女子サッカー:なでしこ初の4強 延長戦で王者ドイツ破る

2011年7月10日 6時15分 更新:7月10日 8時34分

サッカー女子W杯準々決勝でドイツを降し喜ぶ日本代表=AP
サッカー女子W杯準々決勝でドイツを降し喜ぶ日本代表=AP

 【ベルリン支局】サッカーの女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会は9日、準々決勝2試合があった。1次リーグB組2位の日本はウォルフスブルクで3連覇を狙うA組1位のドイツと対戦し、延長戦の末、1-0で競り勝ち、初の4強入りを果たした。日本は95年スウェーデン大会の8強が過去最高成績だった。

 日本は澤(INAC)ら、過去3戦と同じ11人が先発。高さとパワーで上回るドイツに対し、素早く体を寄せて前後半を無失点でしのいだ。日本は延長後半早々、澤からの縦パスを受けた丸山(千葉)が右サイドの角度のないところから落ち着いて決め先制。ドイツの分厚い反撃に耐え、リードを守りきった。

 レーバークーゼンで行われたイングランド(1次リーグB組1位)-フランス(同A組2位)の準々決勝はPK戦の末、フランスが勝ち、4強入りした。準々決勝の残り2試合、スウェーデン・オーストラリア、ブラジル・米国は、10日に行われる。

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