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磐梨 全日本中学生ホッケー準優勝
年代超え地域一体強化実る

全日本中学生ホッケー選手権で岡山勢初の準優勝に輝いた女子の磐梨=京都府グリーンランドみずほホッケー場
全日本中学生ホッケー選手権で岡山勢初の準優勝に輝いた女子の磐梨=京都府グリーンランドみずほホッケー場

 ホッケーの全日本中学生選手権(12―15日・京都府)で、女子の磐梨が岡山勢初の準優勝に輝いた。県内中学で女子ホッケー部があるのはわずか3校という中、地域で年代を超えて強化に取り組み、快挙につなげた。

 女子の部には予選を勝ち抜いた全国24チームが出場。中国地区代表として出場した磐梨は予選リーグを2戦2勝で突破。準々決勝では“ホッケーどころ”の横田(島根)を下すなどし、全国2位を勝ち取った。

 光ったのは堅守だ。伊吹山(滋賀)に敗れた決勝を含め、6試合すべて2失点以内。パスコースをつぶしながらFW陣がボールを持った選手をサイドに追い込み、囲んで奪うパターンに持ち込んだ。

 GK松田夏は「普段の練習でやってきたこと。DFの安原、中嶋も体を張って止めてくれた」と話し、MF白石は「6人全員で守りに守ってチャンスをつくる。このメンバーだからできた」と胸を張る。

 岡山開催だった昨年は予選リーグで敗退。当時2年生だった現スタメン4人も悔し涙を流した。「今度こそは」と今回の目標をベスト4に定め、体力とスピードの向上に努めてきた。

 2005年岡山国体を視野に部が誕生したのが03年。小学年代のクラブや高校と連係するなど、地域一体の取り組みで部は成長してきた。13人いる部員のほとんどが小学時代に「熊山クラブ」で練習。国体成年男女の代表選手からも指導を受けてきた。

 今大会では男子の瀬戸が8強、女子の瀬戸が16強と岡山勢が大活躍だった。磐梨の総監督の平尾豊・県協会強化委員長は「基本を大事に、学んだことを本番で発揮してくれた」と話した。

(2011年8月25日掲載)

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