2009年10月25日(日)
日本一になるために 泉惇介
テーマ:ブログ(左 泉 右 阿部)
こんにちは。三年の泉です。ポジションはDFで昨年に引き続きストラテジー班に所属しています。高校からラクロスをやっていて今年でもう六年目です。
さて、今、チームの現状は、リーグ戦が終わり、内容は置いといて結果として全勝でFinal4に進出。ここからは負けられない試合が続くわけですが、負けたら終わるという状況で、最近僕は一昨年のことを思い出します。
一昨年のFinal4の早稲田戦のこと。当時、早稲田とは早慶戦では一点差で勝利したもののその後の練習試合では負け越していて、個人としても非常にいやなイメージがありました。先輩方から直接的な言葉はありませんでしたが、日々の練習やミーティングではいつもと違う緊張感や危機感がありました。その中で、四年生のFinal4にかける想いというものを感じ取ることができ、チーム全体が良い緊張感に包まれていたように思います。試合当日もチームがひとつになってアップから上げていき、結果は確か9-2で勝利。
得失点的にもそうですが、内容的にも圧勝の試合でした。(僕はベンチ入りはしましたが試合には出ませんでした、、、)あの時のチームや個人の状態が理想の状態なんだと思います。ただ一昨年はその状態がその後続きませんでした。その後の関東学生決勝で日体大に、全日一回戦でラガに二試合とも一点差で負けました。もちろん個人個人が上がってなかったわけでも、油断していたわけでもないはずですが。
で、何が言いたいかというと、これからFinal4に向けて技術的にも精神的にも上げていくわけですが、その緊張の糸は日本一になるその瞬間まで切らせてはいけないということ。
Final4に勝っても、関東で優勝しても、全大の一回戦に勝って全日出場が決定しても、もし全日の一回戦で去年負けたファルコンズと当たってリベンジを果たしたとしても、もし全日の決勝で4Q残り10分の時点で3点差以上つけて勝っていたとしても、その時点ではまだ何も達成されていない。最後の笛が鳴るまではずっと「負けられない試合は続いている」。一瞬も満足してはいけない。そんなことわかっていると思うかもしれませんが、厳しい試合を勝った後は緩みがちになってしまうんです。そのことを肝に銘じてこれから戦っていくことが重要だと思います。
最後に、、、NBAのロサンゼルス・レイカーズは08年のシーズン、ファイナル第六戦で負け、準優勝という結果に終わりました。そこでチームのエースであるコービー・ブライアントはこう言ったそうです。
「2位ということは敗者の一番手ということにすぎない」
レイカーズは翌年の09年のシーズンで見事雪辱を果たし、優勝しました。
今年こそ日本一になりましょう。
では次の人にバトンを渡します。次はプリ尻大山です。アゲアゲでお願いします。ではよろしく~。