【パリ時事】スペインのアストゥリアス皇太子財団は7日、人類の発展への貢献をたたえる2011年のアストゥリアス皇太子賞の平和部門に、東日本大震災に伴う福島第1原発事故後の対応に従事した作業員ら「フクシマの英雄たち」が選ばれたと発表した。スペインのオビエドで10月21日、授賞式が催される。賞金は5万ユーロ(約540万円)。
審査委員会は事故対応への従事者として、東京電力作業員のほか、東京など国内各地から派遣された消防隊員、自衛隊員を挙げ、「彼らの勇気と模範的行動は、国際社会で英雄と呼ばれるにふさわしい」と称賛。さらに「これらの人々の行動は、使命感、逆境に際しての自己犠牲、寛容、勇気といった日本社会に深く根付いた価値を体現したものだ」とたたえた。