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【芸能・社会】

ボクサーマツジュン 3月からジム通い 舞台「あゝ、荒野」製作発表

2011年9月8日 紙面から

 嵐の松本潤(28)主演、蜷川幸雄氏(75)演出の舞台「あゝ、荒野」の製作発表が7日、東京・六本木のグランドハイアット東京で行われた。

 1966年に寺山修司氏が初めて書いた長編小説の初舞台化。松本と小出恵介(27)演じる正反対のタイプの青年2人が、ボクシングを通じて奇妙な友情を結ぶストーリー。激しくパンチを打ち合うシーンもあり、松本は「ボクシングはやったことがなかったので、今年3月からジムに通っています。体を作るために必要な食事制限もやっています」と明かした。

 ライバル役の小出も負けじと「僕もボクシングを練習しています。風呂上がりに体にオイルを塗り、光に当てて『あ、ラインが出てきたな』と点検してます」と胸を張り、松本は「風呂上がりにオイル塗って、また風呂に入るの?」とびっくり。蜷川氏は「けいこ場まで2人とも走ってくりゃいい」と対決ムードをあおっていた。

 厳しい演出で知られる蜷川作品。松本は06年の「白夜の女騎士(ワルキューレ)」以来、5年ぶり2度目の出演となる。当時も共演した勝村政信(48)は「松本は『ここまで順風満帆にやってきましたが、初めての挫折です』と言ってました」と暴露。さらに「これが2回目の挫折になると思います」とたたみかけて笑いを誘った。

 10月29日−11月6日に埼玉・彩の国さいたま芸術劇場大ホール、11月13日−12月2日に東京・青山劇場で上演される。

 

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