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国公立大学現役合格を目指す特進コース
創立40周年を迎えた今年度、土浦日大高校は従来以上に質の高い教育システムの構築を目指し、15年度改革をスタートさせた。
その改革の一つが、コース制再編とカリキュラム改訂だ。生徒一人ひとりの目的にあわせ効率のよい学習を進められるよう2コース4クラス制を導入した。
特別進学コースは、最難関の国公立大学および国公立大学医学部への現役合格を目指すスーパーハイクラスと、国公立大学・難関私立大学への現役合格を目指す特進クラスからなる。集中ゼミ、実力養成講座、志望校別授業など、独自のカリキュラムに基づいたハイレベルな学習指導を実施している。
付属校の利点を生かす総合進学コース
一方、総合進学コースには、日本大学への進学クラスと文武両道を目指すスポーツクラスが設置されている。14学部を有する日本大学の付属高校としての利点を生かし、生徒の適性にあわせた進路選びを可能としている。
今年度は日本大学各学部から講師を招いて、30講座にもおよぶ多彩で薫り高い出張講義を行うなど、高大一貫教育を見据えた学習指導を行っているのも大きな特徴だ。さらに、医歯薬学部への進学希望者のため、医歯薬学部進学クラスも設けている。
国際人を育成する6年制の中学校開校
15年度改革のもう一つの柱となっているのが、将来、世界を舞台に活躍する国際人の育成を目的とした6年制の土浦日本大学中学校の開校だ。
その一番の特徴は、6年間にわたるカリキュラムにより連続的な教育を実践できること。不得意な科目を作らずに全教科を縦断的・総合的に学ぶ教育システム、ネイティブ教師によるコミュニケーションツールとしての英語教育など、10年後、20年後を見据えた独自の教育は、大学受験のための学習とは一線を画している。
国際人を育成する6年制の中学校開校
生徒一人ひとりにさまざまな体験をしてほしいと、同校では部活動や学校行事にも力を入れている。あの“柔ちゃん”こと田村亮子選手を破った福見選手を中心とする女子柔道部は全国高校総体・国体で優勝し、二冠を達成した。年の瀬の都大路を駆け抜ける全国高校駅伝への連続出出場が決まった陸上部の活躍も目ざましい。
また、科学部はスペースシャトル「コロンビア」で行われる実験参加校に選ばれ、準優秀賞を受賞した。2005年の愛知万博では自作飛行船を飛ばすと張り切っている。このように、文武両面での生徒たちの活躍ぶりから、充実した高校生活が伝わってくる。
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