2010年03月06日(土)

最後のバトン 佐藤弘一

テーマ:ブログ
コンドリームこと近藤からバトンを受け取った佐藤弘一です。彼とはもう腐れ縁です。一浪、アーセナル、そして就…。彼からバトンを貰ったのは何かの縁でしょう。

そしてこのバトンは非常に重たい。これは今まで運んできてくれた後輩みんなの想い、それ以上に慶応ラクロスを今まで創ってこられた先輩方全ての「想い」が乗せられてきたバトンです。何か書くのが末代まで恐ろしいですね。でも確実に私の想いもしっかり乗せて慶応ラクロスの未来へバトンを繋ぎたいと思います。

さて最後の日記リレーということで何を書こうか。書きたい事はいっぱいあります。例えば、マネジャーへ四年間セクハラを続け得たこととか、最近の推しメンがきたりえに変わった経緯とか。でも本当に最後なのでちゃんと書きます。

先日、アルピニストの栗城史多さんの講演を聞きに行きました。彼は元ニートの登山家で、現在は世界7大陸最高峰制覇を目指している方です。最後の日記にしては受け売りみたいな内容になってしまいますが、今の私の想いに非常に共感を得た話だったので、みなさんに伝えたいと思います。

山登りもラクロスも一緒です。頂点を目指すのだから。そして頂点に辿り着くことを夢見て日々一歩一歩登り続けているのでしょう。

「山登りの本当のゴールは頂上ではない。頂上に登るために敢えて険しい道を選び、その過程でいかに自分を成長させるか。それがゴールではないか。」

慶応ラクロスは本当に難しい道を選んでいると思います。グラウンドもなければ、練習環境も劣悪、おまけになんてものもいない。全て学生運営でやっています。「日本一」を目指している部活でこんなチーム他にないでしょう。しかしこの険しい道を乗り越え、頂上に辿り着いた時、みんなは誰よりも成長しているはずです。そう考えるだけでワクワクしてこないですか。

「心と体は一体。心が折れたら体も折れてしまう。」
これは私の心に一番響きました。登山中というのは何度も心が折れそうになるそうです。なんでこんなに苦しいのか、もう止めたいとか諦めたいと何度も思うそうです。しかしそこで諦めた時は死が待っています。心が折れた瞬間、体は止まってしまうそうです。

苦しい時は誰だってあるはずです。ただそこで絶対に諦めない。最後の最後まで食らいつく。そこで折れてしまったら全て終わり。だからいつもポジティブに成功することだけをイメージして決して折れないで下さい。裏を返せば心が折れなければ、何だって達成できます。


「夢は一人では叶えられない。」
登山とは一見一人で頂上を目指すように見えて、実際に多くの援助が必要です。資金援助をしてくれるスポンサー、登山中も応援メッセージを送って勇気づけてくれるファン、麓で帰りを待ってくれている仲間たち。全ての人が夢に向け一つになった時達成できる。

ラクロスにおいても、当然一人では叶えられません。いくら一人がめちゃくちゃうまくたって、日本一にはなれないでしょう。全員が「日本一」という一つの目標に向け想いを共にした時、初めて夢は得られるはずです。ようは私たちが目指していることはそれくらい難しいことだということを一人一人が理解する必要があるのではないでしょうか。


最後に…
「天気が最も悪くなった後、必ず晴天がやってくる。これは自然界の法則だ。」
いくら雲行きが怪しくなっても決して諦めてはいけない。自然の摂理で必ず晴天がいつかやってくるから。だからそれまでは必死に耐えて戦い続ける。そうしたらきっと最高の晴天が待っているはずです。

徒然に書かせていただきました。今年は必ず「日本一」を獲得してくれると信じています。そしてその夢を叶えるために一つになってください。みんなは一人ではありません。慶応ラクロスファミリー全員が繋がっています。

さて長文になってしまいましたが、次の走者はイギリス帰りの素君です。彼とは昔はよく練習中に大喧嘩しました。今考えると本当に子供でした。ごめんなさい。というわけでしっかりバトンタッチしたいと思います。じゃあはじめよろしく!
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2010年03月05日(金)

伝えたいこと 橘雄介

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足の速さと手の早さには定評のある、高見沢君よりバトンを受け取りました、橘雄介です。

お題は「後輩に伝えたいこと」です。

僕が後輩に伝えたいことは、慶應ラクロスに所属していることの魅力です。塾高から所属している人は、感じると思いますが、僕らの7年間は「挑戦」だと思います。

塾高のときは大学生に挑戦し、大学ではクラブチームの社会人に挑戦する。こんなことをやり続けられた7年間は、今思えば非常に貴重な経験だったな、と感じています。
でもただ、「挑戦」だけで終わってしまっては意味がないし、その慶應ラクロスという「挑戦できる環境」で何をするかはみんな次第です。

今年の結果はどうあれ、これから慶應ラクロスが目指すのは日本一になると思うし、僕の考える「日本一に必要なこと」も合わせて書かせていただきます。

僕が日本一になるために必要だと思っていることは、全員が日本一になるために何をすべきか考えて行動する、ということです。
「今年日本一になるためにこういうことをしている。」と全員が自信を持って言えて、全員がしっかりとチームの日本一に関係している状態が必要だと思います。

僕らが日本一になるために、最終的に倒さなくてはならないのは社会人チームです。
客観的に見て、社会人チームに僕らが確実に勝てているのは「チームに所属している人数」と「今年ラクロスに割ける時間」だと思います。
ですので、一人でも多く、というよりも全員が今年の日本一に対して何かアプローチしなくてはならないのです。

下級生の中には、自分が何をすれば日本一に繋がるか分からないって人がいるかもしれません。
でも絶対に自分がすべきことはあります。

ただ自分が上手くなるだけじゃ足りないかもしれないし、それだけでいいかもしれない。試合を全力で応援することでも日本一に繋がっているかもしれない。
まずは自分が2010年の日本一に何をすることで貢献できるのか考えて下さい。

2010年に日本一に貢献することをしっかり見つけることで、その先の日本一にもつながるはずです。

そうこうこうしている間に、なんだかまぶしくなってきました。あ、次の走者の田邊君が来たようです。彼は慶應で一番風通しのよい頭を持ち、光っているプレーヤーだと思います。では、田邊君の絶品日記をご堪能下さい。
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2010年03月05日(金)

慶應 ~日本一のチーム~ 高見澤直樹

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いつもいい香りの島川君からバトンを受け取りました、4年の高見澤直樹です。

先日慶應ラクロス部は一橋に敗北し、今シーズンは日本一になる事が不可能となってしまいました。日本一どころか、学生チャンピオンにすらなれませんでした。信じられないが、残念ながらこれが現実。

俺は慶應ラクロス部が日本一に最もふさわしいチームだと思っています。負けてしまった今も。


入部する以前、僕は中学高校とバスケ部に所属していたわけですが、いずれも地区予選や県大会位のレベルで、全く日本一とは無縁の生活でした。

ラクロスを知ったのは、高2の頃、志木校の去来舎というウエイトルームで、07卒の宮本さんと話したのがきっかけです。
そして高校の部活の引退後、完全燃焼出来ていない自分が嫌で、何か大きな目標を目指せるスポーツは無いものかと悩んでいた時にラクロスを思い出しました。たしか高校3年生の秋位。そしてその時に同じクラスで席が隣だったのが、同期の村端でした。

「日本一を目指すチーム」

一体どんな部なんだろう。

きっと大学全体が部を全面的に応援し、グラウンドやロッカールームやシャワールーム、ウエイトルーム等の設備が充実しているだろう。先輩も恐くてトライアウトもあるのかな。などと勝手な想像していたのですが、実際は全然練習環境が良くなくて、最初はあっけにとられた記憶があります。キャッチボールが楽しくて、一瞬でそんな事全く気にならなくなりましたが。

そんな決して良くない環境の中、OBの方々の援助を元に、幹部が戦術を練り、ビデオを細かく分析し、夜遅くまでチームのために話し合い、TSが運営面で何度もミーティングを重ねてチーム作りをし、その下でそれぞれ班活動が行われ、MGがそんな僕たちを支えてくれて、自分のプレーを犠牲にしてまで後輩の為に力を尽くしてくれる同期がいて・・・

このような
「自分達の手でチームを日本一にしよう」
という慶應ラクロスのカラーは、僕の誇りです。日本一のチームだと思います。
こんなに頑張っているチームは絶対に他には無い。だから慶應ラクロスはずっとこうであって欲しいし、もっともっと進化して欲しい。そう願ってやみません。

最後に、お世話になった先輩方、本当にありがとうございました。
後輩達、来年は絶対にリベンジして下さい。スタンドから応援しています。


次はイカちいプレーでサテを引っ張ってくれたタッチーです!!よろしく!!
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