2010年03月09日(火)

日本一について 吉岡謙

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公私共に大絶好調の村端選手からバトンを受け取りました。困った事があったら何でも彼に聞きましょう。お洒落な店でご飯を食べながら相談に乗ってくれるはずです。それではさっそく日記に移ります。

「日本一」、それは僕にとっての“生き甲斐”です。
日本で一番強いラクロスのチームになることが出来れば僕はそれで全て良いと思います。そうすれば、いえ、そうしてこそ、今までやってきた全てが初めて報われると思うからです。
それ以外は厳しいように聞こえるかもしれませんが、全くもって何も意味がないと思います。単純かもしれませんがこれが僕の日本一になりたい理由です。

過去三回慶應が日本一を目前にして敗れる姿を見ました。今こうしてじっくりと思い出すだけで頭がクラクラしそうです。今年は特にそういったシーンを思い出す事が多いです。最後の年なので不安が増しているからなのでしょうか。負けてから敗北という現実をどうにかして受け止め自己完結しようと「自分たちは頑張った。」と自らに言い聞かせるあの瞬間はとても辛いです。

一人一人目を瞑って思い出して下さい。これまでどれだけ苦しい思いをしてきましたか?プレーが上手くいかなかったあの時期、血反吐が出そうなくらい厳しいトレーニング、身体の芯まで凍りつくような天気の中での練習、怪我した後の復帰に向けたリハビリ… 思い出して下さい。

もちろん辛い経験ばかりではありません。僕たちは多くの時間を割き、大きな愛情をラクロスに捧げる事で沢山の手ごたえや成功体験も得てきました。

しかしそれらは全て何の為にやっていたのですか?何もかもあの社会人を倒して日本で一番強いラクロスのチームとして光輝く為ではないのですか?「自分たちは頑張った」。日本一を手にした者以外のほぼ全てのチームが最後に吐き捨てる実に乾いた言葉です。日本一の座を勝ち取らない限り、僕らが費やしてきた貴重な時間はこんなちっぽけな言葉で片づけられてしまうのです。

皆ここでもう一度気を引き締めて下さい。1人1人もっと目の前にある小さな事にも気を配り、そして執着しましょう。全員知ってのとおり日本一の座は決して甘くないはずです。
だからここで改めてもっともっとこだわりを見せていきましょう。そのパス、確実に相手のボックスに投げてください。そのルーズボール、何が何でも絶対に確保して下さい。そのトレーニング、まだまだ出せるはずです。そのシュート必ず決めきって下さい。そのシュートもです。

例えどのチームにいようともそれは一切関係ありません。
クロスをもった戦士達よ、日々のその一瞬一瞬に自分の“全て”をかけてください。
“全て”は日本一の為に。

 さてさて、次の日記リレーはきっと僕らのハートに火を点けてくれることに間違いないでしょう。そうです、ラストは皆さんお待ちかね本年度主将の山下です。頼もしい限りです、普段通り容赦なくやっちゃってください。任せた!!
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2010年03月09日(火)

後輩たちへ 村端洋之

テーマ:ブログ
ライトロマイザックこと宮崎リュータローからバトン受け取りました、4年MF村端です。(宮の歌唱力はハンパないすね。最近、宮のCDばっかきいてますw)一橋に負けて3ヶ月以上が過ぎたわけですが、やはり今でも悔しいという気持ちでいっぱいです。

最近の自分はというと、旅行に行ったり、スノボに行ったり、ジムで筋トレしたり、友達と飲んだりと、完全に普通の大学生生活を送っています。この4年間、普通の大学生生活とは程遠い生活をしていた自分にとって最近の生活は非常に新鮮で面白いですが、やはり部活がないと何か物足りない今日この頃です。

朝4時に起きて頑張っていた1年生時代、一人暮らしを始めるもラクロスで色々悩んでいた2年生時代、試合に出られるようになりまたラクロスにはまってきた3年生時代、最終学年になり勝ち負けの重みをものすごく感じるようになった4年生時代。

どの学年の時も色々なことがあり濃い時間を過ごしてきましたが、今思うことは、4年間は本当にあっという間だったということです。今の2、3年生はもう時間は少ないんだということを意識して練習に励んで欲しいと思います。

慶應ラクロス部に入り本当に色々な経験ができました。「体育会」という組織に所属したこと自体もかなり貴重な経験だし、一昨年は関根主将のもと日本一をかける試合に出場できるという、高校までの自分からしたら考えられないことも経験することができました。(もちろん、これで満足してはいけませんが。)また、今思うと、素晴らしい同期・先輩・後輩に恵まれていました。ここまでラクロスを頑張れたのは彼らkeio lax familyのおかげです。

さて、後輩たちに何か伝えようと考えていたのですが、ありすぎてここには書ききれません。なので10個にしぼってアドバイスを送りたいと思います。(ほとんど当たり前のことを言ってますが、当たり前のことこそ重要だと思って書きました)

①自分の武器をもつ
やはり試合に出るためには、なにかしら武器が必要です。特に外部出身の人はなおさらです。外部出身で強化指定さえなっていない僕でもレギュラーとして試合に出れたのは、シュートという武器があったからこそだと思っています。

②努力・モチベーションを継続・維持する
調子のいい時や試合の後は、努力やモチベーションの継続維持はできると思いますが、問題は調子の悪い時です。こういう時に、いかに腐らずに努力できるかが重要だと思います。

③現状に満足せず、常に向上心を持つ
これは2コ先輩の倉本さんがよく言っていたことですが、自分の立場に満足しないで、常に上を目指してやってほしいと思います。特に、試合に出ている選手は心のどこかで満足していると思います。やはりそれでは日本一など到底達成できません。一軍をはじめ、部員全員がそういう志を持ってください。

④オンとオフの切り替えはしっかり
これは長や本下もよく言っていたことですが、34年生になってその重要性を感じるようになりました。遊ぶ時は遊ぶ、やるときはやる、これがベストですね。

⑤毎日ラクロスノートをつける
その日の練習で先輩に言われたことや気付いたことを書いたりすると頭の中が整理されて、次の練習でより質の高い練習ができるようになります。これは個人的意見ですが、かなりお勧めです。

⑥一日一回はラクロス向上に繋がるであろうことをする
例えば、練習の無い時に筋トレをやったり壁あてをしたりラクロスビデオを見たりすることです。たとえ家で腹筋だけやるにしてもやらないよりは全然ましだし。⑤でいったラクロスノートにこういうことも書いていくと、「あ、今日何も書くことがないな。腹筋しながらラクロスビデオ見るか。」というように、かなりモチベーション維持に繋がります。

⑦いらないプライドは捨てる
例えば、アフターなどで先輩がシュー練してる時などに、自分は下手だからいいや、などといって練習しなくなるのは本当駄目です。いらないプライドは捨て、むしろ下手さをアピールするぐらいの気持ちで練習に参加しましょう。

⑧積極的に先輩などにききまくる
本当何でもいいから聞くことです。それが上達の近道だと思います。僕は下級生時代、よく3コ先輩の橘さんや神津さんなどにシュートや1on1について聞きまくってました。

⑨筋トレ
慶應ラクロスに足りないものの一つとして「フィジカル」が間違いなく入ると思うので、もっともっと筋トレしてマッチョになってください。(特に増田)

⑩「考える」
「ここでスライドきたらここあくから、セカンド入って・・・」みたいにラクロスの戦術的なことを自分で考えるのもそうだし、クロスワークつけるにはどうしたらいいかなど技術的なことを考えるのもそうだし、レギュラーになるには自分のどの強みを伸ばして弱みを補っていくかなどを考えるのもそうだし、とりあえず考えまくってください。

よくまとまっていない10コでしたが、何かひとつでも心に響くものがあったなら幸いです。

2009keio laxはFinal4で敗退という残念な結果に終わったが、2010keio laxは本下主将のもと、この悔しさを糧に学生王者奪還し日本一になってください!今から来年のリーグ戦が待ち遠しくて仕方ありません。特に、外部出身者の活躍やとくひろのシュートが決まるのを楽しみにしています。頑張って!

最後に、今まで僕を育ててくれた先輩、後輩、そして同期、本当にありがとうございました!!!

次はアーセナルコーチだったけんです。けん、よろしく!!
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2010年03月09日(火)

日本一になるために 宮崎龍太朗

テーマ:ブログ
ヨォォォー、「北海道から舞い降りた昭和最後の白雪姫」、さきからバトンを受け取りましたLMF(Lytro Myzak Forever)の宮崎龍太朗です。帝王・佐藤のカイザークローも優しく包み込んでしまうさきの包容力は尊敬に値します。

日記リレーという公の場で真面目なことを書くのは、やさぐれた街・黄金町で育った自分にとってはどこか恥ずかしく、今まで逃げ続けてきたのですが、今回はお題が「日本一」ということでどうやら逃げ切れそうにないので、4年という立場を利用して、「日本一」について偉そうに書いてみようと思います。といっても難しいことはあまり書けそうにないので、シンプルなことを書かせてもらいます。

当たり前のことかもしれないけど、「日本一になる」ということは「試合に勝ち続けること」、「負けないこと」だと思う。

「強いチームが勝つのではなく、勝ったチームが強い」なんて言葉もあるけど、「日本一になること」が「試合に勝ち続けること」だとすれば、「勝ったチームが強い」のはうなずける。学校の成績にあてはめていえば、絶対評価ではなくて、相対評価ということになる。

ひねくれたことを言うと、どんなに上手いプレーヤーが揃っていても、どんなに優れた戦術があっても、どんなに練習環境に恵まれていても、負けたチームは弱い。逆に言えば、下手なプレーヤーばかりでも、戦術なんて存在しなくても、練習環境が劣悪でも、勝ったチームは強い。(往々にしてそんなことはありえないけれど・・・)勝負の世界とはそういうものだと思う。

それを踏まえて考えるのなら、日本一になるために必要なものは、「勝利へのこだわり」だと思う。勝敗を決める要因は他にもたくさんあるのかもしれないけど、勝つために練習をし、勝つためにアフターをし、勝つために筋トレをし、勝つためにビデオを見、勝つためにミーティングをし、勝つためにノートを書くのだから、一番重要なのは、ほかの何者でもなく、純粋に「勝つということにどれだけ執着できるか」なのだと思う。

だから部員の皆には、今まで以上に「勝ち負け」にこだわってほしい。小原と、つぐたと、泉と、本下と、自分と勝負して、勝て。練習中のひとつのグラボから1on1、スパゲッティ、6on6まで、全てにおいて勝負して、勝て。

内容がかなり一般論みたいになってしまったけど、何かに向かって突っ走っていると、当たり前のことを当たり前すぎて見失ってしまうことがあると思う。その当たり前のことを再確認する意味で、こんな駄文を書きました。老いぼれの最後の断末魔だと思って聞き逃してくれて結構です。

最後に、お世話になったOBの方々や同期、後輩たち、今まで本当にありがとうございました。特に同期と後輩にはたくさん迷惑をかけたけど、こんな僕を支えてくれてありがとう。復帰したての2次合宿のトレーニングは、自分の中で一番辛いものだったけど、君たちのおかげで乗り越えることができました。


さて、次の掃射はMF村端です!類稀なクロスワーク、そしてクリースにフィードを出す意識(nakanidas意識)の高さにおいて彼の右に出るものはいません!G
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