NHK福岡のニュース 福岡放送局
給食の食材 放射性物質検査へ
放射性セシウムを含む稲わらを与えられた可能性のある栃木県産の牛の肉が給食で提供されていたことを受けて、福岡市教育委員会は、給食の食材に放射性物質が含まれていないか、独自に検査を始めることになりました。
福岡市では先月、21の小学校で、放射性セシウムを含む稲わらを与えられた可能性のある栃木県産の牛肉が給食で提供されていたことが明らかになりましたが、問題の牛肉が残っていないため、放射性セシウムが含まれていたかどうかは、わかっていません。
こうした事態に保護者から不安の声が寄せられているため、福岡市教育委員会は9日記者会見し、「給食の食材に放射性物質が含まれていないか、今月から、独自に検査を始める」と発表しました。
対象は、今の時点では、国の原子力災害対策本部が検査対象としている1都16県で生産された農産物で、今月はじゃがいもなどの4品目です。
また、福岡市教委では、こうした検査の実施とあわせて、すべての給食の食材について産地を公表します。
福岡市教委は、「子どもたちが毎日、口にする給食なので、安心して食べてもらうための取り組みの必要性を感じた」と話しています。
09月09日 18時13分
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