と遅くなっています。そのちょっと前に会場に着いたら、森アナが前説をしていて、早速Leadが出てきます。ところで、今回Leadが歌っている高校生クイズ応援ソングの歌詞に「君の宇宙へシャトルに乗って」とあるのですが、前日のスペースシャトルの帰還で事故が起きていたら、この曲は歌えなくなったのでしょうか。
 広島テレビの編成制作局長があいさつします。その内容は、水分を補給しろとか、気分が悪くなったらTシャツのスタッフに言えとか、この人にまったくふさわしくないものです。続いてライオンの大阪本店の営業推進部長が開会宣言です。ライオンは広島には支社がないのか。「全国大会目指して頑張ろう、オー!」とやらせます。
 鈴木アナが登場します。「第1問はどんな問題か。そしてどこから出題されるんでしょうか」。「どこから」って、わざわざ言うというのは、空だとしか考えられませんが。しかし、長崎原爆忌の翌日に広島の空から何かを投下するというのは考えにくい。そして、突然高校生に「パワー!」と叫ばせたり、チーム紹介の仕方も何か不自然です。何かの時刻を待っているように見えます。飛行機が来るということでしょうか。
 鈴木アナが「我々は賭けをしました」と言っています。できないかもしれない第1問の企画とはどういうものか。それはやっぱり次回。
−−−−(ここまで)−−−−

 この時点で、過去に予選が8月10日以降に行われたのは、6回北海道だけだったと思います。今年は震災対応で、思い切りずれ込んでますけど。気づいていませんでしたが、インターネット特別大会って、最後の地区大会の当日に行われるんですね。

日本人の質問(その56)

 2週間前の「ITホワイトボックス」を一部見逃したので、NHKオンデマンドで改めて見ました。ネットショッピングがテーマで、アマゾンの倉庫の内部が映るのですが、棚に「つい誰かに出したくなる○×クイズ777問」があるではないか。誰か当ブログを読むような人が注文したのか?



 それでは「クイズ日本人の質問」です。

−−−−(ここから)−−−−

本物そっくりの石垣はどうやって造る?
発泡スチロールの型を枠につけてコンクリートを流し込む。色もあらかじめ型に塗っておくとコンクリートにつく。
ラジオ放送が始まった当時、時報はどのようにやっていた?
1925年3月22日に放送が始まった。番組が始まるときと終わるときに時報をやった。「…1秒前、はい」と口で言った。3カ月後にドラになったが4日でやめた。次にチューブラベルになった。
缶ビールの飲み口の形が左右対称でないわけは?
ステイ・オン・タブ・エンドの缶はてこの原理を使って開けるので、その力の伝わり方で開けやすいように。
日本の伝統的なスポーツで使われているハイテク練習機は?
柔道で、背負い投げ練習用のダミーロボットを使っている。力のかかり方がわかる。「ダミ子ちゃん」という。
チンパンジーがやる、人間のような行動とは?
緩やかな群れでバラバラに暮らしているので、仲間と再開したときに抱き合ったり握手をしたりキスしたりする。主にオスがやる。
「◯◯のさしがねで」という「さしがね」の語源は?
歌舞伎で役者の陰に隠れて蝶などを動かすさお。また、人形浄瑠璃で人形を動かす棒もいう。これから黒幕の意味になった。
一輪車(猫車)の「2才用」というのは何?
1才は1立方尺をいう。つまり積める量を表している。
おしどりの夫婦にはメスが怒るようなどんな習性がある?
ヒナがかえるころには夫婦を解消。子育てはすべてメスがやり、オスはオスだけで遊んでいる。

−−−−(ここまで)−−−−

 今こうやって問題と解答だけ見ると、間違いの選択肢がどのようなものだったのか全然わかりません。

阪堺縦断ウルトラクイズ(その7)

 昨日テレビ朝日で「MAXブレイン」というクイズをやっていました。単発で予算もなさそうな枠ですが演出がよくできています。司会の大熊アナウンサーが「慎重かつ大胆に」と言っていましたが、これって追悼か?

 それではウルトラクイズです。堺市役所の展望室に上がったら、すでに決勝が始まっていました。準々決勝と準決勝は移動しながらのクイズなので時間のロスがありませんでした。まだ20人以上残っています。確かホームページでは、決勝に行けるのは2人と書いていなかったっけ。
 最後まで徹底して○×クイズしかやりません。少しずつ失格者が出ます。子守は「今なら変えてもいい」とかいろいろ誘導するのですが、これは決勝がある程度の問題数になって盛り上がるようにするためだと明言します。
 最後の5人ぐらいになって全然分かれなくなったので、ようやく○×のプレートが登場しました。それがあるなら最初から使えばいいのに。これを使うとあっという間にクイズが終わってしまうのでしょうが。

 ついに2人になりました。ここで出た問題が、堺市の有名な手作り線香の店、薫主堂が、「関西テレビ『よ〜いドン!』の『となりの人間国宝』に認定されていない」。これまで歴史とか文化とかさんざん出してきて、最後がそれかよ。となりの人間国宝さんは、あの時間帯にテレビを見ていなかった視聴者を相当掘り起こしたと思います。この問題で分かれて、優勝が決定しました。優勝者はビリケンのかぶりものみたいなのをもらっていました。
 私が見たところ、クイズマニアっぽい人はいませんでした。マニアがでても、あの○×クイズで正解し続けるのは難しいでしょう。

阪堺縦断ウルトラクイズ(その6)

 日本テレビで徳光和夫の半生を振り返る番組、震災で延期されていましたが昨日ようやく放送されました。長嶋監督(第1期)解任のとき、ズームインの生放送で「巨人軍は不滅ではなく壊滅」などと批判しまくったのが放送されていました。しかし徳光が以前語っていたところでは、さらに「これで私は読売グループとは縁を切らせていただきます」と言ったそうです(日本テレビの社員なのに)。そこはさすがに放送されていませんでした。

 それではウルトラクイズです。今日、ドコモの新製品内覧会に行って思い出しましたが、子守が住吉大社でしていた話で、木製携帯電話をネットで何気なく注文したらものすごく高かったそうです。
 さて、勝者は住吉から阪堺に乗ってクイズをやって、おそらく浜寺駅前まで行きます。そこから南海バスの中でクイズをやって決勝会場に向かうわけです。そこで私は直接、決勝会場を目指します。住吉大社から南海で堺へ向かいます。ところで、決勝会場の堺市役所の展望ロビーは日曜日も開いているのでしょうか。以前、群馬県庁に行ったときは、展望フロアは日曜日に入れるようになっていましたが。場所がわからないので観光案内所で聞いたら、高野線の堺東駅のそばでした。そこまで行く南海バスも、私のチケットで乗れます。
 堺市役所は普通に入れるようになっていました。展望ロビーへの直行のエレベーターがあります。
 この後、それが最終問題か。

阪堺縦断ウルトラクイズ(その5)

 先月18日にこれを書きました。

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 昨日は北海道のみで放送予定だったプロ野球を、斎藤佑樹プロ初先発ということで急遽テレビ朝日でも中継したために、関東ではアタック25が高校生クイズ事前番組の真裏になりました。それよりも「ナニコレ珍百景」が関東(と北海道)のみで見られないという事態に。総集編とかではなく新作だったのに。

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 ようやくこのナニコレが東京で放送されました。ところでこの日に放送時間が変わったアタック25は、司会者が変わった最初の回ではないか。

 それではウルトラクイズです。スタッフは南霞町から阪堺電車で住吉大社に向かうようです。私はスタッフを避けて、恵美須町まで行って後の列車に乗ります。住吉鳥居前で降りました。ここで14時まで休憩して住吉大社の参道を進むと、スタッフが建っている建物のところは門が閉まっていて、一般人立ち入り禁止になっています。後日放送するわけでもない(というか収録自体していない)のに、そんな隠したところでやってどうするんだ。エコノミクス甲子園のりそな銀行じゃないんだから。どうやら、もともと工事のために一般人が入れなくなっているところを、今回のクイズで特別に使わせたらしい。
 といっても神社の塀ですから、いくらでも音声は漏れてきますし隙間からのぞけるところもあります。こういう状況でクイズ見ることは何百回も経験しています。しかし今年初めて蚊に刺されました。

 ここでも神社側の人が呼ばれています。住吉大社はかつては南向きに建てられていたとか、馬の行列の中に牛を1頭混ぜていたとか、でっち上げ問題があります。ここでのクイズでは、正解者が少なくて敗者復活戦という場面がありました。どのくらい残すかは司会者の裁量っぽい。次は電車内でのクイズなので、結構落とします。

 勝者が阪堺電車の住吉駅に向かうと、どこからか貸し切り電車が来ました。多分、日本最古の現役電車だと思います。次のクイズはこの車内、さらにその次は南海バスの車内らしい。この後のクイズを見られるのか。

阪堺縦断ウルトラクイズ(その4)

 月曜の深夜に「爆問学問」の再放送を見ていました。錯覚がテーマなのですが、街並みの建物が実は出っ張っているのに引っ込んで見える模型で田中が「なんかこれ、オレ見たことある」。見たことあるって、あんたらが「ジキルとハイド」で巨大模型を使って紹介していたじゃないか。テレビは有用な情報を次々と送り出していますけど、見る方も出す方も結局全部忘れますよね。

 それではウルトラクイズです。参加者たちは今宮戎からスパワールドまで歩いて行くというので、私は切符のもとをとるために電車に乗ろうかと思ったのですが、今宮戎駅に行って新今宮まで1駅乗って、その出口からスパワールドまで歩くとなると、直接歩いた方が早いことがわかりました。この辺は何十回と来ていますが、今宮戎と恵美須町駅と通天閣と新今宮駅の位置関係を初めて理解しました。
 
 次のクイズ会場は、まさにかつて高校生クイズ近畿大会の準決勝が収録された場所です。ここではゲストとして若い女性タレントの集団が出てきます。NMBみたいなものです。この地域を盛り上げるために何かやっているらしい。
 通天閣などの問題が出ます。でっち上げもあります。少しずつ脱落者が出ます。10問ぐらいやって何人か減ったところで終了です。次は住吉大社なのですが、南海を使っても阪堺を使ってもいいので自分で行くそうです。さらに昼食もこの間に自分でとれということで、クイズ会場には14時過ぎの集合です。途中が自由行動になるクイズ大会は珍しい。
 この後、これはエコ甲関東か。

阪堺縦断ウルトラクイズ(その3)

 山里亮太のツイッターより。

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最近多い質問にここでお答えいたします「DEROの管理人さんは元気なの?」友人の私がお答えします!「かなりのパワーアップ完了!近々皆様にお会いできますので、ちょいとお待ちを!」との事です!いやぁ、嬉しい!次「生きてて楽しい?」お答えします「楽しいです」

−−−−(ここまで)−−−−

 これってDEROが再び放送できるということか? そういえば「世界びっくり旅行社」はもう放送できないのかな。

 それではウルトラクイズです。勝者はなんばを11時過ぎに出る列車で隣の今宮戎に向かいます。知っている人は知っている通り、今宮戎は高野線のホームしかなくて、南海本線の列車は各駅停車も止まりません。阪急の中津と同じです。
 参加者は全員「堺・住吉まん福チケット」を買うことになっています。1000円で、大阪市と堺市の南海と、阪堺電車の全線と、堺市の南海バスに乗れます。まず今宮戎まで150円で、この後の行程を考えると、もとがとれるのか? しかしフリーエリアを見ると意外に使えそうなので、私も買ってみました。

 今宮戎は今宮戎の駅からすぐです。ここでは宮司がゲストで来ます。今宮戎に関して、インターネットなどに載っていない情報を出題するそうです。
 ここでも全員正解が続きます。子どもが1人で反対の答えに行こうとしたことがありましたが、子守が強制的に正解のエリアに入れます。親と別れると面倒ですからね。
 数に関する問題で×が多いのは、まだ問題制作が未熟な面も残っています。そもそも数がいくつであるという問題を○×で多用すべきでないと思っています。
 ここでもたまに2、3人ずつ落ちて、終了しました。次はスパワールドで、電車に乗らず歩いて行くそうです。本当に切符のもとはとれるのか?

阪堺縦断ウルトラクイズ(その2)

 今夜、「熱中スタジアム」の再放送を見ました。「天才バカボン」がどんどん実験的な漫画になっていくところをやっていました。ふきだしの中に絵を描いて、登場人物はすべて文字で表現という回があります。よく読むと、絵で描けないような特殊なポーズを文字にしていることがわかります。そして後半で「ハダカのキャロルとハダカのかまやつひろしとハダカの内田裕也とハダカの悠木千帆が見物している」。このご時世、NHKでこれを放送するか。まあ、何十年も前からこの2人がロックとみられていたことはわかりました(悠木千帆=樹木希林)。
 
 それではウルトラクイズです。1問目こそ全員不正解ですが、次からは全員正解が続きます。問題は大阪のミナミに関することや南海電鉄に関することです。最初の方は正解がずっと×です。レベルの低いところが○×を作ると、1問目だけ×であとは○ばかりになりますが、この点でもかなり練られています。
 5問目ぐらいで勝負をかけて反対の答えに行ったのが数人いて、初めて敗者が出ます。ちなみに敗者になると今後のクイズについてくることはできませんが、私はクイズとは無関係なストーカーなので、いくらでも見に行けます。
 10問目ぐらいでまたちょっと落ちたら、これで第1ラウンドは終了になりました。結局ほとんどの人が勝ち残っています。これでも前回より厳しくなっているらしい。
 
 次の会場が今宮戎と発表されます。高校生クイズについて行くのと違って楽です。参加者は乗る電車の時刻も指定されています。

阪堺縦断ウルトラクイズ(その1)

 「そうだったのか!学べるニュース」。池上彰がいなくなってどうなるかと思ったら、予告編を見ると、辛坊治郎らが講師をするようですね。辛坊が読売系列以外で仕事をするのは初めてでしょうか。それにしても、テーマごとに別の人が解説するとなると、「世界一受けたい授業」になってしまいます。スペシャル版でもどこかのクイズで優勝した高校生が見せ物になることはないでしょうが。

 さて、先月、このような記事を紹介しました。

−−−−(ここから)−−−−

▼南海他>5/15、「阪堺縦断ウルトラクイズ『いちびり検定』」開催
 南海電気鉄道、阪堺電気軌道、南海バスの南海グループ3社と住吉大社、新
世界&天王寺動物園百年祭協働委員会は、堺、住吉などの下町と阪堺電気軌道
についての知識を競う「阪堺縦断ウルトラクイズ『いちびり検定』」を、5月
15日に開催する。

−−−−(ここまで)−−−−

 これを見てきましたよ。当日、朝10時ごろに南海なんば駅に行くと、受付でTシャツを渡しています。参加者はこれを着ていなければいけません。スタッフが着ているのは同じデザインで黄色いものです。初期の高校生クイズではないか。高校生クイズでは8回ぐらいまで、東京から来るスタッフは黄色、その他は白のTシャツを着ていました。これが9回から毎回、東京のスタッフのTシャツの色が変わって、21回ぐらいからは色の区別をしなくなりました。

 ここから、なんばパークスの屋上にある円形広場に向かいます。コロシアム状になった観客席には、すでに100人以上の参加者が座っています。司会の子守康範は、うわさには聞いていましたが異常に背が高い。私の頭が子守の首ぐらいです。そもそも子守が司会をするようになったきっかけは、2年前に第1回を南海の社員が手作りで開催するという新聞記事を見て、子守がラジオで「こんなん誰が司会するんや」と言ったのを、たまたま南海関係者が聞いていて、司会の要請がきたそうです。

 このクイズは最後の決勝まで○×しか出ません。観客席でもその場で移動させます。1問目、いかにも泉州野菜の資料をそのまま引き写したような文章です。全員が○に行きます。正確には1人、×にしようとした人がいましたが、子守が「それでいいんですか」と言って、○に行かせました。こういうイベントって最初は全員正解にさせるというのが定番ですからね。
 ところが正解は×。最初からでっち上げがくるのか! このクイズのスタッフはあなどれません。これは参加者に対する「ちゃんと分かれろよ」といういい牽制になったかもしれません。

22回北海道大会(その10)

 コンビニでこのような本を見つけました。



 取り上げられている雑学は極めてまともな内容です。これは放送してもいいのではないかというのもありますし、実際に放送で見たことがあるのもいくつもあります。それぞれに、なぜ放送できないかが書いてあります。スポンサーのイメージダウンになるからとか犯罪に使われるおそれがあるとかいうのが多い。でも、ミッキーマウスは当初は4本指で描かれていたというのは純粋に技術的な問題なのに、「日本では指の数に関することは放送しにくいのです」と書いてあるだけで具体的には言えません。

 それでは22回北海道大会です。

−−−−(ここから当時の引用)−−−−

絵の問題は10問ぐらい出て、終わったのは5時でした。美術スタッフは大急ぎで
舞台のセットの解体を始めて、航空貨物と書かれたコンテナに積んでいます。2日後に
は大阪でこのセットができていなければならないのです。一方鈴木アナは、準決勝での
敗者を集めてサイン会を始めました。解答に使った塗り絵に1人ずつサインをして
います。過去の司会者とは違うこのサービス精神は買うものの、収録スケジュールは
大丈夫なのか。結局次の決勝は、鈴木アナの来るのを待って始まったように見え
ました。

その決勝ですが、持ち物対策の旭川東クイズ研が3チーム残っています。しかし注目
すべきは稚内高校でしょう。稚内高校が高校生クイズに参加していることが確認できた
のは初めてです。ちなみにスタッフは参加者の親に、今夜は帰れないという電話を
すでにしたらしい。かと思えば、ここから歩いて行ける丘珠高校も残りました。決勝の
ルールは、巨大な滑り台を降りて、干し草の上を進んで早押しボタンを押すという、
典型的な北海道決勝です。全国大会に行けるのは2チームです。結果は、あっさりと
旭川東の2チームが勝ち残りました。東京都の代表が2つとも筑波大附属駒場だっ
たことと併せ、番組的にはあまりよくない展開です。ただし旭川東の2チームはともに
男女混成です。クイズ研の中で適当に組み合わせたからこうなりました。今年は全国
代表に男女混成が異常に多い。先のことを書くと、最終的には7チームにもなったはず
です。女子チームと同じ数です。

終わったらもう6時半ぐらいになっていました。スタッフも、サッポロビール園で
ジンギスカンを食べている時間もなく急いで帰ったはずです。ただし東京に帰ったのか
大阪に向かったのかはわかりません。

−−−−(ここまで)−−−−

 根室高校は過去に高校生クイズに出たのが確認されたことがあります。函館の高校は過去に代表になったこともありますが、最近はさっぱりですね。

22回北海道大会(その9)

 3月7日の「ほこ×たて」のビデオをようやく見ました。次回予告が「どんな風でも壊れない傘VSどんな物でも吹き飛ばす風力マシーン」となっています。あれ、この予告は今月の90分スペシャルで流れてなかったっけ。そうか。震災で番組自体が吹き飛ばされていたのか。

 それでは22回北海道大会です。

−−−−(ここから当時の引用)−−−−

解答権をとって以降のルールは東北と同じです。1位のグループに1問1答の問題が
10問出ます。不正解だとその問題について、30人31脚で2位だったグループの
チームにダブルチャンスがあります。合計10ポイントとった1グループ10チームが
準決勝進出です。

最初のセットは「北海道の有名人シリーズ」。東北と同じパターンです。ここで倉本聰
を問う問題が出ます。当然答えられませんでしたが、そういえば、ここ数年、全国放送
が9月にずれ込んでいたのが今年は久しぶりに8月の最終金曜日に戻ったのは、その
翌週だと「北の国から」の裏番組になってしまうからではないでしょうか。スタッフが
オーストラリアから戻って編集する時間があるのか。この1セット目だけ、答えさせ
ないかのような難しい問題が続きます。今話題の松山千春とかは問題になりません。

3ラウンド目の30人31脚では鈴木アナが一緒に走ります。2ラウンド終えて両端の
2グループがともに勝利に王手という状態でしたが、それから2ラウンドで中央の
グループが大逆転して準決勝進出を決めました。

ここでまた抽選会です。ここでもまた、鈴木アナが飛び入りです。準決勝は舞台の
ところで行われます。せっかくメディアランナーがあるので映像クイズです。舞台に
向かって、小学校の机と椅子が並んでいます。メディアランナーの画面には、塗り絵が
表示されます。例えばペンギンの絵があって、黒いところを塗りつぶすというような
問題が出ます。正解したチームだけが、その後2問の早押しクイズに答えることができ
ます。2ポイント先取した5チームが決勝進出です。敗者復活のチームはここから参加
しますが、1チーム抜けた後でないと参加できず、さらに勝ち抜けに必要なのは3
ポイントです。

早押しにはダブルチャンスがありますが、なぜか鈴木アナは、ブーと鳴った後すぐに
ダブルチャンスと言いません。これでは反射神経競争になってしまうではないか。また
絵の部分の進行でももたついているところがあります。ただでさえ遅れまくっている
のに、さらに時間がかかりそうです。連日の予選日程で、打ち合わせの時間がとれて
いないか。

−−−−(ここまで)−−−−

 今話題の松山千春って何だっけ。この予選の少し前に鈴木宗男が逮捕されて、それと関係が深かったということか。それにしてもこれについての裁判がつい数カ月前までかかっていたんですからね。

22回北海道大会(その8)

 今週の「ナニコレ珍百景2時間スペシャル」。大橋巨泉が珍百景候補のVTRのことを「問題」と言っていました。「オレはこういう問題が好きだ」とか。よほどクイズ番組の司会が体にしみついているのでしょうか。

 それでは22回北海道大会です。

−−−−(ここから当時の引用)−−−−

この敗者復活が終わってようやく準々決勝です。もう午後2時を回っています。
北海道大会としては、とんでもなく遅いペースです(通常、午後3時台ぐらいで全部
の収録が終わることが多い)。敗者復活と別の場所でやっていて、しかも敗者復活
チームはいきなり準決勝なのだから、同時にやってもよかったと思うのですが。

準々決勝は、30チームが10チームずつ3グループに分かれます。ここを通過
できるのは1グループの10チームだけです。そして行うゲームが「30人31脚」。
ここはテレビ朝日か! そういえば、某番組関係者が、高校生クイズは日本テレビ
だから存続の危機なのであって、テレビ朝日でこの視聴率をとっていれば大看板番組
だと言っていました。

どのグループが早いかをどうやって判定するかというと、足で踏むスイッチが横に3つ
並んでいます。3つとも押されないと早押し機が作動しないようになっています。しかし
最初の問題、ボタンを押した音も鳴らなければ正解判定音も鳴りません。今日は音声
に非常に問題があります。

−−−−(ここまで)−−−−

 当時はスタッフがこんなことを言っていて、実際にそうでしたけど、今は明らかにテレビ朝日のバラエティの方が日本テレビよりおもしろいですからね。私も90年代ごろはテレビ朝日は一切見ていなかったと記憶していますが、いつからこんなに変わったのでしょうか。

22回北海道大会(その7)

 昨日の「小島慶子キラ☆キラ」のメールのテーマは化粧についてだったのですが、エンディングで読まれたメールが、自分は男なので、メークをしたのは「アタック25」に出たときだけだという内容でした。大阪の視聴者参加クイズは男にメークすると聞いたことがありますが、今でもやってるんですね。ちなみにその人のパネルは4枚だったそうです。

 それでは22回北海道大会です。

−−−−(ここから当時の引用)−−−−

今度こそ敗者復活戦です。福永アナが「九州大会では、敗者復活のチームが代表に
なりました」と言います。ルールはもちろん持ち物検査です。今年のタイトルは
「持ち物ビンゴ2002」。今年は沖縄の名前ビンゴ、四国の誕生日ビンゴと、
「ビンゴ」で統一しています。

最初の条件は恒例の5円玉です。もちろん、全員が持っていることを想定しているの
ですが、持っていないチームがいくつもありました。福永アナが「毎日こういう抽選
ボックスに手を入れてます」と言って、条件を書いた紙を引きます。こういう抽選
ボックスというのは、「どさんこワイド」のコーナーですね。なお、紙を引いている
ふりをしているだけで、実際は各条件の順番が決まっているのは明らかです。2つ目
の条件がカラオケボックスの会員証。もう10年ぐらいこの企画をやって、そろそろ
ネタがなくなってきた感じです。この後、テレホンカード、綿棒、ホッチキス、双眼
鏡と続きます。この時点で喜んでいるチームは、明らかに持ち物の対策をしてきて
います。次は水着ですが、ここまで残るくらいのチームはみんな持っています。この
時点で約20チームです。

次の条件。「北海道は、おさかな王国です。そこで、魚を持っている人!」北海道の
参加者の間では、持ち物検査では生ものは出ないというのが定説になっていたそう
です。そのため昨年の梨は誰も持っていませんでした。この「魚」というのはかなり
意外だったようです。それでも、弁当でサバのみそ煮を持ってきていたチームが
いました。その系統で、シーチキンやかつおぶしを持っているチームも合格になり
ました。これで9チームになって、最後はチームリーダーの抽選で復活チームが
決まりました。

−−−−(ここまで)−−−−

 以前は敗者復活のチームは勝てないようなルールになっていたので、敗者復活チームが代表になると他の地区でも言われました。今は、敗者復活でないチームが代表になる方がはるかに難しい。

22回北海道大会(その6)

 新幹線に乗り放題になる切符をすべて廃止したJR東日本が、震災復興のためとしてJR東日本パスというのを出しますね。新幹線を含むJR東日本が1日乗り放題で10000円だそうですが、使える期間が6月11日〜20日と7月9日〜18日。これではある用事のために使えないではないか。JR東日本管内で10地区もあるのに、見事にすべての日程を外しています。

 それでは22回北海道大会です。

−−−−(ここから当時の引用)−−−−

一部テレビ雑誌によると、関東大会の参加者は5000チーム強だったそうです。
関東以外で過去最多だった予選の参加人数を完全に下回ったことになります。

それでは北海道大会の続きです。そういえば、○×クイズの6問目が過去問だった
ことを書き忘れていました。30チームちょうど決定したら、別の場所でもう第1回
抽選会が始まりました。この間に舞台上ではコンサートの準備、そして広場の後方
では準々決勝の準備です。北海道は舞台から離れたところで人文字をつくっていた
ため、収録開始前にコンサートをすることができなかったのでしょう。そして、敗者
を集めて、敗者復活をやらずにコンサートをやります。

この予選はメディアランナーを使っているので、コンサートのバックの映像も
ちゃんとつくられています。他のどの予選でも見ることができません。そういえば、
○×クイズの移動のときも、この予選だけのための動画が流れていました。ここで
恒例のCDプレゼントがあるのですが、沖縄からずっとやってきて、女子チームに
当たったのは初めてだそうです。

突然、鈴木アナがコンサートに飛び入りして、自分のTシャツを会場に投げます。
さらにセットの高くなった部分に上っています。ほとんどガキ大将のようです。何度
も書いていますが、こんな場面にメイン司会者が出てくることは、一昨年までは考え
られません。

−−−−(ここまで)−−−−

 関東に5000チームも来ていて、こんなに少ないと書いている時代があるのです。

22回北海道大会(その5)

 昨夜の「ミッションV6」。この前の2択クイズに答えるだけに続いて、今度は6人で答えを合わせるだけです。スタジオで並んで答えているだけだし、これで企画として成立するのか? 前回のクイズはまだ制作側が考えることがありましたが、今回はもう丸投げです。

 それでは22回北海道大会です。

−−−−(ここから当時の引用)−−−−

1問目、2問目と、多い方が勝ちましたが、3問目は圧倒的に少ない方です。学校で
習う知識の盲点を突かれた感じです。ここから走りクイズに変わって、鈴木アナは
いきなり高校生の目の前で出題して一緒に走ります。巨大なのぼりを持っている
チームの人が目印のためにスタート地点に立たされます。「みんな、あののぼりの
ところまで戻って」。

6問目が終わったところで突然ディレクターが「オーストラリアに行く時間がないと
いうチーム、パスポートを取る意思のないチームは、ここで辞退してください」と、
かなり強い調子で言います。過去にもYES−NOクイズの途中で辞退を促したこと
はないことはありませんが、なんか変です。どうしても辞退させたいように見え
ます。もしかして30チームよりほんの少し多いだけで、ここでうまく辞退させれば
ちょうど30になるということなのだろうか。実際に1チームが辞退しました。

7問目、○と×に分かれたところで鈴木アナがエリアに近づいて、旭川東高校クイズ
研究会の持っている巨大なトランクを持っていきます。旭川東のクイズ研といえば、
最初から持ち物検査狙いで来ることで有名です(今年も敗者復活で持ち物検査がある
ことは予選通知に書いてあったらしい。だから○×クイズで間違えても誰も帰ろうと
しない)。100円ショップに通っては、少しずつ、持ち物検査のネタになりそうな
ものを買いそろえているようです。鈴木アナはそれを知っていてトランクを没収した
か。でも正解だったので返しました。ここで正解だったのがジャスト30チーム。
スタッフは問題を無駄に消費せずにすみました。

−−−−(ここまで)−−−−

 100円ショップの品物だけでは持ち物検査は突破できません。過去には国語数学理科社会の教科書とか、ポケットベルとか、ラルフローレンの製品など、絶対持っていなさそうなものが最後の方に出てきます。

22回北海道大会(その4)

 テレビ東京の世界卓球、メインキャスターは福澤朗ですね。卓球マニアであることがこんなところで生きるか。というか最近、福澤はテレビ東京でばかり見るような気がします。

 それでは22回北海道大会です。

−−−−(ここから当時の引用)−−−−

話がそれました。福永アナと鈴木アナの会話に進展がありません。すると「ちょっと
待ったーっ!」という声がまた聞こえました。ヘリコプターに乗っている大泉洋が
大画面に映ります。完全に高校生クイズ北海道大会のレギュラーになった大泉です。
時刻はすでに11時30分を回っているのにまだ、敗者復活をやるかどうかなどと
やっているのです。いくら北海道大会は移動がないとはいえ(決勝のセットもすぐ
そばにできている)、このペースは遅すぎるのではないでしょうか。

また、敗者復活をやる条件が提示されます。モエレ沼公園の各所に、アルファベット
を書いた巨大なパネルを置いてあるらしい。それが表すものの正式名称を答えると
いうものです。大泉が上空からヘリコプターで探します。このモエレ沼公園、いつ
来ても工事中です。最終的にはどれだけの施設ができるのでしょうか。「A」「F」
「F」「I」というのを発見しました。敗者の高校生に聞いてもいいそうです。する
と、これだけの中には、国際サッカー連盟の正式名称をフランス語で知っている人が
いました。

異常に長いオープニングが終わって、ようやく第2問です。ところでこの○×クイズ
を通過できるのは30チーム。通常は20チームが多いので、30チームというのは
久しぶりです。でも、今回は次の企画の都合上、数チーム多くても「全部勝ち抜け」
と言って終わらせることはできず、きっちり30チームになるまで○×クイズを続け
なければならないはずです。しかしこういうときに往々にして正解が30チーム
ぴったりになったりするのが高校生クイズです。

−−−−(ここまで)−−−−

 モエレ沼公園は、現在は一応完成したことになっているようですね。

22回北海道大会(その3)

 昨日、「日曜美術館」の再放送を見ていたら、お台場の潮風公園に福田繁雄の、見る方向によって形が変わるオブジェがいくつも置かれていることを知りました。これで「クイズ面白ゼミナール」のトロフィーの形があれば、クイズの関東大会にふさわしい会場なのに。

 それでは22回北海道大会です。

−−−−(ここから当時の引用)−−−−

かなりの時間がたって、高校生が○と×に走ります。その後、鈴木アナが後ろから
登場しますが、しばらく音声が出ません。そしてよく見ると、ハンドマイクを持って
司会をやっています。11回の途中の予選から、司会者が最初のクイズでハンド
マイクを使うというのは一度もありません。どうも音声システムが全体的に壊れて
いて、頭に取り付けるマイクが使えないらしい。

900チーム近く参加しました。後の予選になって、だんだん調子が出てきました。
第1問の正解が発表されました。解説が読み上げられて、敗者に向かって「1・2年
生は来年リベンジしてください。3年生は受験に、恋に…」などと鈴木アナが言って
も誰も動きません。他の予選とは違います。ついに鈴木アナが「お帰りください」と
まで言いました。そう、北海道の高校生は、どうせ例のものがあることを知っている
から、間違えても帰らないのです。

第1問の正解が発表されて、十分ためてから福永アナが現れます。例によって山下清
スタイルです。鈴木アナの第一声が「福永さん、いくつになりました?」福永アナが
1人でしゃべりまくって敗者復活を要求します。ここで「どさんこワイド」で使って
いると思われるフレーズを言うと、敗者全員がその続きを叫びます。北海道における
どさんこワイドの力はすごい。今やNHKまで対抗して北海道ローカルで夕方の超
ワイド番組を始めるくらいですからね(しかもキャスターが全員東京にいた
アナウンサー)。そういえばNHK名古屋放送局の「ゆうがたチャンス」とCBC
の「ユーガッタCBC」は同じ日に始まりましたが、タイトルが何とかならんかった
のか。

−−−−(ここまで)−−−−

 この春から札幌テレビでは、朝に「どさんこワイド!!朝!」という番組まで始まりました(さらに昼には「どさんこワイドひる」も)。読売テレビと同様、「ZIP!」のかなりの部分を放送しなくなるということは、東京で作っている内容に期待できないということか。

22回北海道大会(その2)

 今日、地下鉄丸ノ内線に乗っていたら、車内の液晶モニターで、「ナナマルサンバツ」の宣伝が流れました。そんなに力が入っているのか。

 それでは22回北海道大会です。

−−−−(ここから当時の引用)−−−−

ところで、2日前が九州大会でした。スタッフは必死になってやってきますが、
セットは物理的に運ぶことができません。今年のセットには、空気でふくらます部分
がかなり使われているので、それはたたんで飛行機で持ってこられますが、メインの
正解を出す部分などは無理です。そこで、20回以来の「メディアランナー」が
北海道にだけ登場しました。メディアランナーというのは、巨大LED画面を取り
付けた車です。読売テレビが改編期に放送する、島田紳助司会の「芸能界の厳しさ
教えますスペシャル」というクイズ番組がありますが、そのオープニングの「中継
クイズ・私はだぁ〜れ」で使われているのがメディアランナーです。この大画面を
セット中央にはめ込んでいるわけです。

例によって参加者が北海道の形をつくっています。10時を回って、ヘリコプターで
しゃべる練習をしている鈴木アナの声が聞こえてきました。そして「今のは忘れて
ください」。実は沖縄大会でもまったく同じミスがありました。今度こそ本番の
しゃべりです。ヘリコプターで問題を読む鈴木アナの姿が正面のメディアランナーに
映っています。第1問が発表されましたが、これはまともな北海道のご当地問題です
(ただしこの事実からは、他の地区のご当地問題を作ることも可能)。出題すると
鈴木アナは「それでは散歩に行ってきまーす」と言って、ヘリコプターは去りまし
た。近くにヘリコプターを着陸させることができず、丘珠空港まで行ってそこから車
で戻ってこなければならないのではないでしょうか。ディレクターが「ラルフが散歩
に行きましたので」と言って注意事項の説明を始めます。あんたが番組上の冗談に
つき合ってどうするんだ。その中で「STVもNTVも視聴率とりたいんで頑張って
ね」。参加者の高校生にそんなことを言わなければならない状況なのか。

−−−−(ここまで)−−−−

 20回まで全予選で使われたメディアランナーが、以後も北海道でだけ使われることはよくあります。
 それにしても、今や北海道の形が作れるような参加者数ではなくなりました。

22回北海道大会(その1)

 今日、テレビ朝日では、雑学王とプレッシャーSTUDYを合わせてクイズばかり5時間も再放送していました。その中で、あさっての雑学王の予告がありますが、最近始まった雑−1グランプリで、「サッカーの歴史的珍事件の真相を土田が明かす」。それって「オレたち!クイズマン」でやったことそのままじゃないのか。今まで気づかなかったが、そんなところからパクった企画だったのか。

 それでは今回は22回北海道大会です。理由は、数日前に当ブログで22回北海道のリポートを検索しようとした形跡があったからです。

−−−−(ここから当時の引用)−−−−

九州大会の2日後が北海道大会です。予選の前日には準備がありますから、スタッフ
は福岡で泊まって直接北海道に向かってリハーサルなどをしなければなりません。
それは私も同じこと。ただ、私は九州大会と北海道大会の間の日は何もすることが
ないので、昼ごろの飛行機に乗りました。朝早く福岡空港にいた人の証言によると、
「鈴木崇司さま、早くお越しください」と放送されていたらしい。

福岡から札幌までの飛行機は、この時期でもあり何の割引もなく、5万円近く
します。本当のところ、東京に行って翌朝、改めて札幌へ飛行機で向かった方が、
合計の航空運賃は安くなると思います(こちらは普通運賃よりかなり安くなるので)
し、宿泊代も浮くのですが、せっかくだから九州から北海道へ直接行くというのを
やってみたい。普段の生活ではあり得ない行動です。しょっちゅう旅行をしていて
不感症になっている私も、さすがにこの移動には旅気分が出ました。さっきまで自分
の周りにいるのはみんな九州の人だったのに、今ここにいるのは北海道の人なんだよ
な。

8月2日、札幌の宿から地下鉄に乗って、新道東駅に向かいます。ここから北海道
大会の会場のモエレ沼公園へのシャトルバスが出ています。高校生でいっぱいです。
私もこれに乗ろうと思いましたが、たまたま、モエレ沼公園の入口のところを通る
普通の路線バスが出るところでしたので、こちらで行くことにします。さすがに参加
の高校生に混じるのは恥ずかしい年齢です。すると私の乗ったバスには、丘珠高校と
思われる、学生服を着た大勢の高校生が乗っています。後ろのシャトルバスの方に
向かって「クイズ頑張ってね〜」などと、バカにしたような言い方をしています。
高校生をやっているのに高校生クイズに出ないなんて、私には信じられませんが。
「アメリカに行きたいかあ」「今年はオーストラリアだろ」。驚きました。そもそも
高校生クイズに出る気さえない高校生まで、今年の全国大会がオーストラリアである
ことを知っているのです。そんなに広報がうまくいっているとは。

−−−−(ここまで)−−−−

 今は、高校生をやっているのに高校生クイズに出ないことも、私には信じられます。

日本人の質問(その55)

 ようやくクイズマジックアカデミー8をプレーしました。昔に比べてだんだん設置店舗が減って、プレーしにくくなっています。中の人が自殺したロマノフ先生は初回プレーのオープニングで仕事を引き継いで姿を消すんですね。

 それでは「クイズ日本人の質問」です。

−−−−(ここから)−−−−

水鳥は、水の中に足をつけていて冷たくない?
足だけ体温を低くしている。体は41〜42度だが足は2〜3度。冷たい血液は、体に戻るときに温かい血液と触れ合って温かくなる。
「お茶の子サイサイ」という言葉の語源は?
「サイサイ」は囃し言葉の一種で意味はない。「お茶の子」は、お茶に添えて出すお菓子のこと。農家では朝食前に仕事をする人が簡単にとる食事を「お茶の子」といった。そこから、物事がたやすくできることをいうようになった。
米はアメリカ、英はイギリス。ではニュージーランドはどう書く?
適当な漢字の略称がないので、数年前にニュージーランドの日本大使館が募集した。そのとき1600通の応募があって、1位だったのが乳。しかし正式決定はしていない。
日光の華厳の滝の水量はどうやって測る?
上流の中禅寺ダムの水門を何センチ上げるかによって水量を調整している。
日本で最初にパスポートをとって海外に行ったのは誰?
1866(慶応2)年10月17日に発行された。海外行御印章と呼ばれた。隅田川浪五郎という手品師が、他の26人の芸人とともにとった。
ボアシーツの「ボア」とは何のこと?
ジャンパーの襟元の毛がついている部分のこと。19世紀後半に、ヨーロッパの女性がえりまきをしているのを、南米などの熱帯に生息する大蛇のボアが獲物をとらえているのに例えた。ボアシーツは、この生地をシーツに転用したもの。
宝石の重さの単位の「カラット」とはどんな意味?
地中海でとれるキャロブ豆が語源。乾燥すると1つの重さが0.2グラムで、分銅として用いられた。
アマチュアレスリングの選手が胸元に身につけていなければならないものは?
けがをしたふりをしてタイムをとって疲れをごまかすのを防ぐために、軽いけがは自分で処置できるように、ハンカチを持たせるようになった。

−−−−(ここまで)−−−−

 すでに初期の高校生クイズの第1問で出題された問題もあります。

15回北陸大会(その3)

 今年度の新番組で「これは」と思ったのは「麻里子さまのおりこうさま!」です。池上彰以来のニュース解説の流れを、ついに視聴者にアウトソーシングするのか。NHKと篠田麻里子の組み合わせでこの企画というのはちょっと思いつきません。5分番組なのがもったいない。

 それでは15回北陸大会です。

−−−−(ここから当時の引用)−−−−

>>その会場でペーパークイズが開始。今年も障害付きでした。

一昨年は、ステレオグラムが解けた者からペーパークイズができる
という企画でしたが、今年はそれより前の年にはやったものを
使っていました。今年は、誤答が出ることはほとんど期待できません。

>>準決勝は会場敷地内の魚センターでバラマキクイズがありました。

高校生クイズの予選の準決勝によくある、ある条件に合った
パネルや物の組み合わせを持ってくると問題に答えられるという
ものです。考えてみれば、今回のパターンのパネルはまだ使って
いませんでした。すぐ思いつきそうなのに、意外な盲点です。

>>ここで、噂のピンポンブーお兄さんとピンポンブーの機械をチェック

これは私が2年前に書いたんでしたっけ。
見てすぐにどの人かわかりましたか。
問題の束や広辞苑の入ったジュラルミンケースをかかえてましたね。

>>決勝については、場所が分からず見学を断念し、帰宅。

車で追跡できるような立場にいたのなら、ついていくことが
できたと思いますが。
決勝は高岡駅の近くにある、地元で有名な寺でした。
これも高校生クイズでよくある、体の一部分をたたいて、一定の回数に
達すると早押し機のスイッチが入るという形式です。
今回の特徴は二人羽織をやったことです。リーダー以外の2人は後ろ
から手を出して、見えないスイッチをたたくのです。これが想像以上に
映像としておもしろかった。
決勝で、次のような場面がありました。放送できないのでここに書きます。
「問題。『うれしいな』『たのしいな』…」ポーン「麻原彰晃!」
この関係のことが出題されるわけがないのですが、今回は
この手の誤答が続出するかもしれません。
ちなみに本当の問題は
「『うれしいな』『たのしいな』『かなしいな』。『喜怒哀楽』のうち、
今の中に含まれていないのは?」

−−−−(ここまで)−−−−

 この年のペーパークイズは「ウォーリーをさがせ!」ができたチームから挑戦できるというものでした。
 ピンポンブーお兄さんについては、福澤が当時、「TVぴあ」の連載で書いていました。今も放送作家をしているのかな。
 この年、問題でオウムと震災のネタを避けるのに苦労していましたが、今年は必要な問題数が恐ろしく増えるのに、震災を想起させる問題を避けられるのでしょうか。

15回北陸大会(その2)

 昨夜の「アルクメデス」は、日付が変わって5月4日になっているということで、全編、緑をテーマにしていました。オープニングに中川緑アナウンサーが登場したときは「しまった、ローカルニュースが延長されたか。ビデオのセットを間違えた」と一瞬思いました。コーナーが「Glee」のパロディの「Gleen」とか「リング」のパロディの「グリン」とか、「あたしまにあやな」も5月4日の出来事かつ緑しばりとなっていました。しかし最も驚いたのは、ドラマの部分で今回単発で出演する日本人はすべて、名前に「緑」または「みどり」のつく俳優を起用していたことです。

 それでは15回北陸大会です。

−−−−(ここから当時の引用)−−−−

>>既に第1問は紙で配付されていた。

私もその紙を覗こうとしたのですが、ごく一部の単語しか見えませんでした。
しかしそれだけで全文と解答が確信できました。
今回の問題は、1人くらい予想していてもおかしくありません
(解答を調べるのは難しいだろうが)。
典型的な高校生クイズパターンの問題です。

>>会場には、仕切りのロープがなく高校生に一般の人が入り乱れている状態

事前発表なのに受け付けを通過してから問題の紙を渡すという
不思議な方式をとっていました。受け付けが終了してから自由に外に出て
電話をかけたりすることができるわけです。

>>MC席真後ろの建物の2階に入り、

ここでは、2問目以降の正解が見えないのでは。
YES−NOクイズでは、音響とともに、正解が見える場所ということを
意識して陣取ることが重要です。

>>その間に何処かの大会のシュミレーションをやってました。

朝8時ごろにはスタッフ側のアルバイトの人を集めて、
10時ごろには出場者の中から選んで、あるゲームをやっていました。
クイズと、あの伝統的な子供の遊びを組み合わせようという企画を
どこかの地区でやるのでしょうか。
私の見た限りでは、企画としての実現は難しそうでした。
公平にできるのかというところに疑問があります。

−−−−(ここまで)−−−−

 今手元に高校生クイズの本の15巻がないので確認できないのですが、第1問はこの年話題のものと海王丸とどちらが古いかを比べるものだったと思います。

 クイズ開始前にスタッフが高校生を集めてやっていたゲームとは、「だるまさんがころんだ」です。実はこれは、九州大会の準決勝のシミュレーションだったのです。他の地区でやるクイズの実験をするのを見たのはこのときだけです。

15回北陸大会(その1)

 次回の「深イイ話」は激安スペシャル第3弾です。しかし、先日放送された第2弾で取り上げた焼肉チェーンが直後に連続食中毒を起こしているのに大丈夫か? この回のビデオを見ると、安いのは少ない種類の部位を集中的に入荷しているからで、安いのに内装を高級にして店員の態度も高級店並みにしているということで、全員一致の深イイ話になっていました。ちなみに第1弾でも焼肉店を取り上げていて、ネタとしては使いやすそうなので、次も焼肉店ネタを用意していてあわてている可能性はあります。

 それでは昔の予選リポートに戻ります。今回は、阪神大震災後最初の予選である15回北陸大会です。このとき、NIFTYのクイズフォーラムに別の人が先に予選リポートを書いていたので、コメントの形になっています。

−−−−(ここから当時の引用)−−−−

>> 臨時列車の時刻と終着駅を聞き出し、高岡駅が終着(8:10)と
>>確認し、高岡古城公園だと予想をたて、早々に就寝。

今回、応募者に送られる参加規定書には、北陸の会場は「高岡」と
書いてありました。普通なら、富山県内で行われるならどこでも
「富山」と書くのですが。ちなみに、四国も「伊予三島」と
変に細かく書いています。
で、私も当然、高岡古城公園だと予想しました。
しかし、予選の前にある筋から情報が漏れてきたところ、
新湊市の海王丸パークだといいます。
この情報を私はかなり疑っていました。
そこに行くためには高岡駅から加越能鉄道の1両編成の電車に乗って
30分ぐらい行かねばなりません。輸送力にかなり疑問があります。
古城公園でYES−NOをやって海王丸に移るの間違いじゃないのかと
思っていました。
しかし高岡駅に着くと「高校生クイズシャトルバス乗り場」という
はり紙があって、海王丸パークへの電車とバスの案内が示されていました。

ところで、この会場は、私にとっていわく付きの場所です。
3年前の北陸大会で、決勝は新湊だという情報を得て、海王丸パーク
だろうと予想して行ったら肩透かしを食ったという地です。
その後、本当の会場の新湊漁港まで、大雨の中を数十分歩きました。

−−−−(ここまで)−−−−

 「加越能鉄道」「新湊市」という名前はいずれも今はありません。伊予三島市もありませんが、愛媛の予選が旧伊予三島市で行われる場合は今でも参加規定書には「伊予三島」と書かれます。

日本人の質問(その54)

 ナナマルサンバツの単行本だけでなく、連載の方も新作が出ました。今回もクイズマニア的な「あるある」があるということでしたが、それって高校生クイズでもたびたび問題になるあれかよ。桝アナもさんざんこれに言及することになるのかな。

 それでは「クイズ日本人の質問」です。

−−−−(ここから)−−−−

色鉛筆はなぜ最初から削ってある?
色鉛筆は一度に何本も使い始めるので、削る手間を省くサービスとして、昭和30年ごろからやっている。
なぜ色鉛筆は消しゴムで消えない?
書き味を滑らかにするワックスが入っているため。
鉛筆の芯をどうやって中に入れる?
溝を彫った板の上に並べ、上からもう一枚の板をかぶせる。これを切って丸く削る。
どうして色鉛筆は丸い?
芯が折れやすいので、かかる強度が一定になるようにしている。また、字を書く鉛筆と違って、いろいろな持ち方で塗りつぶすことがあるため。
「ようやく佳境に入る」とは何のこと?
4世紀に、中国の貴族で画家の顧がい之(長康)が初めて使った言葉。「世説新語」によると、さとうきびを細くて甘くないところから食べるので、それを聞かれたところ、その方がだんだんよくなって佳境に入ると答えた。
アメリカに醤油が広まったきっかけは?
1956年に、カリフォルニア州で大統領選挙の開票速報を買い切ってコマーシャルを流した。
競馬の馬で、尻尾に赤いリボンがついているものがあるのはなぜ?
警戒心が強くて気性の荒い馬につけて、注意をうながしている。
神社の大きな鈴の作り方は?
真鍮の円盤を、木で作った型にあてながら回転させて押しつけていく。これをヘラ絞りという。パラボラアンテナやロケットの先端もこうやって作る。

−−−−(ここまで)−−−−

 今になって見ると、クイズ的には常識のことが書いてある一方で、色鉛筆が最初から削ってある理由なんていうのは改めて読んでなるほどと感心しました。

凡人向けの事前番組(その8)

 今日のテレビ朝日の「クイズ!ビンゴライン」は、非常に完成度の高い番組でした。そのままレギュラーで放送できます。この枠は先週、高校生クイズ事前番組の裏でやっていたのもいい企画でした。バラエティに関しては今、この局が最も制作力があります。

 それでは事前番組です。桝アナの司会としての3つの誓い。高校生と真面目に向き合う。そして誠実に向き合う。真面目と誠実は同じだというツッコミが入ります。高校生と一緒に泣き、同じ熱さで4代目を務める。引き上げられた後、自分が何を言ったのか覚えていません。逆にいうと、そういう状況でももっともらしいことを言ってごまかせるのが局アナの能力です。

 ここで桝アナが「ラルフ先輩はやらないんですか」。鈴木アナがつり下げられることになります。桝アナが、4代目が自分に決まったという話が出たときどう思ったかと聞きます。「桝くんしかいないと思った」。すると桝アナが寺の人に「足を上げてください」。拷問のやり方ですね。鈴木「本音で言わないといけないということ? もう少しやりたかったなあと思いました」。
 さらにこの状態で、桝アナがいきなり問題を出します。菅直人の前の5人の首相を答えるというものです。最後まで思い出せないのが直近の鳩山です。
 最後に2人で滝行をします。そして鈴木アナから桝アナに襲名証書が渡されます。

 エンディングで、今年も予選がスカパー!で放送されることが発表されました。さらに、情報はツイッターのquizNTVをフォローと出ます。確かに今年はツイッターで情報がどんどん流れていますが、番組ホームページについては一切言及されません。
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Author:大前剛志
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