靖国の神職らに体当たり…台湾の立法委員不起訴

  • 2011年 09月08日 21時05分
  • 提供元:読売新聞
 靖国神社(東京都千代田区)で元日本兵の台湾人が合祀(ごうし)されていることに対する抗議活動で、威力業務妨害や礼拝所不敬、傷害などの容疑で書類送検された台湾の高金素梅(こうきんそばい)・立法委員(国会議員に相当)(45)について、東京地検は8日、不起訴にしたと発表した。
 高金委員は2009年8月、靖国神社で47人と抗議デモを行った際、制止しようとした神職ら6人に体当たりするなどし、1人の右手に軽傷を負わせたなどの疑いが持たれていた。
 不起訴の場合は「起訴猶予」「嫌疑不十分」などの処分内容が公表されるが、同地検は「事件の性質を総合的に考慮し、明示すべきでないと判断した」などとして明らかにしなかった。

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