Yahoo!ニュース
ログイン
IDでもっと便利に[ 新規取得 ]



ここから本文です

屁理屈というしかない韓流批判へのフジの見解

日刊ゲンダイ 9月8日(木)10時0分配信

 言うに事を欠いてとはこのことだろう。
 韓流偏重で抗議デモをやられたフジテレビがたまりかねたか、9月2日に公式サイトで見解を発表した。
 韓流批判に直結するのは4項目のうちの3項目。「韓国ドラマが多いのでは」という編成に関する批判には「総合的かつ客観的に判断」しているとし、フィギュアスケートの表彰式で「日本の国旗掲揚、国歌斉唱シーンの放送が意図的にカットされている」という指摘に対しては「放送時間および番組構成上の理由」と説明した。
 いずれも言い逃れだろうし、百歩譲って「ものは言いよう」という言い方もできるが、最後の「FIFA主催サッカー中継における表記」に関してはお笑いだ。フジはFIFA公式HPの表記にのっとって、ホーム&アウェイの関係から開催国(ホーム)を前に対戦国(アウェイ)を後に表記して昨年、韓国で行われた「日韓戦」を「韓日戦」と表記したという。だが、どこが主催かどっちがホームかに関係なく自国が前に来るのが当然で世界中の常識だ。日本がアウェイなら「アウェイの日韓戦」と言えば済む話だ。
「FIFAを理由に『韓日戦』を正当化しているのが韓流ベッタリの表れだし、FIFAを理由にすること自体が屁理屈です」(スポーツライターの織田淳太郎氏)
 取り繕おうとして墓穴を掘っている。

(日刊ゲンダイ2011年9月5日掲載)

最終更新:9月8日(木)10時0分

日刊ゲンダイ

 

この話題に関するブログ 2件

主なニュースサイトで フィギュアスケート の記事を読む

ブログパーツ

エンターテインメントトピックス