韓国車の輸出単価、過去最高に

 知識経済部(省に相当)は8日、今年上半期の韓国車の平均輸出単価が1万3499ドル(約104万6000円)となり、昨年上半期を13.9%上回り、過去最高となったと発表した。

 輸出単価の上昇は、品質競争力が高まり、大型乗用車、レジャー用車など高級車種の輸出割合が増えたためだ。1‐7月の自動車輸出で小型車が占める比率は昨年の52.4%から46.7%に減少したのに対し、レジャー用車の輸出比率は30.1%から33.9%へと上昇した。

 米国の6‐7月の中型・大型高級乗用車販売統計で、現代自動車(エクウス、ジェネシス)は7189台となり、トヨタ・レクサス(6745台)を上回った。

 知識経済部の関係者は「韓国車が『安くて性能が良い』という低価格イメージを脱し、品質競争力を確保しつつある」と評価した。しかし、日本車の平均輸出単価の2万2387ドル(約173万5000円)に比べると60%の水準にとどまっている。

全洙竜(チョン・スヨン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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