【NQNニューヨーク=川内資子】3連休明け6日のニューヨーク金先物相場は小反落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で取引の中心である12月物は2日終値比3.6ドル安の1トロイオンス1873.3ドルで終えた。外国為替市場でドルが対主要通貨で上昇し、ドルの代替資産である金には売りが優勢となった。
欧州の債務問題が深刻化するとの懸念から、投資家が運用リスクを避ける動きを加速した。実物資産の裏付けがある金の買いが先行し、6日未明の時間外取引で12月物は一時1923.7ドルまで上昇。8月23日以来、中心限月としての過去最高値を更新した。
ただ、ドルが対ユーロなどで買い優勢となると、金は売りに押される展開となった。
銀とプラチナも反落した。
COMEX、ニューヨーク、ドル高、反落
日経平均(円) | 8,763.41 | +172.84 | 7日 大引 |
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NYダウ(ドル) | 11,398.93 | +259.63 | 7日 15:01 |
英FTSE100 | 5,318.59 | +161.75 | 7日 16:35 |
ドル/円 | 77.30 - .32 | +0.07円安 | 8日 3:56 |
ユーロ/円 | 108.95 - .98 | +0.19円安 | 8日 3:56 |
長期金利(%) | 1.005 | +0.025 | 7日 15:31 |
NY原油(ドル) | 86.02 | -0.43 | 6日 終値 |
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