『 医療過誤で植物状態 5476万円支払い議会に提案 北海道・市立旭川病院 』
2011年09月08日17時16分
さてと、スカッと秋晴れのここ大阪ですが、いかがお過ごしでしょうか。
多くのコメント、ペタありがとうございました。
そしていまだにちょいちょい読者登録をしていただき、ありがとうございます。
正直減ってもおかしくないんだけどね、ファイアー。
失礼いたしました。
先日私が提案させていただきました「無差別大量殺人防止法案」は、大方の予想どおり反対票多数ということで廃案とさせていただきます。
正直どうすればよいのかいい案が浮かびませんが、何か思いつけば提案させていただきます。
また、墓穴を掘るかもしれませんが(笑)。
結局は社会環境と教育の問題なのでしょうかね。
今のところは、防衛策を講じるしかなさそうです。
残念ながら、また大阪で3か月の赤ちゃんの虐待死がありました。
病院の定期診断に連れて来なかったということですが、必要な健診に赤ちゃんを病院に連れて来ないお母さんもちょいちょいおられます。
当院ではめったにないですが、赤ちゃんを1か月健診に連れてこられないお母さんがおられます。
ただ単に忘れてたというのあれば別に問題ないのですが、こちらから連絡しても連絡が取れず、全く何の音沙汰もないという状態が続けば虐待の可能性を疑い、必ず保健所の方へ連絡をするようにしています。
またお母さんが精神的な病を抱えている可能性もあるので、いずれにせよ何かしら手を打つ必要があります。
大抵は保健所の方が家庭訪問をしてくださっており、その時の状況を報告してくださいます。
前にもブログで書いたように、外来診察で虐待を疑った場合はまず赤ちゃんの安全確保のために家に帰さないようにしていますが、外来診察に連れてこない場合も、分からないだけで多いと思います。
病院としては、何回か連絡を取って診察に来てもらうようにお話をします。
それでも来てくれない場合は、保健所へ連絡するという形になっています。
特に、1か月健診に来なくてそのまま音信不通というのは普通じゃないですからね。
ただ保健所の方もかなり人手不足のようで、家族から来るなと言われればそれ以上はなかなか難しいのが現実のようです。
これも何か法案を考えねばなりませんな、墓穴を掘らないように。
まあ、いいや。
では、本題へ。
『 医療過誤で植物状態 5476万円支払い議会に提案 北海道・市立旭川病院
旭川市立旭川病院(青木秀俊院長)で昨年2月、酸素を体内に送るチューブを誤って食道に入れたため男性患者が植物状態になったとして、同市は6日、患者側に損害賠償として5476万円を支払う議案を市議会に提案した。
同病院によると、手術後に麻酔から覚めた男性患者が呼吸不全に陥った際、医師がチューブを気管でなく誤って食道に挿入。約8分後、誤りに気付いて入れ直したが、患者の意識は戻らず、植物状態とされる遷延性意識障害となった。
同病院の西野泰史事務局長は同日の市議会で「心からおわびするとともに、今後十分注意する」と陳謝した。 』
明日は我が身と考えさせられる記事です。
詳細は不明ですが、一番の問題点は
< 約8分後、誤りに気付いて入れ直したが、
8分後に誤挿管(=食道挿管)に気付いたという点でしょうか。
ブログの「新生児蘇生」のところでも書いたように、日常的に新生児蘇生の際に挿管することがあります。
出来る限り目視できちんと声門を確認していれるようにしていますが、多量に血液が噴き出してきてキチンとした視野が確保しにくい場合があったり、また未熟児(早産児)で物理的に声門の確認が難しい場合もあったりします。
その場合、チューブが気管に入っておらず食道に入ってしまうこともあります。
多くのコメント、ペタありがとうございました。
そしていまだにちょいちょい読者登録をしていただき、ありがとうございます。
正直減ってもおかしくないんだけどね、ファイアー。
失礼いたしました。
先日私が提案させていただきました「無差別大量殺人防止法案」は、大方の予想どおり反対票多数ということで廃案とさせていただきます。
正直どうすればよいのかいい案が浮かびませんが、何か思いつけば提案させていただきます。
また、墓穴を掘るかもしれませんが(笑)。
結局は社会環境と教育の問題なのでしょうかね。
今のところは、防衛策を講じるしかなさそうです。
残念ながら、また大阪で3か月の赤ちゃんの虐待死がありました。
病院の定期診断に連れて来なかったということですが、必要な健診に赤ちゃんを病院に連れて来ないお母さんもちょいちょいおられます。
当院ではめったにないですが、赤ちゃんを1か月健診に連れてこられないお母さんがおられます。
ただ単に忘れてたというのあれば別に問題ないのですが、こちらから連絡しても連絡が取れず、全く何の音沙汰もないという状態が続けば虐待の可能性を疑い、必ず保健所の方へ連絡をするようにしています。
またお母さんが精神的な病を抱えている可能性もあるので、いずれにせよ何かしら手を打つ必要があります。
大抵は保健所の方が家庭訪問をしてくださっており、その時の状況を報告してくださいます。
前にもブログで書いたように、外来診察で虐待を疑った場合はまず赤ちゃんの安全確保のために家に帰さないようにしていますが、外来診察に連れてこない場合も、分からないだけで多いと思います。
病院としては、何回か連絡を取って診察に来てもらうようにお話をします。
それでも来てくれない場合は、保健所へ連絡するという形になっています。
特に、1か月健診に来なくてそのまま音信不通というのは普通じゃないですからね。
ただ保健所の方もかなり人手不足のようで、家族から来るなと言われればそれ以上はなかなか難しいのが現実のようです。
これも何か法案を考えねばなりませんな、墓穴を掘らないように。
まあ、いいや。
では、本題へ。
『 医療過誤で植物状態 5476万円支払い議会に提案 北海道・市立旭川病院
旭川市立旭川病院(青木秀俊院長)で昨年2月、酸素を体内に送るチューブを誤って食道に入れたため男性患者が植物状態になったとして、同市は6日、患者側に損害賠償として5476万円を支払う議案を市議会に提案した。
同病院によると、手術後に麻酔から覚めた男性患者が呼吸不全に陥った際、医師がチューブを気管でなく誤って食道に挿入。約8分後、誤りに気付いて入れ直したが、患者の意識は戻らず、植物状態とされる遷延性意識障害となった。
同病院の西野泰史事務局長は同日の市議会で「心からおわびするとともに、今後十分注意する」と陳謝した。 』
明日は我が身と考えさせられる記事です。
詳細は不明ですが、一番の問題点は
< 約8分後、誤りに気付いて入れ直したが、
8分後に誤挿管(=食道挿管)に気付いたという点でしょうか。
ブログの「新生児蘇生」のところでも書いたように、日常的に新生児蘇生の際に挿管することがあります。
出来る限り目視できちんと声門を確認していれるようにしていますが、多量に血液が噴き出してきてキチンとした視野が確保しにくい場合があったり、また未熟児(早産児)で物理的に声門の確認が難しい場合もあったりします。
その場合、チューブが気管に入っておらず食道に入ってしまうこともあります。
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