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6億円強奪“主犯格”男逮捕

9月8日 23時2分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

東京・立川市の警備会社の営業所で、現金およそ6億円が奪われた事件で、新たに元暴力団員の42歳の男が、強盗傷害などの疑いで逮捕されました。事件の直後、共犯とみられる男らと連絡を取り合っていたということで、警視庁は、犯行を計画した主犯格の一人とみて調べています。

逮捕されたのは、住所不定、職業不詳の元暴力団山口組の組員、小澤秀人容疑者(42)です。警視庁の調べによりますと、小澤容疑者は、ことし5月東京の警備会社「日月警備保障」の立川市の営業所で、現金およそ6億円が奪われた事件で、犯行に関わったとして、強盗傷害などの疑いが持たれています。すでに逮捕・起訴されている男らの供述などから、警視庁は、事件への関与が強まったとして、8日、東京・小金井市内にある小澤容疑者の関係する会社の事務所で、身柄を確保したということです。この事件での逮捕者は11人となりました。小澤容疑者は、この事件の共犯として逮捕・起訴されている藤澤千秋被告(41)らと他人名義の複数の携帯電話で連絡を取り合っていたことが確認されているということです。警視庁は、小澤容疑者が主犯格の一人として強盗を計画し、藤澤被告らに警備会社に関する情報を伝え、犯行を実行させた疑いがあるとみて調べる方針です。