北海道の水源地の権利購入をめぐる詐欺事件で、大阪府警は8日、飲料水販売業を称する「大雪山」(東京都中央区)の関係者とみられる男23人を7日に詐欺容疑で逮捕したと発表した。
逮捕されたのは、会社役員粟田和弥(40)=大阪市福島区福島4丁目=と、無職木村一成(21)=同市西淀川区大和田2丁目=の両容疑者ら、21〜40歳の男。捜査2課によると、粟田容疑者ら13人は今年3〜4月、徳島市の80代の女性に対し、電話などで、北海道東神楽町の水源地の権利の購入を勧め、後に数倍で買い取るなどとうそをつき、現金約30万円を振り込ませて、だまし取った疑いが持たれている。
また、木村容疑者ら10人は6〜7月、滋賀県彦根市の70代の女性に対して、大雪山と関係しているとみられる東京都内の会社の社員券を高値で買い取るなどとうそをつき、現金計160万円を詐取した疑いがある。同課によると、被害額は少なくとも計数億円にのぼるとみられるという。