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署名簿ネット流出:河村・名古屋市長「知らない」

 名古屋市議会解散請求(リコール)で外部に流出した署名簿がインターネット上で大量に公開された問題で、リコールを主導した河村たかし市長は7日、毎日新聞の取材に対し、事実をまだ把握していないとしたうえで、早急に署名活動を行った市長の支援団体に流出状況を確認する考えを示した。

 名古屋市北区で集めたとみられる数万人分の署名がネット上で閲覧可能になっていることについて河村市長は「知らない。いっぺん(署名を集めた関係者に)聞いてみる」と硬い表情で話した。

 今年4月、電子データ化された署名簿の一部コピーが、リコール成立に伴う3月の出直し名古屋市議選の候補者らに出回っていたことが発覚。コピーを受け取った落選候補は、河村市長が率いる政党・減税日本の当選候補から入手したと証言していた。

 市選管によると、署名簿の原本は市選管が保管しているが、コピーは作成していないという。【福島祥】

毎日新聞 2011年9月7日 14時06分(最終更新 9月7日 15時00分)

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