追い越しざまに女性の尻を触ったとして県警生活安全部は8日、県迷惑防止条例違反の疑いで松山西署地域課の巡査(20)を松山区検に書類送検した。県警は同巡査を減給10分の1、3カ月の懲戒処分にした。同巡査は8日付で依願退職した。
県警監察官室によると書類送検容疑は、7月18日午前0時40分ごろ、松山市の市道で、徒歩で帰宅中の女性(18)をオートバイで追い越しざまに尻を触った疑い。
巡査は「女性に申し訳ない気持ちでいっぱい」と話しているという。
監察官室は「警察への信頼を揺るがしかねない悪質な行為で遺憾。職員に対する職務倫理教養をはじめ、身上把握を徹底し信頼回復に努めたい」とのコメントを出した。