福島第一原発の汚染水処理システムは、運転を始めて以来、初めて稼働率が90%を超えました。

 汚染水処理システムは、フランス・アレバ社とアメリカ・キュリオン社の装置を組み合わせたラインと東芝の「サリー」のラインがあり、トラブルを30件以上繰り返しながらも運転を継続してきました。6日までの1週間の稼働率は、2つのラインともに初めて90%を超えました。タービン建屋にたまった汚染水も、順調にいけば来週後半に目標の水位まで下がる見通しです。東京電力は、水位が下がれば冷温停止に向けて原子炉を冷ます水の量を増やす考えです。

撮影、映像提供:東京電力

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