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“黒い交際”芸能人つぶし着々…警察本気の“マル暴”狩り!

夕刊フジ 9月8日(木)16時56分配信

“黒い交際”芸能人つぶし着々…警察本気の“マル暴”狩り!
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警察も本腰。山口組総本部に入る兵庫県警の捜査員ら=6月、神戸市灘区(写真:夕刊フジ)
 電撃的に引退宣言し、芸能界を去った元お笑いタレント、島田紳助さん(55)で改めて注目されることになった暴力団組織と芸能界の密接な関係。「社会全体による暴力団排除」を徹底する警察では、一般人が闇の世界に巻き込まれるのを防ぐほか、芸能界にも積極的な“縁切り”を働きかけている。広域指定暴力団山口組だけでも、今年上半期で摘発された幹部は計50人。警察も本気だ。

【注目特集】島田紳助さん引退で揺れる芸能界

 元モーニング娘。のメンバー、加護亜依(23)の同棲相手で、飲食店運営会社役員の安藤陽彦容疑者(44)が山口組系組長との親密な関係を持ち出し、借金を踏み倒そうとして警視庁に逮捕された。今年に入って紳助さんの引退をはじめ、山口組など暴力団に関する話題、事件が事欠かない。

 「警察は本腰を入れ、反社会的勢力を壊滅させるつもりです。今年7月、米国が国境をまたいだ犯罪で、収益を上げる集団として日本のヤクザを金融制裁の対象に指定したこともある」(警察ジャーナリスト)。日本国内だけでなく、日米間の問題になっていることも大きく影響しているという。警察庁の統計では、今年1〜6月に全国の警察が摘発した山口組直系組長は10人(昨年同期比2人減)、同組の最大勢力とされる弘道会の直系組長は11人(同3人増)、同会直系組織幹部は29人(同11人増)と計50人に達した。

 同庁は各警察本部に山口組や弘道会の集中取り締まりを引き続き指示し、「社会全体による暴力団排除」を推進。「特に興行が多い芸能界はしのぎの手段にもなりやすく、重点マークし、一つずつ潰していく覚悟のようです」(先のジャーナリスト)。

 警察庁によると、各警察本部は、多くの法令を適用して幹部組員らを摘発。愛知県警は6月、暴力団員の身分を隠しゴルフをしたとして詐欺容疑で弘道会ナンバー2の若頭、竹内照明被告(51)=公判中=を逮捕。上半期で暴力団が絡む犯罪全体は2万4503件(昨年同期比496件増)で、構成員と準構成員合わせて1万2520人(同45人減)を摘発した。

 今年10月には東京都などで暴力団排除条例が施行され、全都道府県で封じ込め作戦がスタート。暴力団関係者と旅行、会食、ゴルフなどをともにし、密接関係者と認定されると、賃貸物件が借りられなくなったり、銀行口座が開けなくなったりする可能性が出てくる。

 警察は、あの手この手で闇そのものを断ち切るつもりだ。


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最終更新:9月9日(金)10時37分

夕刊フジ

 

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