ここから本文エリア 現在位置:asahi.com> マイタウン> 北海道> 記事 夕張・ユーパロの湯 再公募へ2011年09月08日 ■温泉以外の事業でも 経営悪化で昨年12月から営業を休止している夕張市の日帰り温泉施設「ゆうばりユーパロの湯」について、市は7日、事業の対象を広げて再公募する方針を明らかにした。今年2月の公募では事業の対象を温泉施設の経営に限っていたが、市の基準を満たした業者がなかった。 同日開かれた市議会行政常任委員会で、市当局が明らかにした。再公募では事業の目的を温泉施設の経営に限らないため、日帰り温泉以外の施設として再開される可能性も出てきた。 市が所有するユーパロの湯は2008年12月、菱和興産(札幌市)が指定管理者となり、施設を管理・運営してきた。ところが不採算を理由に昨年12月、一方的に市に指定管理を返上。施設は営業を休止した。 市によると、日帰り温泉施設として再開する費用は約9500万円。2月の公募には2企業1団体の応募があったが、今後10年間の事業見通しなどについて、市はいずれも基準を満たさないと判断した。 今後は指定管理にこだわらず、施設の譲渡や貸与も検討する。再公募の期間は10月上旬から11月中旬までで、選定委員会を経て11月下旬には新たな事業者を決めたい考えだ。
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