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【神奈川】

「言葉足らずだった」「過度の対応は市民に不安」  横浜市長、議会で釈明

 放射性物質に汚染された疑いのある牛の肉が横浜市の市立小学校給食で提供された問題をめぐり、同市の林文子市長が本紙のインタビューで「過度の対応は、市民に不安を与える」などと発言したことについて、林市長は二日、市議会本会議の質疑で真意をただされ「言葉が足りなかった。市民の安心安全を第一でやってきたことを申し上げたかった」と釈明した。 (荒井六貴)

 井上さくら市議(ネット・無所属ク)が「市に省みる点がなく、心配する父母の不安の方が問題だと言わんばかりで、多くの市民が驚いている。本当に市長の言葉か」と質問した。

 これに対し、林市長は「風評被害を起こさないことと、市民の安全を守る両輪でやってきたつもりだ。記事で、そういった受け止められ方をしたとすれば、言葉が足りなかったと思う」と説明した。

 また、市がほかの八都県市とともに国に負担を求めていた放射線対策費について、林市長は「必要に応じ、(原発事故を起こした)東京電力に求めることを検討する」と表明。大岩真善和市議(みんな)の質問に答えた。

 市は今回の補正予算案で、放射線対策として全市立学校への測定器の整備、給食食材の測定など三事業一億二千八百万円を計上している。

 

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