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横浜市の小学校給食、基準値超放射性セシウム検出の牛肉を使用/神奈川

2011年8月24日

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 福島県浪江町の農家で出荷された肉牛から暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された問題で、横浜市は24日、基準値を超えた牛1頭の牛肉が市内の小学校給食に使用されていた、と発表した。健康に影響はないとしている。市内の給食で基準値を超えた牛肉の使用が明らかになったのは初めて。

 横浜市によると、5月13日に市内の食肉販売業者が、牛1頭の肉24・4キログラムに別の7頭の肉234・4キログラムを合わせた計258・8キログラムを給食の材料として納入した。肉は同日中に戸塚、栄、泉区内の16校で肉じゃがとして調理、提供された。16校の児童総数は8028人。

 24・4キログラムの牛からは今月24日までに、1キログラム当たり719ベクレルが検出された。肉を合わせた7頭のうち、1頭は基準値以下の221・6ベクレルが検出され、6頭は調査中という。

 給食1食に使用された肉は約30グラム。市保健所は「仮に提供された牛肉全てが719ベクレルの肉だったとしても健康には影響ない」としている。

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