2011年 9月 6日 台風１２号農業被害広がる △▼ 台風１２号の被害の状況が次第に明らかになってきました。岡山県は農業や畜産業などへの被害額が約２億５８００万円に上ると発表しました。玉野市では大豆畑約２１ヘクタールが冠水しました。大きな被害に農家も肩を落とします。１２月上旬に収穫を迎える大豆。花が咲く今の季節は大豆にとって最も大切な時期ですが、長時間にわたる冠水により花の多くは枯れてしまいました。岡山県の６日午後３時のまとめでは大豆やイネへの被害約７６０万円をはじめあぜや農道の崩壊、ため池の決壊など農業や畜産業などへの被害があわせて２億５８００万円に上っていますが被害はそれだけに留まりそうもありません。県内屈指の金時ニンジンの産地倉敷市船穂町では浸水で土が流され、金時ニンジンがむき出しの状態に。約４０戸の生産農家のうち特に河川敷で栽培している約２０戸の農家の畑は壊滅状態です。一方、ソバどころ真庭市蒜山上徳山では来月から収穫が始まるソバの茎が折れるなど生育への影響を心配する声も聞かれます。県では林業への被害も調べていて被害の全体像が分かるにはもう少し時間がかかりそうです。 スクールバス急ブレーキで２０人ケガ ▲▼ ６日岡山県美咲町で、車との衝突を避けようとしたスクールバスが急ブレーキをかけ、小学生など２０人が軽いケガをしました。午前８時前岡山県美咲町の交差点でスクールバスが右折して県道に出ようとしたところ、右から走ってきた軽乗用車を避けようと急ブレーキをかけました。バスには小学生と保育園児合わせて５３人が乗っていましたが車内の座席で顔を打つなど２０人が軽いケガをしました。現場は信号機のない交差点で、警察によりますと一旦停止をしていたバスが発進しようとして急ブレーキをかけたということです。警察では自動車運転過失傷害の疑いでバスを運転していた団体職員の６３歳の男性から事情を聞くなど事故当時の状況を詳しく調べています。 高松市役所で放火未遂容疑の女逮捕 ▲▼ ６日昼すぎ高松市役所にガソリンを持ち込み火をつけようとしたとして６５歳の無職の女が放火未遂の疑いで現行犯逮捕されました。現住建造物等放火未遂の疑いで逮捕されたのは高松市寺井町の無職池田久代容疑者（６５）です。警察によりますと池田容疑者は６日午後０時２０分頃高松市役所の２階にある高松福祉事務所でポリタンクに入ったガソリンを被り、手にしたライターで火をつけようとした疑いです。池田容疑者はその場で職員に取り押さえられ、現行犯逮捕されました。警察の取り調べに対し池田容疑者は「放火するつもりはなかった」と容疑を否認しているということです。池田容疑者は生活保護を受けていて警察では生活保護費の減額に腹を立てての犯行と見て調べています。 ファイブアローズ　シーズン前合宿 ▲▽ プロバスケットボールの高松ファイブアローズは来月開幕するリーグ戦を前に６日から三豊市で合宿をスタートさせました。今回の合宿は日本人選手と今シーズンから加入した外国人選手が初めて合流し、新生ファイブアローズとしてスタートを切るものです。合宿には栗原祐太キャプテンをはじめ日本人選手や練習生８人、それに外国人選手３人が参加し、ゴール前でのパス回しやリバウンドから攻撃に移る練習などを繰り返しながら、連携を確認していました。チームには残る外国人選手１人もまもなく合流する予定で、来月１５日、大阪で行われる開幕戦に備えることにしています。