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嘱託職員”着服”で処分

大山崎町は、教育委員会につとめる女性の嘱託職員が、府と町が助成金を出しているイベント企画団体の運営費およそ１９１万円を着服していたとして、この職員を停職６か月の懲戒処分にしたと発表しました。
処分を受けたのは大山崎町教育委員会生涯学習課の３１歳の女性嘱託職員です。
大山崎町によりますと、この職員は平成２０年２月からことし５月にかけて、府と町が助成金を出しているスポーツイベント企画団体「わくわくクラブおおやまざき」の運営費およそ１９１万円を着服していたということです。
団体の役員が、通帳から使いみちのわからない現金が引き出されていたことに気づき、詳しく調べたところ、経理担当として通帳を管理していたこの職員が金を引き出した上、私的に流用していたことを認めたということです。
引き出されていた金は全額返還されたということですが、大山崎町はこの職員を７日付けで停職６か月の懲戒処分にしました。
職員は６日、依願退職したということです。
大山崎町の江下傳明町長は「このような事態が判明し誠に遺憾だ。公務員として法令遵守と倫理意識の向上をさらに徹底して再発防止に努めたい」とコメントしています。

09月08日　14時58分

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