政治家、歌手、俳優、アイドル、芸人…。“芸能人の百貨店”といえる多才な人材を誇る同社が、被災地支援で異色ユニットを立ち上げた!
参加するのは森田知事、ベッキー、演歌歌手の都はるみ(63)、ロック歌手のIZAM(39)、芸人のカンニング竹山(40)ら60組65人。ユニット「Voice of Sun Music」を結成し、「FOREVER−」を10月19日に発売する。
天才即興ピアニスト、HIROSHI(50)が作詞作曲し、5月に同事務所が都内で開催した復興支援イベントで初披露。タレント129人が大合唱した癒しソングを、さらに被災地支援に役立てたいとCD+DVD化を決めた。全収益をサンミュージックチャリティー募金を通じて被災地に寄付する。
創立42年の同事務所が初めて結成した大所帯ユニットに、所属第1号の森田知事も参加を即断した。震災で宮城・山元町で父方の親類4人を津波で亡くしていたほか、知事を務める千葉県も被災していることもあって、公私ともに復興への思いは強い。
レコーディングは自身が製作した06年の映画「I am 日本人」の主題歌「約束」以来、5年ぶり。09年の知事就任後はもちろん初めてだ。当初は難しい音程に戸惑ったというが、“元青春スター”らしくさわやかな歌声を響かせた。
演歌歌手の牧村三枝子(57)とロック歌手のダイアモンド☆ユカイ(49)は異色デュエットを披露。俳優、塚本高史(28)はギターソロ、芸人、小島よしお(30)は「オッパッピ〜」の合いの手で盛り上げている。
森田知事は「サンミュージックの仲間たちが復興への願いを込め、熱く歌い、語りかける作品になっています」とアピール。ベッキーも「やさしさが、ぬくもりが、これからも続きますように」と支援の継続を誓った。
(紙面から)