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  未来を拓く学校教育
大学進学、人間性の育成など、私立高校では独自の教育理念に基づいた教育を実践している。未来を拓く若者を育成する各校の教育現場をレポートする。

  千葉商科大学付属高等学校 人格形成を重視した教育が生徒の可能性を広げる

2004年より男女共学スタート
 千葉県内唯一の男子校である千葉商科大付属高校が、来年度から男女共学化を実施する。人間関係が複雑化する現代社会において、男女共生社会に対応した学校づくり、思想の構築を目指した学校教育が新たなスタートを切る。
 人格形成を重視した同校の生活指導は県内でも評価が高い。「服装、言葉使いなど、人間としての基本姿勢を自然に身につけ、活気ある生活を送れるよう指導しています」と上野国彦校長は語る。さらに、男女共学が双方にとってよい刺激となり、活力につながることを期待している。
 男女共学化にあわせ、ハード面においては施設を使いやすくリニューアルし、女子トイレや女子更衣室を新設。学内にはLANを敷設するなど、情報技術教育のさらなる充実も図っている。

ボランティア活動に積極的に参加
 千葉商科大学の付属校である同校の教育課程は、生徒の進路に応じ普通科と商業科を設けている。
 普通科では、進路・進学の希望に対応するためコース制を導入。1年次で基礎学力を育てたら、2年次からは進路希望にあわせたコースを選択する。コースは他大学文系進学コース、他大学理系進学コース、千葉商科大学進学コースの3コース。千葉商科大進学コースでは簿記を選択でき、普通科に在籍しながら簿記の資格を取得することもできる。
 一方、商業科は大学進学に力点を置くだけでなく、大学卒業後の将来をも見据えながら、「商業」という専門的な分野を早くから勉強できるのが特徴。簿記・情報処理の検定試験も実施しており、生徒の多くが千葉商科大学へ進学している。

進路希望にあわせたカリキュラム
 千葉商科大学付属高校では、グラブ活動や国際交流をはじめとした課外活動も盛んだ。特に力を入れているのがボランティア活動。1年生の家庭科の授業では知的障害者の福祉施設を訪問し、生徒全員に福祉体験学習する場を与えている。
 また、全校生徒の約3割がボランティア委員に登録し、地域の福祉施設やお年寄りとの交流、養護学校でのボランティア活動、あしなが学生街頭募金などに取り組んでいる。生徒の中には在学中にホームヘルパーの資格を取得したり、大学に進学して社会福祉学科を学んでいる人も少なくない。高校でのボランティア活動が、生徒たちの生き方や価値観に影響を与える貴重な体験となっていることがうかがえる。

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千葉商科大学付属高等学校
〒272-0835 市川市中国分2-10-13
TEL047-373-2111 FAX047-371-8146
http://www.hs.cuc.ac.jp/

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  明聖高等学校 生徒一人ひとりの個性を伸ばす独自の学習システム

自分のペースで確実に学力を伸ばす
 今年7月、定時・通信制高校として県内で初めて高校野球選手権に出場し、注目を集めた明聖高校。千葉県初の私立通信制高校として平成12年10月に開校してから4年目を迎える現在、県内を中心に約1000人の生徒が在籍し学んでいる。
 明聖高校のカリキュラムの核となるのは通信制のシステム。定期的なレポート提出と、年間20日程度のスクーリング出席、単位認定テストにより単位を取得する。自分のペースで学習する自主学習を基本とし、3ヵ年以上の在籍、74単位以上の履修で卒業できる。
 自主学習とはいえ、1年次は中学校の復習を取り入れ、2年次以降は生徒一人ひとりの習得段階に応じた指導を行う。3年次には進路別に対策講座も実施するなど、基礎学力の向上に力を入れている。

コースを選択できる学習システム
 明聖高校の学習パターンの最大の特徴は、「通信一般コース」に加えて、毎日登校して学習する全日制スタイルの平日コースを設定していることだ。充実した高校生活を送りたいという生徒のために設定されたこれらのコースは、基礎学力の向上を目指す「平日一般コース」、使える英語を習得しコミュニケーション能力を高める「平日国際コース」、コンピュータの技能と知識の習得を目指す「平日情報コース」の3コースが用意されている。

人間性を育てる体験学習の場を提供
 選手権出場を果たした野球部を筆頭に、サッカー、陸上、柔道など、部活動も活躍の場が広がっている。部活動をはじめ、キャンプ研修やスキー研修などの課外学習プログラム、学校イベントなどは、体験学習の場として生徒の社会性、自主性、協調性の育成につながっている。
 また、教師はカウンセリング研修を受講し、担当の専門カウンセラーとともに学習パターンや生活習慣など生徒の自立に向けた支援も行っている。
 なお、同校の卒業率は95%。通信制高校としては、卒業後の大学・短大進学率は約3割、専門学校進学率は約5割と高い。
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明聖高等学校
〒260-0014 千葉市中央区本千葉町10-23
TEL043-225-5622 FAX043-225-5623
http://www.meisei-hs.ac.jp

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  土浦日本大学高等学校 生徒の目標実現をサポートする2コース4クラス制

国公立大学現役合格を目指す特進コース
 創立40周年を迎えた今年度、土浦日大高校は従来以上に質の高い教育システムの構築を目指し、15年度改革をスタートさせた。
 その改革の一つが、コース制再編とカリキュラム改訂だ。生徒一人ひとりの目的にあわせ効率のよい学習を進められるよう2コース4クラス制を導入した。
 特別進学コースは、最難関の国公立大学および国公立大学医学部への現役合格を目指すスーパーハイクラスと、国公立大学・難関私立大学への現役合格を目指す特進クラスからなる。集中ゼミ、実力養成講座、志望校別授業など、独自のカリキュラムに基づいたハイレベルな学習指導を実施している。

付属校の利点を生かす総合進学コース
 一方、総合進学コースには、日本大学への進学クラスと文武両道を目指すスポーツクラスが設置されている。14学部を有する日本大学の付属高校としての利点を生かし、生徒の適性にあわせた進路選びを可能としている。
 今年度は日本大学各学部から講師を招いて、30講座にもおよぶ多彩で薫り高い出張講義を行うなど、高大一貫教育を見据えた学習指導を行っているのも大きな特徴だ。さらに、医歯薬学部への進学希望者のため、医歯薬学部進学クラスも設けている。

国際人を育成する6年制の中学校開校
 15年度改革のもう一つの柱となっているのが、将来、世界を舞台に活躍する国際人の育成を目的とした6年制の土浦日本大学中学校の開校だ。
 その一番の特徴は、6年間にわたるカリキュラムにより連続的な教育を実践できること。不得意な科目を作らずに全教科を縦断的・総合的に学ぶ教育システム、ネイティブ教師によるコミュニケーションツールとしての英語教育など、10年後、20年後を見据えた独自の教育は、大学受験のための学習とは一線を画している。

国際人を育成する6年制の中学校開校
 生徒一人ひとりにさまざまな体験をしてほしいと、同校では部活動や学校行事にも力を入れている。あの“柔ちゃん”こと田村亮子選手を破った福見選手を中心とする女子柔道部は全国高校総体・国体で優勝し、二冠を達成した。年の瀬の都大路を駆け抜ける全国高校駅伝への連続出出場が決まった陸上部の活躍も目ざましい。
 また、科学部はスペースシャトル「コロンビア」で行われる実験参加校に選ばれ、準優秀賞を受賞した。2005年の愛知万博では自作飛行船を飛ばすと張り切っている。このように、文武両面での生徒たちの活躍ぶりから、充実した高校生活が伝わってくる。
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土浦日本大学高等学校
〒300-0826 茨城県土浦市小松ヶ丘町4番46号
TEL029-822-3382 FAX029-823-8743
kouhou@tng.ac.jp
http://www.tng.ac.jp

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  水城高等学校 進学実績が証明する独自の教育システム

茨城県内ベスト5を誇る大学合格実績
 JR水戸駅の南方、高台に立つ白い瀟洒な校舎が目を引く水城高校。隣接する校舎が工事中なのは、創立40周年を記念して、新校舎の建設と体育館のリニューアルが進められているからだ。
 水城高校はここ数年、茨城県内の大学合格実績で、常に上位に顔を出している県内有数の進学校。これは、平成4年の学校改革で同校が進めた進学体制がもたらした成果といえる。今春の合格者数は国公立大学122名、私立大学633名、短大41名の計796名で、県内でもベスト5の実績を誇る。

やる気を引き出す“水城システム”
 同校の教育は“水城システム”と呼ばれる独自のシステムが基本。例えば事前学習会による授業の先取り学習、基礎学力を定着させるための年間7回の校内テスト。英語・数学は3年夏休みまでに終了させ、9月以降は大学入試問題の演習を行う。生徒のやる気を促すために、レベルに応じた少人数のゼミ学習も開催している。
 平成4年の学校改革では、推薦入試対策のプロジェクトを立ち上げ、そのノウハウも開拓した。推薦による合格者は年々増え、今春は300名以上が推薦で大学に入学している。

進路にあわせた4コース編成
 カリキュラムは、平成16年度に東大・京大・医学部を目指す特進コースとして新設されるZコースをはじめ、難関国公立・難関私立大学を目指すSコース、有名国公立・有名私立大学を目指すAコース、国公立・私立大学を目指すBコースと、進路に対応した4コース編成となっている。
 これにより、生徒一人ひとりの適性、個性に合わせたより細やかで質の高い進学指導の実践が期待されている。

恵まれた環境の中で充実した高校生活を
 学業だけでなく学校行事に力を入れているのも水城高校の特徴だ。3日間の林間学校、6日間の海外修学旅行(ハワイ)、さらに希望者向けのホームステイを実施している。また、部活動も盛んで、特に多くのプロを輩出しているゴルフ部や空手道部の活躍は全国的にも有名だ。
 創立40周年の来年8月、全館冷暖房完備の4階建ての新校舎が完成する。2月には体育館も全面リニューアルされる。この恵まれた学習環境が、さらに充実した高校生活をバックアップしてくれるに違いない。
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水城高等学校
〒310-0804 茨城県水戸市白梅2-1-45
TEL029-247-6509 FAX029-248-7252
nyuushi@suijo.ac.jp
http://www.suijo.ac.jp

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