どうも、まっすーからバトンをもらいました一年ダブりの#61、サテ幹やってるバルーンこと松崎です。留学から帰って来て、今年の7月から慶応ラクロスに復帰しました。留学生活が楽しすぎた分、「これ以上の毎日を送れるのか」、っと帰国前は無駄に心配していたのですが、完全に杞憂でしたね。
帰国してから、今日の今日まで本当に毎日楽しかった。反省することも多かったけど、個人として、チームとして、日々進化している実感があります。そんな毎日を送れているのは、同期、後輩、OBG、家族の支えがあって成り立っているもので、本当に感謝しています。最近は、後悔したくない一心で生きてます。終わるときは一瞬ですから。日本一になるために、できることを全てやっておきたい。それができたら結果はおのずとついてくるはず。
最近、「日記リレー」の内容が薄くなってきていると指摘がありました。そもそもなんでやってんの?っと思う人がいるかもしれませんので、一応説明しておきます。日記リレーのスタートは05年のファイナルが終わった頃でした。昨年卒業された宮本さん、そして05卒の清水さんがアメフト部で行っていた日記リレーを慶応ラクロスに輸入したのがきっかけでした。
以下、当時のBBSの内容を、ぼくのおぼろげな記憶をもとに、話を進めたいと思います。間違っていたらOBの方ご指摘よろしくお願いします!
日記リレーの目的は、「チーム力を高めるため」でした。「チーム力」と、「個人能力」がシナジーを引き起こしたとき、「勝てるチーム」になる。チーム力とは、「いかなる状況でも個々人がチームとして何をするべきか共有できていること」だと思います(僕の理解では)。共有したことを個々人が個々人のやり方で遂行するとき、組織として強くなる。なので、日記リレーのテーマとしては、慶応ラクロスの部員として共有したいマインドセット(「日本一に対する思い」「どれだけ準備できたかが、勝敗を分ける」「ライバル意識をもて」「常に考えろ」「逆境は成長の元」「先輩から盗め」)などでした。日記リレーは、先輩方が自分の経験をもとに、メッセージをチームメイト全員に伝え、慶応ラクロスたるマインドセットを共有する場として機能し、チーム力を高めるため、しいては日本一になるためにスタートしました。
そう考えると、今の日記リレーの内容が薄くなっているというご指摘はもっともだと思います。下級生はまだしも、上級生はOBの方々から受け継いだこと、慶応ラクロスから学んだことを、しっかりと下の世代に落とす義務が僕らにはあります。それが最終的には、日本一につながる。
そこで今回は、自分の大事な後輩たちのために、「自分がもっと低学年だったときに気づいておけばよかったな~」、と思うことを2つ書きます。本当は5つ書くつもりでしたが、すでに他人の日記の分量をオーバーしているので、厳選して2個だけです。まだ時間がある人たち、先輩が戯言いっとるわー、っと思うかもしれませんが、少しでも耳を傾けてもらえると嬉しいです。
・大きく考えて小さく動け
島川が日記リレーに書いていましたが、小さな行動一つ一つが日本一につながっているということ意識しながら、些細な行動を積み重ねて欲しいです。練習後に「最近お前のプレイやばいよ!?このレベルで安住してない?」って同学年の奴に言葉をかけてみる。それだけでそいつがさらに努力するかもしれない。自分の学年のよくない点について、学ミしようと学年メーリスに流してみる。それだけで学年が変わるかもしれない。ホームページのクオリティを上げてみる。それだけで他大やOBが共感し、協力してくれるかもしれない。チームに対する不満を先輩にぶつけてみる。それだけでチームが改善されるかもしれない。トレシュー、ピンスパ、クロス、サプリメント等、自分のためにしっかり投資してみる。それだけでプレイの幅が大きく変わるかもしれない。そして、これらの行動は本当に些細な行動かもしれないけど、間接的には慶応が日本一になることにつながっている。そう考えると、自分が日本一になるためにやれることって、意外とたくさんあるんじゃないでしょうか?
やった方がいいけど、やらなくてもいいことって、さぼりたくなるし、自分が何かしなくても、誰か怒ったりするわけでもない。でも、そういった些細な行為にこそ大きな意味がある。本当に日本一になりたかったら、誰かに背中を押されなくても、自分で一歩そこで踏み出そう。そこをどれだけ考えて自主的に行動できるかが、ラクロッサーとしての成長、人間的な成長を大きく分けるように思います。そこをサボった分だけ、慶応ラクロスが与えてくれたチャンスを逃すことになる。そういった「大きく考えて小さく動ける」プレイヤーが一人でも多いほど、慶応は強くなると僕は信じています。一人一人、意図ある行動を日々積み重ねてください。
・視点を高く保て
FINAL4が終わったあと、ぼくが「まだみんなとラクロスできてうれしい」という発言をしたら、小原に諭されました。「ラクロスを続けることが目標じゃない、日本一になることでしょ」って。間違いないですよね。
日々練習していると、「同期に勝つこと」「サテに上がること」「トップに上がること」「学生相手に勝つこと」、目下の目標があるばかりに、視点が下がりがちになります。でも、そこはあくまでも通過点だということを忘れないようにしよう。サテでも、「トップに上がること」を繰り返し強調していますが、本当は「トップに上がって全日本選手権で活躍できるプレイヤー」が慶応ラクロスは欲しいのです。トップとサテと行き来するプレイヤーがたくさんいるよりも、全日で活躍できるプレイヤーが一人いた方がいいのかもしれません。だって、どんなに慶応内で上位にいても、全日で通用しないんだから。目標が高いと負荷が大きいし、心理的に焦る。でも、それくらいじゃなきゃ前に進めない。自分の視線がどこに向かっているのか、常々チェックしてみてください。
はい、長々と書いてしまいましたね。でもね、こうやって真面目に文章書くのも自分ら四年の義務だと思っているので、ご容赦ください。
残り一ヶ月と半分!僕らの同期は、後輩やOBの方からは幼く映るかもしれませんが、やるときはやります!ONとOFFの切り替えが激しすぎて、OFFばかりが目につくかもしれませんが、ぼくはONになったときの同期の異様なまでの集中力の高さを知っています。なんだかんだで信頼しています。今年、このメンツで全日優勝したい!
さて次は、常に高い志を持ち続ける宮崎です。後輩ながら、尊敬できる奴です。じゃ、よろしく!